女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第18期女流桜花決定戦2日目レポート

【第18期女流桜花決定戦 2日目 魚谷侑未が3連勝 微差ながらもトータル首位に】

2連勝スタートの白銀がトータル首位で初日を終えているが、すぐ近くに高宮も居るし、まだ優勝ポイントには届いていないといった所。
上から下まで56.6P差。
魚谷と菅原は出来れば今日逆転を狙いたいし、少なくとも差は縮めておきたい。

 

 

解説 藤島健二郎・仲田加南
実況 部谷幸則

5回戦東2局。菅原がヤミテンの7,700。白銀からロンで差が一気に縮まる。

 

 

東4局1本場には、魚谷が8巡目にメンホンピンフイーペーコー。3,100・6,100のツモアガリで5回戦は1人浮きのトップを取る。

 

 

6回戦は一転して小場となり、最高打点は魚谷の2,600。

 

 

オーラス2本場は高宮が300・500は500・700(+2,000)で浮きの2着に。

 

 

7回戦は菅原が客風のドラをポン。チャンタ三色のペン七万で満貫ツモ。

 

 

菅原は親番でさらに加点を狙い先制リーチを打つが、魚谷の七対子ドラ2、西単騎に捕まり6,400は6,700(+1,000)。

 

 

南1局には白銀が7,700を魚谷からロン。

 

 

平たい点棒状況で迎えたオーラス。先にリーチを打ったのは高宮だったが、魚谷が追っかけリーチでツモアガリ、2連勝を決めた。

 

 

8回戦は起家の白銀が大連荘。5本場のアガリの瞬間、魚谷をかわしてトータル首位に立つ。

 

 

オーラスは魚谷が菅原から2,600直撃で3着に浮上した。

 

 

 

2日目は魚谷が+41.2Pの1人浮き。僅差ながらもトータル首位にたった。

高宮は▲0.8P。初日のプラスをほぼキープした。魚谷と3.0P差の2位につけている。

白銀は▲22.0P。2日目は苦戦したが、8回戦のトップで半分強取り戻し可能性を残した。

菅原は5〜7回戦を凌いだものの、8回戦のラスが響いて▲18.4P。最終日は難易度の高い条件戦となった。

 

 

(文・吾妻さおり)