麻雀日本シリーズ レポート

麻雀日本シリーズ2023 第6節レポート

波乱の特大トップ連発!

9月30日、麻雀日本シリーズ2023第6節が放送された。
予選全28戦のうち、今回は21〜24回戦を戦う。予選最終戦の条件が決まる大事な戦いだ。

★21回戦 瀬戸熊、鈴木、前原、魚谷
現状最下位の瀬戸熊が気を吐く。東1局、3人テンパイに追いつき7,700のアガリをものにすると、2本場でも前原のリーチに追いつき一発ツモの4,000オール。極め付けは南1局親番、ドラ暗刻のリーチをアガリ裏3の24,000!

 

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今シリーズ不調の続いていた瀬戸熊であったが、久々に見せたクマクマタイムで+63.4の大きなトップを獲得した。

★22回戦 仲林、佐々木、奈良、浅井
21回戦のリプレイのように、東1局浅井の親番が止まらない。2,000オール、6,000オール、3,900、4,000オールと怒涛のアガリで7万点オーバー。

 

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2時間を超えるロングゲームの大半は浅井の独壇場であった。南場もしっかり自らアガリ続け、9万点まで得点を伸ばし▲60.7Pから1戦でトータルプラス域へ。

★23回戦 忍田、楢原、多井、沢崎
この半荘も高打点の殴り合いに。
東1局、沢崎が一発ツモの3,000・6,000で先制。東3局1本場には忍田がチーしての中・ホンイツ・三暗刻で4,000オールと持ち味を発揮。
さらに楢原もハネマンツモで置いて行かれた多井であったが、南1局には狙いすましたチートイツドラドラのリーチが炸裂。沢崎からアガリ、裏も乗せて18,000。
全員が12,000以上のアガリをものにする波乱の展開であったが、オーラスにダメ押しの4,000オールを決めた楢原がトップとなった。

 

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★24回戦 竹内、白鳥、前田、H柴田
ここまでの戦いとは対照的にかわし手の応酬となった24回戦。
連荘なし・マンガン以上のアガリもないまま南3局へ。
南3局2本場には前田が先制の親リーチ。接戦を制するべくリャンメンで追いかけた竹内であったが、ここは痛恨の7,700放銃となり、決勝ラインからは一旦後退。

 

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上位3人が接戦となったオーラスは、3着目の白鳥が先制リーチ。結果的に一人テンパイの流局となり、まさかのテンパイ料によりトップ逆転!暫定2位に躍り出る大きな加点となった。

第6節終了

 

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次回第7節(予選最終日)は10/14に放送される。次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)