第13期麻雀グランプリMAX 決勝最終日レポート
2023年04月11日
【第13期麻雀グランプリMAX 現鳳凰位のHIRO柴田が2冠達成!】
第13期麻雀グランプリMAX
決勝対局者は
HIRO柴田
二階堂瑠美
吉田直
白鳥翔
解説 佐々木寿人・三浦智博
実況 部谷幸則
【5回戦】
白鳥が変則3メンチャンの先制リーチ。
トータル首位のH柴田もカンテンパイ、撤退を拒絶するかのような追っかけリーチを打つが
ここは待ちの多い白鳥に軍配。H柴田からの7,700(+1,000)の直撃に成功する。
南3局には親番の吉田がリーチを打ち、瑠美から高めのロンで12,000。
上下のポイント差が詰まる展開となり、追う側はこのままの着順で終わらせたかったが
オーラスはH柴田がアガってラス回避。
【6回戦】
H柴田がドラ雀頭、高め567のリーチを打ち、安めのでも嬉しい4,000オールのツモアガリ。
波に乗りかけるH柴田の親番を瑠美が満貫を被せて終わらせるが
東3局にH柴田が6巡目リーチ。今度は高めのツモで跳満に仕上げてトップを取った。
【7回戦】
起家の吉田がドラ雀頭のピンフテンパイ。リーチしたい衝動を抑えて、H柴田から5,800の直撃を決める。
吉田が連荘して2本場も確定三色の親満テンパイを入れるが
H柴田がヤミテンでメンゼン清一色。
吉田がを掴んでしまい、痛恨の跳満放銃。
H柴田はこの時点で100ポイント超えのリードを持ったが、待ったをかけたのは瑠美。
2,000・3,900
2,600オール
3,900オールは4,000オール
連続のアガリでこの半荘のトップ目に立ち
オーラスはH柴田を3着に落とす直撃を決めて瑠美が1人浮きトップ。
【最終 8回戦】
最終戦でトップ目を走るのは瑠美。
東4局には2,000・3,900を親被りさせ、H柴田にあと3.0ポイントまで迫る。
南1局にH柴田は待ちテンパイ。
を暗カンすると
リンシャンツモが。
2,000・3,900で再び瑠美を突き離す。
【オーラスの条件】
瑠美は跳満ツモ
H柴田から6,400
吉田・白鳥から倍満
吉田はツモダブル役満
H柴田から四倍役満
白鳥はツモトリプル役満
出アガリは四倍役満
瑠美がメンホン四暗刻のイーシャンテンまで手を育てるも、全員ノーテンで流局。
第13期麻雀グランプリMAX
優勝はHIRO柴田。2月の鳳凰位戴冠後、最初のビッグタイトルを制して2冠達成となった。
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:グランプリ レポート