JPMLWRC-Rリーグ レポート

第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト8B卓レポート

第1期決勝メンバーが決定!

2023年6月8日、第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト8B卓が放送された。

対局者は香野蘭、早川健太、奈良圭純、瀧澤光太郎。

 

 

タイトル5冠目を狙う奈良に、若手3人が挑む形となった。対局はWRCルールで4回戦を戦い、上位2名が決勝戦へ勝ち上がりとなる。

 

★1回戦

東1局、奈良がリーチピンフツモドラ裏の2,000・4,000。続く東2局も瀧澤のリーチにドラ暗刻で押し返し2,000・4,000と連続のアガリで突き抜け、貫禄を見せる。

 

 

3者としては2着争いに焦点が移る中、東4局2本場には瀧澤・香野が共にピンフドラドラの2軒リーチ!

 

 

ここは二索を早めに切っていたこともあり、奈良から一索を引き出した瀧澤のアガリ。

南場はリードした奈良・瀧澤が局を回し連対を確保。

奈良 +44.4P
瀧澤 +17.2P
早川 ▲17.8P
香野 ▲43.8P

 

★2回戦

東2局、初戦2着の瀧澤がシャンポンリーチをツモっての4,000オールでさらにリード。さらに続く1本場、ヤミテンから3メンチャンに変化してのリーチで12,000の追加点!

 

 

東3局には親番・香野が3連続のアガリで瀧澤に肉薄するも、南2局再び親番を迎えた瀧澤がダメ押しのアガリ。

 

 

タンヤオ・赤2・ドラの4,000オール。これが決定打となりトップを獲得。奈良は1人置いて行かれ、4着で振り出しに戻る形となった。

瀧澤 +51.2P
香野 +25.2P
早川 ▲21.6P
奈良 ▲54.8P

 

★3回戦

東1局、瀧澤が終盤に薄い二万五万でテンパイするとヤミテンでの5,800アガリに。

 

 

1、2回戦と連対の瀧澤はホッとするようなアガリとなるが、東3局には早川から七索暗カンのリーチ。ドラ3のテンパイを入れていた瀧澤が通りやすそうな三筒を勝負すると、これが8,000の放銃。想定外の出費で4着に沈んだ瀧澤は、トータル3番手で最終戦を迎えることとなった。

香野 +49.5P
奈良 +11.0P
早川 ▲17.7P
瀧澤 ▲42.8P

 

★4回戦

最終戦は早川が苦しい状況。香野・瀧澤・奈良の3人競りに。
東2局1本場、早川が三色確定のリーチで6,000オールをツモり、一気に2番手まで浮上する混戦に。

 

 

南2局には最後の親番に懸ける早川がドラをポン。さらに奈良が三色確定のリーチ。勝負を大きく分けるめくり合いは奈良のリーチ・三色・赤・ドラ・裏の12,000で決着。これで早川は厳しい条件に。

 

 

オーラスはトップから4着まで1,100点と全員集合状態となり、奈良が終盤にヤミテンの5,800で大きく通過を引き寄せる。

2本場では瀧澤がツモ&裏ドラ条件のリーチ。奈良が一発消しのチーをかけるが…五万を鳴いて打ち出したのは筋の八万…食い替えとなってしまい、チョンボの裁定。思わぬハプニングにより2本場やり直しとなるも、奈良が4,000オールの決定打を決め、通過は奈良・香野の2名となった。

奈良 +50.0P
早川 +6.1P
香野 ▲14.0P
瀧澤 ▲42.1P

4戦終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

この結果から、決勝戦を戦うのは仲田加南、塚田悠介、奈良圭純、香野蘭の4名となった。
放送は6/24(土)14時〜。初代優勝者が決まる瞬間をお見逃しなく!

(文・浜野太陽)