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ジェンとガースが『ニューヨーク・コミックコン』へ!2年目!

去年、2023年10月に USPML(米国の麻雀連盟)が初めてニューヨークのコミックコンに出展した。

初出展ということで、スペシャルゲストとして私とガースを呼んでいただいた。もともとニューヨークはあまり好きではない私だけど、去年のイベントが楽しくて、最近円安でアメリカになかなか行けないからその機会があってとてもありがたかった。(去年の様子は龍龍のYouTubeチャンネルと日本プロ麻雀連盟の記事で覗き見ができる)

龍龍のYouTubeチャンネル

ジェン&ガースdo New York

コミックコンでの麻雀出展というのは、基本的に麻雀を教えることとなる。去年は全部で9卓があって、2台のフリープレイに7台のレッスンテーブルで毎日6人の先生が数百人に麻雀の基礎を教えた。それが評価されて、今年はもっと大きいブースにしないか?と運営者からUSPMLに誘いがあったらしい。正直今年はガースと私を呼んでくれると思わなかった。クラブ自体が成長してきて優秀な麻雀の先生が多くなったから人数は足りるし、コスト的にはわざわざ日本からプロ2人を招くのはやり過ぎだろうね。

しかし、去年のコミックコンで多くのお客様に「麻雀の基礎を覚えられる本はありますか」と聞かれた。実は私が2009年に英語の麻雀入門書を書いて、アメリカで出版された。ただ、内容がちょっと古くて、一般用語が変わってきたし、戦略的にも物足りない内容だったからなかなかお勧めすることができなかった。だから日本に帰ってからその出版社に「第2版を出版していただきたいけれど」と連絡してみたら、すぐにOKの返事が来た。2023年のコミックコンでそのアイデアができたから、発売イベントを2024年のコミックコンにできたらいいなと思っていた。だけど、USPMLに誘われるかはわからなかったから、例え私が行かなくても、コミックコンで販売してもらおうとは思っていた。
1年間本の更新を頑張った。全部で2000箇所ぐらい更新したかもしれない。表紙はニューヨークにある麻雀クラブのメンバーさんに描いていただいて、とても自慢の一冊が出来上がった。なんとか2024年のコミックコンに間に合った!だけど自分で現場に行って販売することは許されるのでしょうか?USPML会長のデイブ・ブレスニックさんと話を進めて、幸い2024年は16卓で麻雀出展をすることが決まったので、私、ガース、そしてWRCチャンネルで解説配信をしていただいているジェレミー(Tipzntrix)がゲスト・ティーチャーとしてニューヨークに行くことも決まった。

 

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注文された本をホテルでサインしといた

 

第2回の麻雀祭

コミックコンはいつも4日間で木曜日〜日曜日に行われている。毎年その前後のどっちかの火曜日にマンハッタンにあるスパロウズ・ネスト(Sparrow’s Nest)と言う雀荘で麻雀祭を開催することになっている。まだ2年目だけど。私は浴衣で、ガースははっぴで、お客様に麻雀グッズのカプセル回し、私がデザインした麻雀グッズ1つ、そして英語の麻雀入門書を差し上げて、みんなでミニ麻雀大会とサイン会で盛り上がった。大会の上位の方々には日本でしか手に入らない麻雀グッズなども進呈した。

コミックコンと言う大きなイベントでの麻雀の存在は限られていて、ファン達とゆっくり話したりすることがなかなかできないから、せっかくのニューヨークへの遠征だからいつも応援してくれている方に会える麻雀イベントもしたいよね。

 

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麻雀祭ミニ大会

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麻雀ガース卓

 

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麻雀ジェン卓

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麻雀祭賞品

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ミニ大会入賞者

 

コミックコンと言えば麻雀!ではなくて、コスプレだ!
実は出展はUSPMLやスパロウズネストが運営しているから、スタッフは全員スパロウズ・ネストの黄色いTシャツを着ている。全員というか、私以外全員。それはせっかくのコミックコンだから私はもちろんコスプレで行きたいのよ!2023年は毎日(全部で4日間)違うコスプレで行くことにしたから、2024年も毎日違うコスプレで行く予定だった。しかもリピートは一番好きだった「ハーレイ・クイン」だけだったから、新しく3着を着ることにした。それは準備も必要なんだ。

 

今年のコスプレは

1日目:FFX-2 リュック

 

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2日目:ハーレイ・クイン

 

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3日目:ブレワイ ゼルダ姫

 

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4日目:麻雀格闘倶楽部sp ジェンプロ

 

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そうなんですよ!ジェンがジェンのコスプレをしてコミックコンで麻雀を教えた。まあ、現地の方々はまだ麻雀格闘倶楽部SPをやっている人が少ないから誰も気づいてはいないし、まだ腕当てが作り終わっていないから完成度が低かったけれど、お試しとしてはいい感じだった。

 

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多くの生徒さんもコスプレしていた

麻雀教室とフリープレイ

 

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スリムスコアでフリープレイ

 

置いてあった16卓の内、4台の自動卓がフリープレイに利用され、ずっと満席の状態。残りの12卓は麻雀教室に使い、90分毎に各卓で生徒3〜4人に先生1人の教室を行った。事前予約は4日間終日満席になり、開始時間の前からキャンセル待ちの列も並んでいた大人気の教室だった!こんなにいっぱい麻雀を覚えたい人がアメリカにもいるのだ!

 

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デイブ先生

 

もちろん麻雀グッズや入門書の販売もしていた。今回はスパロウズネスト定番のシール、靴下、ピンバッジなどの他に、入門書や私がデザインした役満テーマの湯呑み、麻雀ノート、麻雀のボールペンなども商品として並んでいた。

 

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ジェンがデザインした湯呑みと入門書

 

特別なイベントとしては今年初めて「エキジビションゲーム」も行った。プロのガースと私、人気麻雀解説者のTipzntrix、USPML会長デイブ・ブレスニックで毎日アルバンのアルティマ自動卓で誰でも後ろで観戦して応援できる対戦をした。

 

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エキジビションゲームの広告と実戦

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麻雀ブースのスタッフ

 

観光は・・・
せっかく1週間もニューヨークで過ごしたのに麻雀祭、発売した本の発送(アメリカ各地の麻雀クラブの注文に応じて)、コミックコンの前日の準備と4日間のイベントで、残念ながら観光をする時間がなかった。毎日の活動が終わる遅い時間のご飯はデイブの好みの24時間ダイナー、ニューヨークの有名なピザ、フードカート、タコベルなどのファストフード系ばっかりだった。観光地は飛行機からの風景ぐらいしか見ることができなかった。もしまた呼んでくれることがあったら、コスプレでもう少し街中の撮影をしたいなと思った。
今後も日本式麻雀が世界中のコンベンションに現れるでしょう。どんどん人口が増えているので海外でできる活動が増えていくといいな!

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観光?

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本格的なNYピザ