女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第10期女流桜花第6節レポート 小宮山 一美
2015年11月11日
第10期女流桜花第6節は、現女流桜花吾妻さんとプレーオフ組以外は最終節となります。
まあ良い天気♪
今期のスタートは春なのに何故か雪で始まり、とにかく悪天候に見舞われまくり。前節は台風でしたっけね。
この日の私はこの済んだ空と同じように、深い霧の森に迷い込んだが、やっと抜け出したみたいに体調も良く、心も澄み渡り残留目指して闘いきるには最高な状態に仕上がったように思いました。
しかし負債は大き過ぎ、結果は届かず降級となりましたが、この半年の闘いは私の血となり肉、いえ・・筋肉になったと思うことが出来ました(笑 勝負の始まりは気合いが肝心だ! 闘士の炎を燃やし睨み合う・・いや和やかに笑い合ってたか(笑
1回戦 黒沢、小宮山、留美、内田
起家・黒沢
今日の私にこんなテンパイはいらないとばかりに、理想を追った納得いく形でリーチと出たい15巡目。
ツモ
テンパイ取らずで打。その後は残念だがツモが利かず 全員ノーテン。
東2局1本場 親の私 12巡目にこの形。
ポン ツモ ドラ
ここで打とした。
黒沢さんと私はこの日ほぼ同条件。最低でも70ポイント程増やさなければならず、多分似た気持ちを持って臨んだと思います。
下家の瑠美は10巡目、
ここにツモ打、次巡ツモ打その後をツモ切り場合によてはお互いアガりもあった。
このように変化した後、私の手牌も進み、入り方によってはが出るが最終的には、
ポン
こうなり打で免れた。その17巡目、今度は瑠美がを3枚にして少し考え打ですり抜けた。
こうして軽いミスやアガリ逃しがあると、彼方此方から危険が襲い掛かるものだから、こんな時にリーチを打つと痛い目に遭うんだよね?((((;゚Д゚)))))))
マチになったところでリーチ宣言しないさすが瑠美! 私ならリーチで放銃してたな。
瑠美ちゃんは 沢山ポイントを持っていたので、他の3人よりは的を絞るような必要はなく 少しやり難かったと思います。
東2局2本場 5巡目
ここにを引き、内田がを暗カン 嶺上牌がで即リーチ 。
暗カン
この日は内田も沢山点棒を集めたい日であった。プレーオフに行くには、このポイントでは怠い戦いになるからだ。
空振りの1人テンパイで終了するが、この時なんとなく違和感を感じて帰ってからじっくり見ると、この巡目に嶺上から引いた牌でテンパイすれば、威勢良くリーチしたくなるよな?とも思った。
ここでリーチをしないとを引いてのマチや、3巡後のツモがで待ちをにするとでアガリがあったが・・ 麻雀ってホント難しいですね。
オーラス
黒沢48,600 小宮山33,400 留美14,900 内田23,100
黒沢 5巡目
ドラ
ツモでがもうなかったので打。
7巡目にをツモり、のシャンポン待ち。は残り1枚。
次巡を引き入れカンに待ちが変わった後に、私の手牌でぷらぷらしていたが命中! 痛かった(>_<) 黒沢1人浮きのトップ!
2回戦はトップを頂きましたが、黒沢も痛い放銃があったものの見事にプラスに持って来た。
3回戦 南1局 ドラ
親・小宮山21,100(+18.0) 黒沢41,000 (+40.2) 留美27,900 (▲38.2) 内田30,000 (▲20.0)
※()内本日total
三色ツモりたいな、点棒がいっぱい欲しい? そんな思いを胸に秘めながらツモ山に手を伸ばす。
9巡目
ツモ
とりあえずテンパイ取る? いや・・自力引きに耐えられぬ。出たらポンテン!
親番は誰にも渡したくないからねぇ・・ と言うことで、ツモ切り10巡目ツモ を河に置いてリーチとした。
勝負ーーーっ!!ツモるぞーっ!!
が・・しかし・・・ 2巡でが全て河に出きる 瞬殺!! が楽しそうに泳いでいるように見えました。
そしてその後は 、の順で 私のもとにやって来た そして私の最後のツモはでした (^^;;以外全部私のモノ。
4回戦も頑張りトップではありましたが、最後の親番が終わり、役満条件に。オーラスの配牌は 皮肉にもタンピン系の好配牌 ハネマンなら狙えるのにね? ε-(´∀`; )
一方黒沢は、跳ツモ条件だったようでしかも狙える配牌で・・ 最後まで一つ一つ丁寧に捨て牌を選んでいましたが、途中ラス親の美乃里ちゃんのチーで、下家の私のもとに黒沢さんの欲しそうな牌がポンポンッと飛び込んで来ました。
残り1枚のツモに賭けて、ドラのを切りホンイツリーチと出ましたが、どちらの待ちに受けても皆の手の中で守られていました。
女流リーグで打っていて、ずっと思っていることは、勝ちたい、負けたくない、そんな熱いハートをもの凄く感じます。
私は少しだけ足りないと思います。情熱が色褪せてしまったわけではありませんが、フレッシュさが足りないのだと感じます。
47歳更年期!?ですし、この世界に入り、気付けばもう四半世紀を越えていました(笑 もちろん勉強も負けぬようにもっとしなければと思います)
このタイトル戦が誕生した時、女流だけでリーグ戦が出来るなんて夢のようなお話しで、とても嬉しかったのを思い出します。
そして10年Aリーガーとして頑張りましたが、準決勝進出はだった一度だけでした。
来期はBリーグ、もっともっと若くて希望に満ち溢れた人達が沢山居ますが、私もこの第10期の敗戦手前からの気持ちを忘れずに、そしてうまくその気持ちを出せるよう、日々精進して参ります。
涙を拭いて1発昇級狙います ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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