中部プロリーグ レポート

中部プロリーグ レポート/第20期中部プロリーグ Aリーグ 第3節レポート

全5節で勝負が決まる中部プロリーグにとって第3節は折り返し地点となり、
この3節の結果を踏まえて、残りの2節を戦うことになる。
3節が終わりプラスしている者は決勝の椅子を狙い、逆にマイナスしているものは降級を逃れるための戦いになると私は考えている。
それでは第3節の卓組みとともに記していきます。
1卓 渡辺・古川・伊藤・浅野
この卓では2節目終わって2位の古川が+38.3Pで卓内トップ。
3回戦まではわずかなプラスだったところに4回戦で6万点弱のトップで大きくポイントを伸ばす結果に。
これで古川は100Pを越え2位を50P以上も引き離し、ほぼ決勝の椅子は当確だろう。
対照的に1回戦トップで終えた浅野は4回戦で大きくマイナスしてしまい、降級争いを意識せざるを得ないポジションになってしまった。
2卓 村瀬・森下・山田・杉浦
2節終えて首位だった杉浦は、マイナスするもなんとか2位をキープ。
前期で昇級し、調子を上げていた山田はマイナスして順位を下げてしまう。
とはいえトータルプラスでまだ決勝が狙える位置ではあるので、最後まで頑張ってもらいたい。
3卓 毛受・鈴木(雄)・鈴木(基)・若松
鈴木(雄)がオールプラスで+62.7Pとし2節までのマイナスを半分以上取り返す。
毛受・鈴木(基)の二人はこの中でもプラスでまとめるのは流石である。
そしてこのあおりを一人で受けてしまった若松は4ラスで▲96.9Pと一気にトータルラスまで順位を落としてしまう。
若松自身これほどのマイナスは始めての体験ではないだろうか。
4卓 掛水・日下・寺戸・三戸
2節終わって15位に甘んじていた三戸が目を覚ます。
要所で気迫の攻めをみせ、+35.3Pと降級ボーダーから逃れることに成功する。
掛水は2回戦までは不調な感じだったが、3・4回戦とAトップでの連勝で卓内トップ。
私はというと細かい放銃を重ね、オールマイナスで15位の降級ボーダーとなってしまった。
あと2節残したところで決勝ボーダーが+30.9Pとまだ全員にチャンスがある数字である。
降級の方は下位5名までは油断を許さない差しかない。
残る2節、それぞれのプレイヤーの思惑がぶつかりどんな結果が生まれるか楽しみである。

順位 名前 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 古川 孝次 69 1.1 38.3 108.4
2 杉浦 貴紀 29.5 53.5 ▲ 27.5 55.5
3 伊藤 鉄也 ▲ 39.3 71 8.8 40.5
4 日下 健司 56.7 ▲ 0.2 ▲ 25.6 30.9
5 掛水 洋徳 ▲ 4.3 ▲ 12.8 48 30.9
6 村瀬 寛光 ▲ 11.1 6 35.2 30.1
7 渡辺 典夫 13.5 35.6 ▲ 20.2 28.9
8 毛受 俊 13 ▲ 7.0 18.7 24.7
9 森下 剛任 8.7 ▲ 23.1 26 11.6
10 山田 優駿 19.1 24.5 ▲ 33.7 9.9
11 三戸 亮祐 7.2 ▲ 71.2 35.3 ▲ 28.7
12 鈴木 基芳 ▲ 35.0 ▲ 27.0 14.5 ▲ 47.5
13 鈴木 雄介 ▲ 38.7 ▲ 76.8 62.7 ▲ 52.8
14 浅野 文 雅 ▲ 82.8 43.7 ▲ 26.9 ▲ 66.0
15 寺戸 孝志 ▲ 22.9 ▲ 6.5 ▲ 57.7 ▲ 87.1
16 若松 正和 16.4 ▲ 12.8 ▲ 96.9 ▲ 93.3