第40期十段戦 ベスト16A卓レポート
2023年07月25日
【第40期十段戦 ベスト16A卓 三浦智博・浜野太陽がベスト8進出】
ベスト16対局者は
和久津晶
三浦智博
柴田吉和
浜野太陽
解説 吉田直
実況 仲田浩二
1回戦の立ち上がりは手数の多い柴田と和久津に、三浦も合わせる形で小場で進んでいた。
しかし、東4局に和久津がホウテイ三色ドラの満貫を決めると
放銃した三浦も打点を作りに行き、ダブホンイツトイトイの跳満ツモ。
1回戦ラスの浜野は、2回戦にピンズのチンイツを決めて跳満のアガリ。これをきっかけに弾みをつけて加点を狙いたい所だが
次局は三浦(親)がドラ暗刻のドラ3を浜野から直撃を決め、2回戦トップを取る。
3回戦は和久津がドラを重ねてタンヤオ七対子、跳満のアガリを決めると
親番では激辛のヤミテン。高めのロンで11,600。和久津が大量リードを築く。
痛い放銃をくらった浜野だが、ここから猛反撃を開始。
南2局はタンヤオ七対子ドラの単騎で跳満をツモ。
親番ではドラ3の3,900オール。
オーラスは三浦(親)の先制リーチを受けつつ、出アガリの効かない単騎をツモって、浜野が浮きの2着まで復活した。
和久津と浜野の奮闘により、トータル1人沈みとなってしまった柴田。
4回戦も浜野に跳満をツモられ厳しい親被りスタートとなるが、東2局にドラドラ七対子のリーチで跳満をツモで原点復帰。
南2局4本場にはホンイツ小三元の単騎からとして浜野から8,000は9,200(+3,000)。
オーラスには安めのながらも満貫ツモ。
全員に通過と敗退の可能性がある接戦で最終5回戦が始まった。
まずは浜野と三浦の2軒リーチを受けつつ、柴田がタンヤオドラ3で2,100・4,100(+3,000)。
東4局では三浦(親)が細かくアガリを重ねて柴田をかわし、トータル首位に立つ。
最終戦オーラス。柴田はツモ400・700、浜野から1,000で通過だったが
浜野が自らのアガリで通過を決めた。
第40期十段戦ベスト16B卓は
2023/06/23(金) 15:00
荒正義
藤崎智
佐々木寿人
吉田直
解説 紺野真太郎
実況 仲田浩二
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:十段戦 レポート