プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 B1リーグSelect 後期第3節レポート

【第39期鳳凰戦 B1リーグSelect 後期第3節 滝沢が+106.0で首位浮上】

 
本日の対局者は
6位 滝沢和典
14位 安村浩司
15位 菊田政俊
16位 福島佑一
 

 

1回戦南3局。
福島がツモリ三暗刻、五万五筒待ちリーチ。
安村がメンゼンホンイツ四万九万待ちでドラ切り。
菊田がそのドラをポンで1シャンテン。

 

 

一気に場が沸騰するが、親番の滝沢は冷静にヤミテンとし、2,900(+1,000)のアガリ。

1本場にはドラの七索暗刻で親満ツモを決める。

 

 

2本場ではトップ目菊田が南からポンしてトイトイ七索八索待ち。
しかし滝沢がドラ暗刻のカン六万待ちリーチを打ち、12,600の直撃。

滝沢は4戦3勝、+106.0Pを叩いてトータル首位に。

 

 

滝沢旋風が吹き荒れる中、堅実にプラスを取ったのは安村。
1回戦はオーラス親番で2回のアガリを決めてラス抜けに成功すると

 

 

4回戦は南発ホンイツの満貫。

 

 

+7.9Pで順位を2つ上げ、トータル12位。まだ降級2番手のポジションだが、浮きで乗り切れたのは大きい。

 

 

菊田は1回戦東1局に満貫をツモると

 

 

南2局の親番では高めの四索ツモで6,000オール。

しかし前述の滝沢への2,900(+1,000)放銃から下降線を辿ってしまい、大苦戦。

 

 

3回戦も3着目となっていたが、メンホン七対子西単騎の倍満をアガって逆転トップ。

▲22.0Pでトータル14位。1回戦序盤の好感触からすると、悔しい節となってしまった。

 

 

福島は1日を通して厳しい展開。2回戦は南3局、オーラスと連続でアガって浮き2着を取るが

 

 

3回戦南3局4本場には2枚切れの二万が入ったが故にドラの西を勝負。

 

 

これが菊田のメンホン七対子、倍満に放銃となってしまう。

福島は▲91.9Pで16位。残り2節で大逆転を狙いたい。

 

 

B1リーグSelect後期第4節は
2022/12/3(土) 13:00

福光聖雄
蛯原朗
前原雄大
滝沢和典

解説 猿川真寿
実況 早川林香

 

 

(文・吾妻さおり)