女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花Aリーグ第7節B卓レポート

第7節B卓に出場した選手は

 

 

伊達朱里紗・仲田加南・二階堂瑠美・廣岡璃奈の4名。

 

 

上位でプレーオフに入り決定戦を狙いたい伊達・仲田と

 

 

残留を争う瑠美・廣岡の構図で対局が進みました。

 

 

1回戦は追いかける側の廣岡が親でチャンスを掴んで1人浮きのトップを奪うと

 

 

2回戦では親番で仕掛けた仲田が発中・ホンイツをアガリ

 

 

続く1本場でリーチ・ドラ2の追加点でトップを走る伊達を逆転する足掛かりを作り、南場でキッチリ差し切り逆転トップ。

上下両方とも追いかける側が差を詰める展開は続き

 

 

3回戦でリーチ・ツモ・ハイテイ・ドラ3の跳満ツモで遂に瑠美を捕らえ

 

 

ダメ押しの小三元で降級圏内からの脱出に成功。

 

 

プレーオフでも決定戦を争うことになりそうな上位対決では、伊達から東・ホンイツ・ドラ3の18,000を直撃した仲田が前哨戦を制して卓内トップ。

 

 

第5節が終わった段階では残留を目標に切り替えていた仲田でしたが、6、7節で完全に目を覚まし、気がつけば慣れ親しんだ決定戦出場の3枠が狙える3位まで浮上しました。

 

 

一方で、唯一女流桜花Aリーグが設立された第2期から、一度も降級することなく出場を続けていた瑠美は最終節で大ブレーキ。
14位まで順位を下げてしまい、かなり危険な結果待ちとなりました。

 

 

<第7節B卓結果>
仲田+69.0P 廣岡+49.1P 伊達▲37.6P 瑠美▲80.5P

(文:越野智紀)