麻雀マスターズ レポート/第24期マスターズ 本戦レポート 中村 慎吾
2015年05月08日
4月25日土曜日、第24期麻雀マスターズ本戦が行われた。
当日の朝、補欠通達を受けていた私は、参加人数によっては繰り上げ出場出来る位置にいたのだが、当然の如く、時間ギリギリに登場するガースプロの登場により、その夢は打ち砕かれた。
そしてマスターズ本戦レポートを任される事となった。
麻雀マスターズとは、日本プロ麻雀連盟主催のプロアマオープン戦であり、特徴としては、連盟Bルールを採用しており、一発、裏ドラがある。持ち点30,000の30,000返しで順位点は以下。
1位 +15,000点
2位 + 5,000点
3位 ▲ 5,000点
4位 ▲15,000点
麻雀マスターズ本戦のシステムは、まず半荘4回戦を行い合計得点がプラスの者のみ勝ち上がりとなり、次に得点持ち越しのまま5回戦目を行う。
そして5回戦終了時、合計得点上位52名がトーナメント進出となり、1位通過の選手はベスト16トーナメントに繰り上げ進出となる。
プロ連盟からは、
![]() 森山茂和 |
![]() 灘麻太郎 |
![]() 伊藤優孝 |
![]() 荒正義 |
![]() 沢崎誠 |
![]() 前原 雄大 |
![]() 藤原隆弘 |
![]() ともたけ雅晴 |
![]() 藤崎智 |
![]() 瀬戸熊直樹 |
![]() 近藤久晴 |
![]() 望月雅継 |
![]() 柴田弘幸 |
![]() 仁平宣明 |
![]() 勝又健志 |
![]() 山井弘 |
![]() 滝沢和典 |
![]() 佐々木寿人 |
![]() 山田浩之 |
![]() 猿川真寿 |
![]() ダンプ大橋 |
![]() 内川幸太郎 |
![]() 白鳥翔 |
![]() 四柳弘樹 |
![]() 二階堂亜樹 |
![]() 黒沢咲 |
![]() 魚谷侑未 |
![]() 安田麻里菜 |
![]() 優木美智 |
![]() 七瀬真実 |
…等。
131名が参加。
他団体からは、
![]() 五十嵐毅 |
![]() 鍛治田良一 |
![]() 鈴木たろう |
![]() 金太賢 |
![]() 木原浩一 |
…等
日本プロ麻雀協会から18名。
![]() 村上淳 |
![]() 水巻渉 |
![]() 平賀聡彦 |
![]() 石井一馬 |
![]() 石井あや |
…等
最高位戦日本プロ麻雀協会から17名。
一般参加は50名となった。
本戦は216名参加で、4つの会場に分けられた為、移動するのも一苦労。
そんな中、ツモ、8,000・16,000の発声。アガったのは伊藤優考プロ。見事な大三元だった。
5回戦終了時、1位通過を決めたのは木原浩一プロ(協会)。
4回戦終了時に既に200P超えはお見事の一言に尽きる。
そして上位52名に以下のシード選手を加え、ベスト56トーナメント(2回戦)が開始される。
前年度決勝進出者3名
![]() 紺野真太郎 |
![]() 和久津晶 |
![]() 中西正行さん |
![]() 前田直哉(現鳳凰位) |
![]() 櫻井秀樹(現十段位) |
1卓(和久津・石井一馬・水巻・白井)
初戦ラスの石井が2回戦目に大物手をテンパイ。
暗カン
しかし成就せず、無念の敗退。和久津・水巻の勝ち上がりとなった。
2卓(中西・伊藤・樋口新・西川)
本戦で大三元をアガった伊藤。その勢いのまま、初戦+30のトップで迎えた2回戦、東2局。樋口の5巡目親リーチに対して、
この手から一発目にを勝負。トーナメントという事もあり字牌を切ってオリるという選択肢もあると思うが、見事な勝負感だ。
この手をアガリきり、前年度決勝3位の中西さんと共に通過を決めた。
3卓(紺野・ともたけ・寺戸・水野)
紺野・ともたけがAリーガーの実力を見せつけ勝ち上がり。
4卓(前田・浜上・武中・柴田)
初戦4,000・8,000スタートの浜上。南場の親番でも6,000オールを決める。
前田も鳳凰位の実力を見せつけ、浜上と共に余裕の勝ち上がり。
5卓(櫻井・江隈・平賀・角屋)
現十段位がまさかの敗退。江隈・平賀の通過となる。
6卓(鮎川・関根・小平・塩原)
鮎川・小平の勝ち上がり。
7卓(小川・五反地・川田・石橋)
2回戦オーラス、小川と川田さんのアガリ勝負。両者とも手に力が入る。これを制したのは小川。1位通過は一般の石橋さん。
8卓(ダンプ・藤井・二見・中村)
ダンプが余裕の1位通過。2位通過は藤井となった。
9卓(瀬戸熊・ガース・小池・近藤)
最後まで大混戦となった9卓。接戦をモノにしたのは、瀬戸熊と協会の近藤。
10卓(沢崎・西岡・京社・小松)
沢崎が巧みなゲーム廻しで1位通過。2位通過は西岡。
11卓(一井・石川・粕谷・佐々木)
一井・一般の石川さんの勝ち上がり。
12卓(藤島・猿川・平島・段谷)
Aリーガー猿川と、平島さんの通過となった。
平島さんは一般女性の中では唯一の勝ち上がり。
13卓(灘・白鳥・藤本・渡部)
最後まで混戦となったが、制したのは白鳥と藤本。
14卓(石井あや・石立・高谷・澤橋)
石井が最終局で勝負手リーチ。
リーチ ドラ
これをツモり、6,000オールで逆転。高谷と共に通過した。
翌日のベスト28、ベスト16も激戦必至となるだろう。
そこを勝ち上がった者が、日本プロ麻雀連盟チャンネルでのテレビ対局ベスト8、そして決勝へ進む事ができる。
今年は一体どんなドラマが待っているのだろうか。今から目が離せない。
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