プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第39期 A2リーグ 第10節C卓レポート

5位の内川と6位の白鳥はお互いより上のポイントでダンプの+87.0Pを越え、昇級を賭けた直接勝負が出来る最終節D卓に入ることが最大の目標。
13位の高橋は井出の▲53.4Pを越え、石渡にかわされても11位で最終節B卓に入れるポジションが狙い。
16位の客野は明石の▲100.7Pと同卓の高橋を越えて13位まで浮上して、少しでも残留率を上げたい状況でした。

 

 

 

上位2人の対決は2回戦から火がついた手順マエストロこと内川がツモ・タンヤオ・七対子・ドラ2の6,000オールで一気に抜け出すと

 

 

次局にリーチ・ドラ3の12,300でダメ押し。

2回戦を終えた段階でダンプの+87.0Pを大きく超えて+115.1Pまでポイントを伸ばし、猿川・瀬戸熊・和久津のトップ3に迫る勢いを見せましたが

 

 

3回戦で微差の競り合いに敗れて痛恨の1人沈みの4着で雲行きが怪しくなると、

 

 

ここまで苦しんでいた客野の一撃を喰らい、4つ目の席から転落。

 

 

その後は本日の目標を大きくクリアしていた高橋が捌いて終局しました。

一時は昇級ゾーンも見えてきた内川でしたが、最終節C卓が濃厚な5位に。
白鳥は最低限の目標であるC卓を確保。
高橋は残留に大きく近づく1人浮きを決め、客野はかなり厳しい状況に追い込まれ最終節へと向かうことになりました。

 

 

<第10節C卓最終結果>
高橋+62.1P 内川▲9.0P 白鳥▲9.8P 客野▲43.3P

(文:越野智紀)