王位戦 レポート

第47期王位戦準決勝レポート

【第47期 王位戦準決勝 蒼山秀佑 小野塚永遠 佐月麻理子 石井良樹が決勝進出】

王位戦準決勝は、現王位渡辺史哉と予選を勝ち上がった15名によって行われた。

 

【準決勝システム】

①連盟公式ルールで総当たり5回戦を行い、上位8名が6回戦に進出
②6回戦A卓は2・3・6・7位
③6回戦B卓は1・4・5・8位
④上位4名が決勝進出

1〜5回戦は4卓同時開催。毎回A卓を生放送する。

 

【1回戦】

 

石井良樹
白鳥翔
奈良圭純
蒼山秀佑

解説 阿久津翔太
実況 松田彩花

昨年準優勝の蒼山が一通確定のカン二万ツモでリードすると

 

 

ドラ暗刻のリーチを石井からロンでさらに加点。

1回戦は蒼山、白鳥、石井、奈良の並びで終了。

 

【2回戦】

 

佐月麻理子(協会)
山地義昌(一般)
内川幸太郎
白鳥翔

2回戦はリーチツモドラドラ、親番佐月の4,000オールでスタート。

 

 

一般の山地さんも2回高打点を決めるが、佐月が1人浮きトップ。

 

 

2回戦は佐月、白鳥、山地、内川の並びで終了。

 

【3回戦】

 

清原継光
佐月麻理子(協会)
森下剛任
奈良圭純

開局に奈良が国士無双北待ちテンパイを入れるが

 

 

形式テンパイを取った清原がハイテイドラドラ、2,000オールのアガリ。

勝負手をアガれなかった奈良だが、東4局の親番でトイトイ三暗刻の4,100オールを決め

 

 

南場には白南ホンイツのアガリ。

3回戦は奈良、佐月、森下、清原の並びで終了。

 

【4回戦】

 

内川幸太郎
小野塚永遠
奈良圭純
藤島健二郎

東4局2本場、供託4,000点の状況で小野塚がハイテイで満貫ツモ。

 

 

4回戦は小野塚、奈良、内川、藤島の並びで終了。

 

【5回戦】

 

森下剛任
白鳥翔
渡辺史哉
小野塚永遠

解説 柴田吉和
実況 吉井優

南3局。現王位の渡辺が三色確定のカン八索待ち。

白鳥も4フーロでドラ単騎に漕ぎつける。

 

 

しかしドラをツモったのは小野塚。満貫のアガリで大トップ。

5回戦は小野塚、白鳥、森下、渡辺の並びで終了。

 

 

5回戦終了時、上位8名がポイント持ち越しで6回戦進出。6回戦はA卓B卓ともに放送卓となり、上位4名が決勝進出。

 

【6回戦(プレイオフ)A卓】

 

②佐月麻理子+56.5P
③小野塚永遠+52.5P
⑥清原継光+27.8P
⑦石立岳大+12.4P

A卓は佐月が7,700のアガリ。小野塚が2,600オールとポイント上位者が先行。

 

 

清原が南3局の親番で2,100オールのアガリを決めるが、A卓3位でB卓の結果待ちとなった。

 

 

【6回戦(プレイオフ)B卓】

 

①蒼山秀佑+66.3P
⑤石井良樹+35.4P
⑥奈良圭純+35.2P
⑦福田大志+5.9P

東4局1本場。福田が中白ホンイツを石井から直撃。

 

 

蒼山はほぼ確定。奈良、福田、石井の三つ巴でオーラスへ。
条件はこの卓で2位に、かつ清原の+44.4Pを超えなければならない。

 

 

3本場に、奈良が高め345の二索五索待ちリーチ。
しかし唯一ロン出来ない石井から五索が打たれてしまい、石井のアガリで連荘。

4本場に石井が5,800は7,000を福田からアガって条件達成。

 

 

以上で全対局が終了。

第47期王位戦決勝は
2022/11/27(日) 13:00

蒼山秀佑
小野塚永遠
佐月麻理子(協会)
石井良樹

解説 佐々木寿人・魚谷侑未
実況 吉井優

 

 

(文・吾妻さおり)