第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト16C卓レポート
2023年07月01日
今期より新たに始まったJPML WRC-Rリーグ。
ベスト16のC卓は奈良圭純・仲田加南・高橋大輔・小高佑貴の4名によって争われた。
高打点の応酬が予想される中、まず小高が先手を取る。
東2局に123三色確定のペン待ちリーチ。
直後にテンパイした仲田のリーチ宣言牌を一発で捕らえると、裏ドラが2枚載って12,000のアガリに。
ただ、仲田は直後にリーチ・裏3の8,000を高橋からアガって勝負圏に復帰すると、南4局にはタンヤオ・ドラ2・赤の8,000をヤミテンにして小高からアガリ、逆転で1回戦トップを手に入れる。
仲田は続く2回戦も南3局の親番で2,600オールをまずアガると、1本場はリーチのみの手からをツモって裏ドラも載せ、4,000オールで大きく加点。連勝でゲームの主導権を握る。
3回戦。2戦ともラスを押し付けられ、苦しい立場となった高橋が反撃を見せる。
東2局の親番でタンヤオ・イーペーコー・ドラのリーチをかけると、追いかけリーチをかけた小高からを捕らえて12,000。
2本場には、ピンフ・ドラ・赤のリーチでドラのをツモって6,000オール(+600)。
この2つのアガリで戦線に復帰する。
ここから動きが激しくなった。
南2局には奈良が一発ツモで2,000・4,000をアガると、
南4局には高橋の先行リーチをかいくぐった親の小高が追いかけてを一発で仕留め18,000。
混戦模様となって最終4回戦を迎えた。
その4回戦。東場でリードを奪った小高が、南2局1本場に高橋から5,200(+300)をアガリ、勝ち抜けを狙う。
しかし、それを阻んだのは仲田だった。
南3局にタンヤオ・ドラ3・赤の8,000を高橋からアガると、続く南4局の親番ではタンヤオ・ツモ・ドラ3・赤の6,000オール。
連続のドラ爆弾ラリアットで小高からこのゲームトップの座を奪う。
そして、小高のトップ陥落によりトータル2位に浮上した奈良が、続く1本場で高橋からアガって勝負あり。
ベスト8へは仲田加南・奈良圭純が進んだ。
(文:梅中悠介)
カテゴリ:JPMLWRC-Rリーグ レポート