プロリーグ(鳳凰戦)レポート

第40期 A2リーグ 第3節B卓レポート

三浦が安定感抜群の連続プラスで2位浮上!

6月6日、第40期鳳凰戦A2リーグ第3節B卓が放送された。
対局は柴田吉和、三浦智博、近藤久春、内川幸太郎。

 

 

2節連続でプラスしている三浦と、ここまでは苦戦中の下位陣3名の戦いとなった。

 

★1回戦

序盤は内川がリーチピンフなど連続のアガリであっという間に38,000点のトップ目に立つも、東4局で親番・三浦がリーチピンフツモドラ1の2,600オールでトップ逆転。

 

 

この後も近藤のヤミテン6,400、柴田がドラ暗刻の2,000・4,000など高打点が連発する激しい展開となるが、三浦がリードを守りきってトップ獲得となった。

三浦 +25.5P
内川 +6.4P
柴田 ▲4.6P
近藤 ▲27.3P

 

★2回戦

東1局、柴田が親番でメンツ手の一万単騎リーチをツモり2,000オール。

 

 

続く東1局1本場、近藤がドラの白をポンしての2,000・4,000。

 

 

初戦逆連対の2人に効果的なアガリが出るも、近藤の浮上を許さなかったのは内川。
ピンフドラ1やカンチャンのドラ1リーチなど中打点を直撃でアガリ、2着へ浮上した。

柴田 +10.7P
内川 +6.2P
近藤 ▲5.3P
三浦 ▲13.6P

 

★3回戦

東3局1本場、ここまで苦しい近藤が親番の配牌を開くと七対子のテンパイ!五索単騎を選択してダブルリーチ。
ここは柴田にも勝負手が入っており、仕掛けて役役ホンイツドラドラの二万五万でめくり合いに!

待ちの形では勝っていた柴田であったが不幸にも先に掴んだのは五索。9,600の放銃に。

 

 

内川・柴田・三浦も中打点のツモアガリに恵まれ、柴田の1人沈みという結果に。

近藤 +19.9P
三浦 +13.7P
内川 +1.3P
柴田 ▲34.9P

 

★4回戦

東1局、1,000オールで連荘した三浦にドラトイツ・ダブ東トイツの幸せな配牌。仕掛けて2,000オールをツモると、次局もまとまった配牌を素直に仕上げてリーチツモタンヤオの2,000オール。

 

 

連荘した三浦は4本場でもタンヤオドラ1のリーチで畳み掛けるが、ここはピンフドラ1で追いかけた近藤が1,300・2,600で親を落とす。

原点付近まで回復した近藤には、南3局役牌2組トイツのチャンス手。チャンス手が入っていた親番柴田から鳴くことができ、役役トイトイの2,000・4,000でトップを逆転。

 

 

連続のトップで節単位プラスに転じた。

近藤 +15.5P
三浦 +6.2P
柴田 ▲5.7P
内川 ▲16.0P

本日終了時点の成績は画像の通り。

 

 

 

三浦が3節連続の順調なプラスで2位に浮上した。

次回A2リーグの放送は6/13(火)。
対局者は瀬戸熊直樹、伊藤優孝、白鳥翔、石川正明。
解説は黒沢咲。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)