四国プロリーグ レポート

第1期四国プロリーグ 第3節レポート

9月から始まった四国プロリーグ。今期の参加は28名(四国支部26名、東京本部1名、関西本部1名)。
レギュレーションは、1リーグ制5節20半荘。
1~4節までは高知(会場/まぁじゃんグリーン)愛媛(会場/KIT JAO)の2会場で行われ、最終第5節は愛媛にて行われます。
上位4名が決勝に進出します。
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現在首位、第1節スタートダッシュに成功した枦山(はぜやま)凌は現役大学生。高知で麻雀荘を経営する中岡博一、関西Aリーガー長尾浩平、ベテラン松本京也も、ここまできっちりと地力を見せつけています。

 

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第2節までトータルトップの枦山
 

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第3節の見どころ

愛媛1卓/中岡は松山での試合。関西プロリーグで戦っている長尾・根越英斗との対戦になります。手数も手役も多い関西の麻雀にどう対応していくか楽しみ
高知1卓/今年プロ連盟に復帰した福島清子。前節は+33.2Pで借金をほぼ返済。高知勢の中ではいちばん公式ルールの経験があり、感覚が戻れば間違いなく本命。ここは決勝進出に向けて勝負の節となりそうです

高知3卓/枦山は初顔合わせとなる愛媛の本田翔大・西山航瑠相手に自分の麻雀が打てるか注目
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第3節 結果
注目卓以外から上位にきたのが、濱田将司。101.0ポイントを叩いて一気に首位浮上。ここまでもマイナス節がなく、雀風は冷静に損得の計算ができるタイプ。60,000点近いトップ2回・浮きの2着2回と、ベテランのいない卓できっちり稼いできました。

 

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第3節トップの濱田
 

注目の長尾・松本は今節も+20前後。しっかりリーグ戦の戦いをしている印象。枦山は▲42.8Pでしたが、まだトータルは+99.7Pの4位をキープしています。中岡も関西リーガーと互角に戦って▲8.1Pのトータル5位という結果になりました。
その他、高橋亮輔が+51.0Pの6位(1ランクup)、四国支部唯一の徳島県在住、平川一樹が+45.9Pの7位(3ランクup)、福島も+52.4Pの9位(7ランクup)と、このあたりは残り2節で上を狙える位置につけてきました。
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みんな四国支部1期生、同じスタートラインから始まった四国プロリーグも残り2節。立場によって、どう戦うか、またどう今後に繋げていくのか、各々が考えながら試合に臨んでくるものと思います。

まだできたばかりの支部で、モチベーションも向いている方向もバラバラではありますが、こういったことを各自が経験して麻雀を、そして麻雀のプロであることを自問しながら、だんだん形がはっきりしていくのだろうと思います。麻雀ファンの皆さま、関係者の方々には何とぞ暖かい目で、四国支部と四国の麻雀の発展を楽しみに見守っていただければ嬉しく思います。
また、四国プロアマリーグ帝四戦が11月スタートの第3期からスポット参戦OKになりました。今期のレギュレーションとして、別日も組めますし、帝徳戦・帝香戦・帝愛戦・帝高戦(各5節計20節)のどこでも5節参加で帝四戦ファイナルの権利が与えられます。まだまだ全国の競技麻雀ファンの方々のご参加お待ちしております。学生の方は費用もかなり参加しやすくなっています。四国は美味しいものもたくさんありますよ~

 

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第3期帝四戦日程
 

四国支部では、プロリーグの前日にアマチュアの方とプロ混合の勉強会(K かっこよく M 麻雀を打つための B 勉強会)も行っています。次回は1/7松山のKIT JAOにて。ぜひこちらもご検討下さい!

 

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KMB
 

(文:山宮雅之)