何を切る?/何を切る?fromロン2 2014年04月
2014年04月08日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局北家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・24人
切り・・・21人
切り・・・17人
切り・・・12人
切り・・・2人
ロン2ユーザー
切り・・・64.6%
切り・・・11.6%
切り・・・10.6%
切り・・・7%
切り・・・4.5%
切り・・・1.8%
プロ解答(50音順)
★切り
鮎川卓
「先にが入らなければ、は結局切ることになる牌。テンパイスピードを優先します。」
荒正義
「ドラの指示牌の期待はしない。メンピンドラ1で好形テンパイが入ったらリーチをかける。」
井出一寛
「対面、上家にマンズが濃そう。ピンフが本線で、理想は234の三色。は雀頭候補とし、のくっつきを考える。」
魚谷侑未
「123の三色を見たい気持ちはありますが、どうしても点数が必要な局面ではないので、リーチピンフドラ1のテンパイを目指して手広く受けます。123にこだわると、どうしてもドラ表示牌のがネックになって、アガリまでは遅くなってしまいそうです。」
大川哲哉
「ドラ表示牌のが必須となる123三色は追わず、手なりに進めるのが吉。」
小川尚哉
「いかにもがきつそうなので、123の三色は追わずに手広く受ける。」
菅野直
「123の三色は消えるが、234の目が残る。ドラのを引いた時の形の良さ、受けの広さから打。」
木戸僚之
「場にマンズが高く、点数状況的にも無理に123の三色を狙わずに手広くいきたい。引きも裏目ではないし、ソーズ、ピンズの伸びを見てを切ります。」
白河雪菜
「マンズが高いので、123は見ないで手広く。」
滝沢和典
「ドラ表示牌のがネック。手なりで強い最終形を目指す。」
ダンプ大橋
「ドラがあるので三色は追わない。残り1メンツは、対面のツモ切りと上家の早い手出しを見て、ソーズにもとめる。」
羽山真生
「三色を狙いたいところではありますが、マンズが場に高く、はドラ表示牌でもあるため、受けを狭めてまでは追わずに打とします。」
日吉辰哉
「三色は234に決める。ドラが1枚あれば三色にならなくてもOK.。ドラ引きやソーズの伸びも見る。」
藤井すみれ
「マンズが高く、親はホンイツではなさそうなので、三色を見切りピンフへ。」
藤原隆弘
「ドラ表示牌のがネックとなるため123は狙わない。メンピンドラ1で良しとして、最高形は234のタンピン三色。」
三田晋也
「マンズが高いので余剰牌は持たない。123は追わずに普通に打つ。234になったら良いなくらい。」
森下剛任
「123の三色にはこだわらず、三色を狙うなら234。ドラの重なりがあるので。」
森山茂和
「まだ南1局、オーラスを見据えて打ちたい。ここは三色にこだわらず確実にアガリを目指す。好形のテンパイならばリーチをかけて裏ドラも狙う。」
安村浩司
「123の三色になるは使われていそう。柔軟に構え、メンピンドラ1以上を狙う。」
山田浩之
「123の三色が見えるが、マンズが高くカンがネックになりそう。ターツも一つ足りてないので手広く切り。」
和久津晶
「マンズが高いのでドラそばを厚く持たない。ドラ表示のに固定しない。」
★切り
蒼井ゆりか
「123の三色を本線に、ピンフの形になりやすいよう手を進めたいと思います。」
内川幸太郎
「123の三色を目指したいのですが、ドラ表示のがネックなので、牌組を厚く持ち、孤立牌のを切ります。」
大庭三四郎
「孤立牌なので。ドラも1枚あるので、メンゼンテンパイを目指し、真っ直ぐ打つ。」
北野由実
「14の筋持ちなので1枚外す。123、234の三色を意識するが、無理には追わない。」
小島武夫
「123の三色狙い。要となるのはを雀頭にするか待ちに受けるかという判断。」
斎藤桂史
「一応123の三色を見ますが、あまりこだわらず柔軟に打ちたいです。」
中村毅
「まだラス親があるので、とりあえず打として、を引けたら三色に。無理はしない。」
中山奈々美
「ピンフ三色ドラ1を目指す手組みにする。との比較は難しいですが、連続形を重視してを残すことにしました。」
西川淳
「三色を無理に追わないが、まだは切れない。この後、好形ができたら、を切りピンフドラ1を目指す。」
浜上文吾
「123の三色かメンピンドラ1狙い。雀頭は固定せずにじっくりと手を進めます。」
平岡理恵
