プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A2リーグ最終節レポートB卓 山田 浩之
2015年01月28日
前回に引き続き実況の私山田がレポートを担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。
先週の対局を終え、ポイントは以下のようになった。
10位 紺野 ▲14.7P
11位 白鳥 ▲31.0P
12位 ダンプ ▲43.7P
13位 四柳 ▲93.3P
14位 山井 ▲148.0P
15位 黒沢 ▲220.6P
16位 河井 ▲419.6P
4人降級なので、ダンプの▲43.7Pが残留ライン。
B卓のメンバーは、紺野、白鳥、四柳、黒沢。
黒沢はポイントが離れているためかなり厳しい。
ほぼ、紺野、白鳥、ダンプ、四柳の内から1人降級となるであろう。
紺野、白鳥、四柳のうち、トータルポイントが一番低い人が降級。
その人がダンプのポイントを上回っていれば、ダンプが降級となる。
1回戦(起家から紺野、黒沢、四柳、白鳥)
点棒の移動があるものの、平たい点数状況で迎えた親で紺野がブレイクする。
南1局1本場、紺野リーチ。
リーチ ロン ドラ
これに飛び込んだのは四柳。
ポン ツモ 打
ドラが重なっての待ちかえだが、痛い放銃となった。
続く2本場は、黒沢との2人テンパイで流局となったものの3本場、
ロン ドラ
これをテンパイの入っていた黒沢からアガリ6万点over。
南3局、四柳も親で反撃開始。
リーチ ロン ドラ
1本場
リーチ ドラ 1人テンパイ
2本場
リーチ ドラ
ノーミスでのテンパイ。しかも3枚山に生きている。これに待ったをかけたのは紺野。
持ち点にゆとりがあるものの、調子があがってきたライバルの親リーチに追いかけるのは勇気がいるだろう。
四柳のをとらえ1,300。
このまま紺野は1人浮きの大トップ。降級争いから抜け出した。
2回戦も紺野は攻め手を緩めず、2連勝。オーラス、ホンイツを決めた四柳が浮きの2着となった。
3回戦(紺野+63.6白鳥▲55.5四柳▲102.0黒沢▲263.5)
ダンプのポイントを下回り後が無くなった白鳥だったが、東1局6,400、東3局26,00オールと四柳を突き放す。
東4局、黒沢が意地をみせる。
ドラ
ここからを見逃し、3人に追いつかれるもを2枚引き四暗刻。
黒沢らしい豪快なアガリ。
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この先加点とまではいかなかったが、黒沢トップ。
序盤リードした白鳥が浮きの2着。四柳はオーラスの親で粘るも痛恨のラス。
ここでほぼ終戦となった。
攻めて勝ち切った紺野、守って逃げ切った白鳥がそれぞれ持ち味を出し残留を決めた。
一方、残念ながら黒沢は降級、四柳はC卓の結果待ちではあるが、120P以上離れているためほぼ降級が決まった。
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