東北プロリーグ レポート/第21期東北プロリーグ 第5節レポート
2013年09月18日
Aリーグレポート:青木武
東北リーグ戦も今回が5節で折り返しになる。
後半戦に向けて1節1節が大事になってくる。
1卓(粕谷、吉田、遠藤、工藤、東)
1回戦から打撃戦となる。遠藤が高い手を連発。東がハイテイで四暗刻をツモ。
吉田は箱下になった。抜け番の粕谷はラッキーと思っていたかも知れない。
2回戦から入った粕谷は1着・1着・3着・3着と+39.3Pとポイントを伸ばした。
しかし、もっとポイントを伸ばしたのは遠藤だった。
1回戦も四暗刻が出たにもかかわらず、2万点近くの2着。そのあとも3着・1着・1着と+67.6P。
トータル1位をガッチリキープした。
2卓(皆川、泉、杜、佐藤)
トータル2位の佐藤・3位の皆川・4位の泉・11位の杜の対局。
杜は、これまで不調だが意地を見せ、1回戦は杜の1人浮き1着。
2回戦、佐藤がリーチ ダブ東 ドラ3の18,000を皆川からアガリトップ。
3回戦は泉のトップでこの時点で皆川の1人沈み。
4回戦は皆川の意地のトップ。杜は痛恨の4着で▲2.9Pに終わった。
全員がトップを1回ずつとったが、皆川は▲37.3Pでトータル5位に後退した。
3卓(青木、高橋、渡部、今)
現時点でマイナスの4人だが、残りを考えるとこれ以上のマイナスは厳しくなる。
1回戦 青木が渡部にダブ東 ホンイツを放銃。お返しとばかりに青木が親の時にメンホン 中 を渡部からアガリ返す。結果 渡部の1人沈みで1回戦は終わった。
2回戦 小場を青木が制し連続トップ。3回戦 渡部が大きなトップで巻き返す。
4回戦 起家の青木がピンフ ツモ 三色 の2,600オール。次局 高橋から7,700は8,000をアガるなどで、高橋は途中4,000点くらいしかなくなる。
南場 高橋の親番でリーチ ドラ3を出アガリ、連荘を重ねプラスの2着で終わった。高橋の粘りが見られた半荘だった。青木は+63.6Pで今節初めてのプラス。
次節からの後半戦は更に厳しい対局になるだろう。
Aリーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 遠藤昭太 | 94.6 | 73.8 | ▲ 24.3 | ▲ 23.6 | 67.6 | 188.1 | 1 | |||||
2 | 佐藤大介 | ▲ 5.8 | 17.1 | 57.6 | 47.3 | 14.8 | 131.0 | 2 | |||||
3 | 泉亮多 | ▲ 4.6 | 9.9 | 40.5 | 4.1 | 25.4 | 75.3 | 3 | |||||
4 | 粕谷勇吉 | ▲ 11.2 | 18.4 | ▲ 27.7 | 44.5 | 39.3 | 63.3 | 4 | |||||
5 | 皆川直毅 | 42.8 | ▲ 34.2 | 69.4 | ▲ 1.2 | ▲ 37.3 | 39.5 | 5 | |||||
6 | 工藤宏紀 | 1.8 | 1.7 | 8.4 | 25.3 | ▲ 33.8 | 3.4 | 6 | |||||
7 | 渡部稔 | 55.1 | 25.6 | ▲ 37.9 | ▲ 56.1 | ▲ 1.4 | ▲ 14.7 | 7 | |||||
8 | 青木武 | ▲ 31.5 | ▲ 6.5 | ▲ 30.3 | ▲ 16.7 | 63.6 | ▲ 21.4 | 8 | |||||
9 | 東幸一郎 | 12.7 | 19.6 | ▲ 100.0 | 19.4 | 5.8 | ▲ 42.5 | 9 | |||||
10 | 今貴聡 | ▲ 20.4 | 12.6 | ▲ 43.9 | 34.9 | ▲ 29.6 | ▲ 46.4 | 10 | |||||
11 | 平田孝章 | 9.1 | ▲ 35.7 | 21.7 | ▲ 23.6 | ▲ 50.0 | ▲ 78.5 | 11 | |||||
12 | 杜麻沙也 | ▲ 57.5 | ▲ 14.6 | 1.6 | ▲ 13.5 | ▲ 2.9 | ▲ 86.9 | 12 | |||||
13 | 高橋清隆 | ▲ 58.6 | ▲ 20.9 | ▲ 0.4 | ▲ 50.8 | ▲ 32.6 | ▲ 163.3 | 13 | |||||
14 | 吉田勝弥 | 0.6 | ▲ 63.7 | ▲ 36.7 | 5.0 | ▲ 78.9 | ▲ 173.7 | 14 |
Bリーグレポート:遠藤昭太
前半戦の終わりとなる第5節、今まで調子の悪い者もここらで巻き返しておきたいところ。
1卓(佐々木、早坂、斎藤、佐藤)
今回はこれまでマイナスが続いていた早坂、佐々木が好調。
早坂は初回トップを飾ると、続けて1着、3着、1着。佐々木も4連続浮き2着で初のプラス成績を収め、これまでの鬱憤を晴らした。
2卓(新田、安ヶ平、三井、大里)
1回戦目、安ヶ平が調子を上げトップになると、2回戦目はプロクイーンでベスト8までいき惜しくも敗れた大里が1位。3回戦目には、ここまで2ラスだった三井が+27.4Pの1人浮きで巻き返した。4回戦は安ヶ平が再びトップで1・2・2・1と文句なしの結果を収めた。
上位陣の三井、新田と同卓した安ヶ平が2人を押さえ込み、首位の三井に2.1P差と急接近。トップの点数が100を切り、現在マイナスの者でもチャンスが出てきた。
5節を終え、後半戦になると自分の立ち位置を意識した立ち回りが要求される。
リーグ戦初体験の新人面々は肝に銘じて頑張って欲しい。
Bリーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 三井光一 | ▲ 13.8 | 36.9 | ▲ 4.5 | 89.3 | ▲ 21.1 | 86.8 | 1 | |||||
2 | 安ヶ平浩希 | ▲ 14.5 | 24.3 | 10.0 | 10.6 | 54.3 | 84.7 | 2 | |||||
3 | 新田大輔 | 37.2 | 0.2 | 65.8 | ▲ 19.5 | ▲ 39.8 | 43.9 | 3 | |||||
4 | 佐藤晃大 | 3.3 | 18.0 | 2.5 | 18.9 | ▲ 63.7 | ▲ 21.0 | 4 | |||||
5 | 早坂和人 | ▲ 17.6 | ▲ 22.7 | ▲ 6.2 | ▲ 7.0 | 32.5 | ▲ 21.0 | 5 | |||||
6 | 大里奈美 | 18.1 | ▲ 60.9 | 61.5 | ▲ 51.3 | ▲ 3.4 | ▲ 36.0 | 6 | |||||
7 | 斎藤智大 | ▲ 7.9 | ▲ 1.8 | ▲ 74.0 | 15.9 | ▲ 33.9 | ▲ 101.7 | 7 | |||||
8 | 佐々木啓文 | ▲ 15.0 | ▲ 49.0 | ▲ 57.1 | ▲ 56.9 | 45.1 | ▲ 132.9 | 8 |
カテゴリ:東北プロリーグ レポート