「123もしくは234の三色を考えたいが、もうひとメンツどこかで作らなければならない。ピンズのの部分を雀頭にするのかメンツにするのかにもよるが、できればメンツにして雀頭は別で作りたい。そうすると孤立している切りとなる。」
宮内こずえ
「123の三色を見る。ソーズは下の方が安そうなのでを外す。」
柚木正仁
「が雀頭のソーズ2メンツ、ピンズ2メンツの時に、を使ってのアガリを逃がすのは非常に嫌だが、三色を逃がす方が自分らしくないと思うので、打を選択する。三色は123本線、次は345。234はアガれないイメージ。」
★切り
和泉由希子
「とりあえず123の三色を見つつ。後は何が伸びても良し。」
井出康平
「1234からの2メンツイメージがないのと、1メンツ1雀頭イメージがない。シュンツに伸ばすなら残しの方がイメージがわくので打。」
岩井健太
「引きで三色があるのでマンズは切れない。1234のノベタン形が弱そうなので切り。」
太田昌樹
「ここまで材料があれば三色を狙いたい。打と打の比較は、を残した方がメンツになりやすそうなので打とします。」
黒沢咲
「123の三色を狙います。メンツが足りてないですが、よりにくっついた方がアガリやすそうなのでを浮かせて手を進めます。」
ケネス徳田
「123の三色本線。もうひとメンツは、のくっつきかの重なりでので考える。」
越野智紀
「牌効率なら打ですが、123の三色を見て切り。その後を引いてもは切らずにかを切る。との比較は、そこでリャンメンターツができた時に周りの方がうれしいので。」
紺野真太郎
「最終形想定はあたり。ソーズの下で雀頭ができてしまうと三色が崩れそうなので。」
佐山竜介
「三色を見ないなら打だが、まだ見切るのは早い。を残すとしたら、場に切れている枚数を考慮して一番効率が良いのは打。」
嶋村泰之
「かかの選択で、リャンメンになった場合の待ちの良さでの方を残す。」
二階堂亜樹
「三色とドラ引きからの仕掛けかピンフドラ2を考えて。」
前原雄大
「ラス目が親ということもあり、今局は大きく構えるべきと観る。ソーズを伸ばすならば強いのは上目と考える。」
松崎良文
「打や打には違和感があるので。」
山井弘
「点数的に状態を考え2番手とみれば、123の三色は落とせない。ドラ引きや雀頭変化からのピンズ2メンツと想定すると、はもう少し引っ張りたい。」
★切り
小車祥
「淡白には切りたくない。となるともうひとメンツをどこで作るか?雀頭を固定しソーズでメンツを作った方が、この時点での思惑から手が離れにくい。」
ガース
「まだ時間があるから、必死にアガリにいくことより、この手で点数を取るチャンスだと思う。123の三色を見ながら、を引いたらタンヤオと234の三色にも変化できる。跳ね満や倍満も夢じゃない!」
櫻井秀樹
「ソーズは雀頭になりにくそう。を切ってもいいが、親もそれほど早くなさそうなので打点を残す。」
佐々木寿人
「雀頭を決めてピンフドラ1狙いだが、もちろん123の三色は最後まで見る。」
猿川真寿
「123を本線として手広く受ける。裏目のを引いた時には234に移行したい。」
沢崎誠
「引きで三色ができあがるため切りは無し。切りはドラそばの悪形が残るため避けたい。ここは123の三色を見ながら、ソーズを伸ばすことを考え、の頭を固定しても十分闘えると見ます。引きは切りから手を進め、悪形リーチ(のような)など無理はしない。」
瀬戸熊直樹
「123を本線に見るが、ピンフドラ1にしてリーチすればOKとする。の比較ができないので、普段はやらないが雀頭を固定する。」
福光聖雄
「もう一手進むまで三色は狙う。ソーズはタテ重なりより横に伸びた方が強いので、を切って雀頭を固定する。ただ、ドラ引きは痛い。」
古橋崇志
「親が15,000点のラス目なので、ここはメンゼンで手を進めたい。123、234の三色を見るので雀頭固定のを切る。」
三戸亮祐
「123、234の三色を見る。雀頭は固定して、ソーズで2メンツ作る。」
望月雅継
「三色がもちろん本線ですが、一見裏目に見えるツモからも三色を追いたい。ソーズは幅広く受けたいために打。ツモだと難しい打牌選択を迫られることも理由のひとつ。」
★切り
西岡慎泰
「三色、一通、ドラの重なりなど、全ての可能性を残したい。ただし、ドラ表示牌の引きよりはドラの雀頭を重要視し、シュンツ手を広くする打。」
増田隆一
「雀頭はいつでも作りやすい形なので、リャンメンを固定してターツ候補を作っておく。引きの三色の可能性も残したい。」
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