十段戦 レポート

第40期十段戦ベスト16C卓レポート

【浜上・瀬戸熊がベスト8へ!】

6月30日、第40期十段戦ベスト16C卓が放送された。対局者は以下の通り。

浜上文吾(昨年決勝シード)
瀬戸熊直樹(勝ち上がり)
二階堂亜樹(勝ち上がり)
西岡慎泰(勝ち上がり)

 

 

1回戦、1人沈みの4着目で南場を迎えた浜上が南3局親番にブレイク。
チャンタ確定の4巡目リーチをツモって3,900オール、一通確定リーチの4,000オールで5万点超えのトップを獲得。

 

 

初戦4着の瀬戸熊も、2回戦はリャンメンを拒否して三色確定の5,200、親番でドラ暗刻仕掛けの4,000オールとチャンス手をものにして、初戦のマイナスにお釣りが来る大トップ。

 

 

一方、亜樹は3着→4着と1人でマイナスを抱えこむ形となり、苦しい状況に。

3、4回戦は浜上が連勝を決める中、亜樹は浮上のきっかけを掴めず、焦点は瀬戸熊vs西岡の2番手争いとなった。

最終戦は瀬戸熊リードでオーラス西岡の親番を迎えるも、西岡が粘りを見せて5本場まで連荘。最後には浜上がリャンメンリーチをかけ、テンパイ連荘に懸けた西岡から出アガリ。

この結果から、ベスト8への通過者は浜上・瀬戸熊となった。

 

 

ここまではA卓から三浦・浜野、B卓から佐々木・藤崎が通過を決めている。
続くD卓の対局者は近藤・伊藤・大和・川崎。ベテランの近藤・伊藤に対し、比較的低段位から勝ち上がっている大和・川崎がどのような戦いを見せるか注目だ。

続く戦いもお楽しみに!

(文・浜野太陽)