第18期女流桜花Aリーグ第7節B卓レポート
2023年10月23日
第7節B卓に出場した選手は
伊達朱里紗・仲田加南・二階堂瑠美・廣岡璃奈の4名。
上位でプレーオフに入り決定戦を狙いたい伊達・仲田と
残留を争う瑠美・廣岡の構図で対局が進みました。
1回戦は追いかける側の廣岡が親でチャンスを掴んで1人浮きのトップを奪うと
2回戦では親番で仕掛けた仲田が・ホンイツをアガリ
続く1本場でリーチ・ドラ2の追加点でトップを走る伊達を逆転する足掛かりを作り、南場でキッチリ差し切り逆転トップ。
上下両方とも追いかける側が差を詰める展開は続き
3回戦でリーチ・ツモ・ハイテイ・ドラ3の跳満ツモで遂に瑠美を捕らえ
ダメ押しの小三元で降級圏内からの脱出に成功。
プレーオフでも決定戦を争うことになりそうな上位対決では、伊達から・ホンイツ・ドラ3の18,000を直撃した仲田が前哨戦を制して卓内トップ。
第5節が終わった段階では残留を目標に切り替えていた仲田でしたが、6、7節で完全に目を覚まし、気がつけば慣れ親しんだ決定戦出場の3枠が狙える3位まで浮上しました。
一方で、唯一女流桜花Aリーグが設立された第2期から、一度も降級することなく出場を続けていた瑠美は最終節で大ブレーキ。
14位まで順位を下げてしまい、かなり危険な結果待ちとなりました。
<第7節B卓結果>
仲田+69.0P 廣岡+49.1P 伊達▲37.6P 瑠美▲80.5P
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート