女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第6節C卓レポート

第6節C卓に出場した選手は

 

 

伊達朱里紗(4位)内田美乃里(9位)古谷知美(13位)北條恵美(14位)斉藤理絵(16位)の5名。

ここで勝たなくてはならない斉藤・負けられない北條・巻き込まれたくない古谷と内田という、残り2節となった生き残りを賭けた戦いは

 

 

序盤から北條が4連続アガリで残留に向けて好スタートを切ると

 

 

古谷もしぶとく食い下がって浮きを確保。
逃げる側はポイントを持つと選択肢が増えて有利な試合展開に持っていきやすくなり、追う側はツラくなっていきますが

 

 

2回戦も古谷が走り、追いかける北條・斉藤は失速。

 

 

1人浮きのトップを奪い、下位に狙われる危険なポジションも内田へと引き継いで安全な位置までポイントを伸ばすことに成功しました。

古谷が抜け番の3回戦。

 

 

目標が変わった北條は、その狙いの内田からリーチ・タンヤオ・ピンフ・三色の12,000を直撃。
逆転への形を作っていきます。

北條と9.6P差まで詰め寄られ、背中が寒くなってきた内田でしたが

 

 

リーチ・ドラ3の満貫を直撃して追いすがる北條を振り払い、試合開始前の位置関係まで押し戻して危険な第6節を凌ぎ切りました。

 

 

<第6節C卓結果>

古谷+35.7P 伊達+24.5P 北條+1.6P 内田▲2.9P 斉藤▲78.9P

(文:越野智紀)