女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花Aリーグ第6節D卓レポート

第6節D卓に出場した選手は

 

 

山脇千文美・二階堂亜樹・桜川姫子・廣岡璃奈の4名。

 

 

決定戦進出ボーダーにいる山脇・亜樹と、残留ボーダーの桜川・廣岡という戦場が2つに分かれた構図での勝負となりました。

トータル3位からのスタートとなった山脇は1回戦こそ沈みの3着になるも、そこから一気に手数を増やし

 

 

2回戦では7回のアガリで大きなトップを奪取。

 

 

3、4回戦でもアガリこそが最大の防御と効果的にアガリ続け

 

 

タイミングよく来たドラ3の手もアガリに結びつけて卓内トップ。
亜樹との上位対決を制してトータル1位に浮上しました。

すぐ後ろに入れ替え戦と降級ゾーンが見えていた12位スタートの廣岡は

 

 

2軒リーチと手がぶつかった局で勝ち続けて1回戦でトップを取ると

 

 

2回戦以降も要所でアガリをものにして、山脇の猛攻を耐えて4戦オールプラスでトータル10位に浮上。
まだ安心は出来ませんが、Aリーグ残留が見えた大きな1節となりました。

6度目の決定戦進出のためにポイントを伸ばしたかった亜樹は、勝負所で競り負ける局面が多く、トータルは6位まで後退。

 

 

最後に一矢報いるも、終始厳しい1節になった桜川は直近2節のプラスを溶かしてしまい、14位と再び危険なゾーンに足を踏み入れました。

 

 

<第6節D卓最終結果>
山脇+58.2P 廣岡+35.9P 亜樹▲37.5P 桜川▲56.6P

(文:越野智紀)