第13期麻雀グランプリMAX一次予選A卓レポート
2023年03月04日
一次予選A卓に出場した選手は
森山茂和(九段シード)
渡辺英梧(第10期JPML WRCリーグ優勝)
木本大介(第35期新人王)
勝又健志(グランプリポイント17位)
以上の4名。
1回戦は二度の三色を決めた勝又。
2回戦はホンイツのテンパイを取らずにチンイツをアガった森山。
3回戦はリードする森山を仕掛けで捕まえた渡辺。
主役が次々と入れ替わる展開で接戦のまま試合は進んでいき
ラス前に森山が二番手に浮上するアガリを決め、迎えた最終戦南4局。
このままのポイントで終われば
渡辺+11.4P
森山+4.5P
勝又▲7.5P
木本▲8.4P
で、渡辺・森山の勝ち上がりとなるところ
7,700以上を必要としていた勝又が第一打に切られた自風の北をポン。
勝又の上家に座った渡辺は、トータル1位ながら勝又のツモアガリを歓迎出来ない状況で、早々にソーズと字牌を絞って撤退。
森山のアガリに期待します。
トータル2位の森山にドラ暗刻のカンテンパイが入り、ここには満貫まで打てる渡辺でしたが
は手に無く、数巡の猶予を与えられた勝又に
ラス牌のドラがやってきました。
この勝又の2,000・3,900のアガリで1人沈みとなった渡辺は、順位点が▲4.0Pから▲12.0Pになり、トータルが+1.4P。
森山の順位点は+4.0Pから+3.0Pになり、トータル+1.5P。
僅か0.1P差で森山が2位通過となり、最終戦南4局開始時にトータル1位にいた渡辺がまさかの敗退となりました。
<最終結果>
勝又+9.4P 森山+1.5P 渡辺+1.4P 木本▲12.3P
(文:越野智紀)
カテゴリ:グランプリ レポート