女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第3節A卓レポート

第3節A卓に出場した選手は

 

 

菅原千瑛・山脇千文美・内田美乃里・井上絵美子の4名。

2週連続の登場となった井上は、先週抱えた負債を少しでも返すべく1回戦から奮闘。

 

 

四万をリャンメンで仕掛け、北中ホンイツの満貫でトップ目に立つと

 

 

内田・山脇の2軒リーチを掻い潜り、ツモ西ドラ3でダメ押しの満貫。
1回戦はこのまま逃げ切り、井上に今期の女流桜花の初トップがやってきました。

このまま何もかも取り返した井上でしたが、

 

 

2回戦の開局で内田に11,600の放銃をしてしまい失速。
それからアガった内田は点棒の横移動を遠くで眺め続け、この一撃のリードを最後まで残してトップ。

 

 

内田に大量の放銃を眺められていた山脇は、後半アガリを重ねて帳尻を合わせて浮きの3着と盛り返し

 

 

1人沈みで迎えた3回戦のオーラスでは、起死回生のツモ・タンヤオ・七対子・ドラ2で跳満ツモ逆転1人浮きサヨナラホームランをかっ飛ばしました。

井上・内田・山脇と順番にトップを取る展開の中、オール2着でこっそり卓内トップになっていた菅原が4回戦は私の番だと主張。

 

 

白ドラ2のヤミテンを山脇からアガってリードを広げると

 

 

中暗カンのリーチツモ中で60符3翻2,000・3,900をアガって1人抜け出し

 

 

ツモホンイツ一気通貫の跳満で1人浮き。

 

 

最後もリャンメンの満貫テンパイからシャンポンに変化させ、白中・ホンイツ・トイトイ・ハイテイの跳満でダメ押しのダメ押しは全員沈めての卓内トップ。

菅原は圧巻の3節連続しっかりプラスでトータル首位に浮上しました。

 

 

<第3節A卓結果>

菅原+66.8P 内田▲5.6P 井上▲18.4P 山脇▲42.8P

(文:越野智紀)