第40期 Ａ１リーグ 第２節Ａ卓レポート
2023年05月12日
【第40期鳳凰戦 Ａ１リーグ第２節Ａ卓 西川淳が打撃戦を制して卓内トップ】
本日の対局者は
６位 藤島健二郎
７位 和久津晶
８位 西川淳
11位 一井慎也
今期は13名による変則的な卓組により和久津は開幕戦、藤島・西川・一井は第２節となっている。
解説 佐々木寿人
実況 日吉辰哉
【１回戦】
親番の一井がドラの
を引いたタイミングでリーチを打ち、2,600オールで先制。
オーラスには役なしペン
のヤミテン。純チャンに手がわってから和久津から出て5,200。一井が１回戦トップを取る。
【２回戦】
この調子で降級圏から距離を取りたい一井。２回戦もツモリ三暗刻のリーチで先手を取れた。と思いきや
実は先にヤミテンを入れていたのは親の西川。ツモ切り追っかけリーチで5,800は6,100(＋2,000)の直撃を取る。
続く２本場ではドラ３枚使いのピンフをツモって4,200オール。
しかし一井の手牌も落ちない。３本場で２３４確定のヤミテン、藤島から高めの
ロンで8,900をアガると
迎えた親番では３軒リーチを制して親満ツモで西川に迫るが、その一井の勢いを断ち切ったのは和久津。
捨て牌に
を散りばめたリーチで一井から
を釣り出す。
大きく出遅れてしまった藤島はオーラスで親満をツモ。連荘で巻き返しを狙うが
次局は一井が交わし手をアガって３着キープ。
【３回戦】
開局は親番の一井がドラ雀頭のピンフをヤミテンに。和久津から
ロンで11,600をアガるが
次局は和久津が満貫ツモ。とにかく点棒移動が激しい展開が続く。
東２局は藤島がダブ
ドラで親満ツモ。
東３局。和久津の親リーチを受けた藤島の手牌にはが浮いていたが、テンパイする前に引いてきた
をツモ切り。
これが安めながらもリーチ
チャンタで親満のアガリ。和久津が３回戦トップを取る。
【４回戦】
４回戦は一井が満貫をツモった以外は比較的穏やかな点棒移動が続いていたが、南２局に西川が2,000・3,900のツモアガリ。
これが決め手となって４回戦は西川がトップを取った。
大物手への放銃が一番少なかった西川が卓内１人浮きとなった。
藤島はトップがなく展開も厳しく見えたが本日＋1.3P。凌ぎ切ったと言えるだろう。
和久津のＡ１復帰戦は▲8.8P。３回戦の11,600放銃からの逆転トップは見事。
一井はサイクルヒットで11位から脱出できず。先手を取れた３回戦にラスを引かされたのが痛かった。
次回Ａ１第２節Ｂ卓は
2023/5/3(祝水) 16:00
前田直哉
勝又健志
藤崎智
沢崎誠
解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉
(文・吾妻さおり)
カテゴリ：プロリーグ(鳳凰戦)レポート
