第5期若獅子戦ベスト16Cレポート
2023年04月04日
【第5期若獅子戦 ベスト16C卓は上田稜・山本祐輔が勝ち上がり】
ベスト16C卓 対局者
山本祐輔(やまもとゆうすけ)
林雅人(はやしまさと)
堂垂正裕(どだれまさひろ)
上田稜(うえだりょう)
【1回戦】
最初のアガリは堂垂。ロンしたが裏ドラとなって3,900。
東2局には上田がドラ単騎の七対子でリーチを打ち、跳満ツモ。
このリードを活かした上田が1回戦トップ。
林が南1局の親番に暗刻のリーチ。裏ドラを1枚乗せて7,700のアガリで2着を取る。
【2回戦】
二度の流局を経て東3局は堂垂が300・500は500・700(+3,000)で供託を回収。南場まで1人浮きを保っていたが
上田がツモり三暗刻のリーチを打ち、満貫ツモで堂垂を逆転すると
南3局には山本から親満をアガリ
オーラスにはメンゼンホンイツのツモアガリを決めて2連勝。早くも当確ポジションまで駆け上がった。
【3回戦】
上田以外は誰しもトップが欲しい3回戦だが、アガるのはまたしても上田。
高め純チャンのツモでダメ押しの6,000オール。
東4局も上田が早々にリャンメン待ちのテンパイを入れていたが、粘って七対子ドラドラで追いついた親番の林がハイテイツモで6,000オール。
南1局に満貫ツモ、南3局1本場に8,300のアガリで上田に迫るも
オーラスは上田が役ありヤミテンで林の親番を蹴って3連勝。
【最終 4回戦】
現状2番手の林は起家スタート。のピンフで先制リーチ。
林と118.1P差をこの半荘で捲らなければならない山本が高め567の3メンチャンで追っかけリーチを打ち
ロン、一発が付いて跳満の直撃を決める。
怒涛のアガリで早くもマイナスを半分にした親番の山本は、2本場でもカンの先制リーチ。
何とか連荘を止めたい林は3メンチャンで追っかけリーチを打つが
ここも山本に軍配。親満のツモアガリとなる。
山本は南3局にドラ単騎の3,900は4,200(+1,000)をアガって、とうとう林を逆転。
最終戦オーラス
林はツモ400・700
山本から1,000
上田 堂垂から1,600
堂垂はダブル役満条件。
しかしオーラスも山本が700・1,300をアガって決着し、大逆転を達成。
以上の結果により上田稜・山本祐輔の2名が第5期若獅子戦ベスト8進出となった。
(文・吾妻さおり)
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