女流プロ麻雀日本シリーズ2024 第3節レポート
2024年02月20日
1月28日、女流プロ麻雀日本シリーズ2024第3節(7〜9回戦)が放送された。
7回戦:仲田加南vs相川まりえvs黒沢咲vs瑞原明奈
8回戦:菅原千瑛vs岡田紗佳vs黒沢咲vs蒼木翔子
9回戦:高宮まりvs相川まりえvs菅原千瑛vs伊達朱里紗
★7回戦
瑞原が供託2本を回収するアガリやピンフのリーチに裏を乗せての3,900と順調に得点を重ねると、東4局親番では三色確定リーチをツモって裏ドラ1枚の6,000オール!
このアガリを皮切りに仲田が役役トイトイの8,000、相川が三色確定リーチの12,000など高打点が飛び交う展開に。オーラス親番の瑞原がさらに裏2の4,000オールで素点を積み上げ、6万点越えの大きなトップとなった。置いて行かれた形の黒沢は▲42.5の4着。。まだ2戦目ながらトータル▲70.7と苦しい状況となった。
★8回戦
前半荘4着となった黒沢が奮闘。東1局、蒼木のリーチに6メンチャンで追いかけ一発で3,900をアガると、東3局にも蒼木のリーチにぶつけ8,000。さらに岡田・菅原と3人浮きで迎えた南2局、菅原のリーチを受けるもピンフで追いかけると一発・裏1で8,000のアガリに!
強い押しが実を結び、黒沢がマイナスを半減させる+31.3のトップを獲得した。
★9回戦
出だしから高宮の手数が光る。東1局仕掛けたタンヤオの1,000点、東2局仕掛けての1,000点、東3局親番ホウテイの1,500と3連続でアガると、続く東3局1本場で好配牌をものにしリーチ・ツモ・ダブ・裏3の6,000オール!
南1局にも3巡目リーチの2,000・4,000をアガリ、他を寄せつけない手数の多さで自身の初戦を5万点越えのトップで飾った。
第3節終了時のトータルポイントは画像の通り。
暫定首位は本日2回目のトップを獲得した瑞原。14〜16位の下位陣はシーズン序盤とはいえ、7戦終了時のカットラインを意識した戦いになっていきそうだ。
(文・浜野太陽)
カテゴリ:麻雀日本シリーズ レポート