女流プロリーグ(女流桜花) レポート

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第10期女流桜花 第2節レポート 安田 麻里菜

今回、第2節の自戦記を担当します、安田麻里菜です。宜しくお願いします。
最近、すっかり暖かくなってきましたね。
同じように、私の麻雀の成績も暖かくなってくれれば良いですが……
第1節では、かなりやっつけられて、ポイントを失ってしまい、(▲58.6P)。
今回の第2節では、浮きでまとめてマイナスを取り返し、出来ればトータル首位の宮内プロのポイントを削れれば、なんて考えながら対局に挑みました。
プレーオフへの進出を考えれば、ポイントを持っている人から取りたいですからね。
そう思っていたのですが、いきなり1戦目の開局でやらかしました…
宮内プロのポンテン7,700の三筒六筒待ちに放銃。しかも、テンパイを崩してです。
一万二万三万五索五索八索三筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒
ここに一筒を引いたのですが役無しのカンチャン待ち。
九筒を引き戻しての一通や、七索を引いてのピンフを待とう。二筒引いたらフリテンでもいいかなと思って三筒を捨てたのですが…..見事に純白の小悪魔に刺さっちゃいましたねー(宮内プロ)。
正直、早い巡目だったので7,700あるとは思っていなかったのですが、そんなに甘くなかったです。
前節も宮内プロは調子が良かったし、今日もいきなりの放銃で、「これは宮内プロに逆らってはいけないよね」と切り替えました。
調子のいい人から取ろうと思うより、無理に押し返さないようにしよう、と。いや、もちろん削りたい気持ちはあるんですが、少なくとも今日は難しそうだなー、と思いました。
それが上手くいったのかどうかは分かりませんが、結果的に2戦目で大きなトップを取って第2節をプラス(+18.4P)することができました。
やっぱり南場の親でチンイツをアガれたのが大きかったですね。
九万九万一索一索一索一索二索二索三索六索七索八索九索
この後、六索を引いてチンイツに向かったのですが、五索だとひとまず一通のテンパイなので気持ちはグラついていたかもしれません。
頭の中ではチンイツか純チャンしかなかったので、六索ツモで素直に九万を切りチンイツに向かえました。
あと、三索をチー出来たのも良かったです。鳴くなら三索と決めていたタイミングですぐに三索がでたので、これも良かったかなと思います。
テンパイをした後、ドラ2枚の宮内プロからリーチがかかったのですが、無スジを掴む前にすぐアガれたのもよかったです。
ただ今節は立て直したという雰囲気ではなくて、たまたま1回良かっただけという感じですね。
まだまだマイナスは大きいですが、まずはプレーオフ進出を目指し残り4節をしっかり打っていきたいと思います。