プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A2リーグ第5節レポート 刀川 昌浩
2015年08月25日
前節をマイナスして迎えた今節。
まだ降級ボーダーよりはいささか上とはいえ、今日の出来次第では一気に降級圏内に入ってしまう。
今日は特に負けられない戦いだという気持ちで臨んだ。
1回戦、東3局
親で、佐々木プロとの勝負どころになんとか競り勝ち、6,000オールをツモれた。
ツモ ドラ
佐々木プロにも
ポン ポン ドラ
この手が入っており、リーチ後にをひいてきた時は生きた心地がしなかったが、競り勝てて高めをツモれたことで心情的にもだいぶ楽になった。
しかし、これ以降手は入らず、二階堂プロや柴田プロの攻めに対して防戦一方、ずっとアガれないまま、南4局に二階堂プロに2,000・4,000をツモられトップを逆転される。
1回戦を終えて、6,000オールをツモれたとはいえ、その後が続かず、今日の出来はあまり良くないと感じ、逆転した二階堂プロに勢いも感じていた。
2回戦
東4局4本場、その警戒せねばならない二階堂プロのリーチに飛び込んでしまった。
ロン ドラ
自分の手は
ドラドラとはいえ、勝負に出ての放銃とは言えない中途半端な押し引きで7,700点を献上。
悔やまれる一打となった。
1回戦の貯金がなくなった3回戦は、入りに手ごたえを感じた半荘でもあった。
東1局
暗カン リーチ ツモ ドラ
2,000・4,000をツモれたのをきっかけに迎えた親番。
ドラ
配牌ドラドラの手で、3巡目にここから切ったを柴田プロにポンされて捌ききられてしまった。
自分としては感触がよかったものが、柴田プロの仕掛けで不満足なテンパイをとらされ、あげくに柴田プロにアガリまで持っていかれる。
チー ポン ツモ ドラ
柴田プロの開けられた手を見て、うまくやられた感でいっぱいだった。
4半荘終わって、柴田プロにうまく立ち回られたというのが正直な感想だ。
自分としてはマイナスせずに終わり、とりあえずの目標はクリアという自己評価である。
1、2回戦と調子の良かった二階堂プロ、4回戦に倍満をツモアガった佐々木プロに差を詰められなくて済んだということでいえば、結果は十二分に喜ばなければならないものでもあるのだろう。
残り半分、上を目指す戦いに参加するためにも、
チャンスがあれば、後ろを気にしないでいいところまで稼いでおきたいところが本音でもある。
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