プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!
2016年09月12日
【ニコ生のコメントについて】
ニコ生配信はコメント機能を活用することによって非常に楽しくなる。
この手牌で何を切るとか、条件クリアまであと何ポイント必要だとか、直接対局場で観戦していると、声に出せないような会話もすることができ、
視聴者に一体感が生まれる。
多くの麻雀プロは自身の対局をタイムシフトで見直すが、その際、どうしてもコメントが気になってしまうという人もいる。
素晴らしい打牌や結果には賞賛のコメントが流れ、間違った打牌には辛辣なコメントが付く。いずれにしても、より多くの方に観戦してもらうことは、プロとして活動している以上、本当にありがたいことである。
しかし、中には自分へのコメントを期待し、時には操作してしまう不届き者がいるという情報が私の元に届いた。
容疑者①(サスペンダー野郎)
フカセを意識して急に髪を赤くしてみたり、急にサスペンダーと蝶ネクタイを定着させようとしたりと、非常に忙しい奴がいるらしい。
この日森山会長は、来るなり白鳥の服装について触れてしまった。
奴の心の中では「やった!会長にツッコんでもらった!やったやった!」
そんな表情を浮かべ、前原プロの麻雀を見るフリをしていた。
とりあえず彼のファッションについて、ツッコミを入れたら負けだ。
コメントに「サスペンダー」「吊りバンド」などのワードが流れる度に悦に入る不届き者である。
容疑者②(とりあえず噛んどけばなんとかなる野郎)
とりあえずセリフを噛むことによって、コメントを頂戴しようという不届き者がこの男だ。
特に気のきいたことをする訳ではなく、噛むだけ。それでもコメントには「また噛んだ」「安定の噛み!」
などと、暖かいツッコミコメントが流れる。
このコメントが欲しくて、ワザと噛んでいる可能性も考えられる不届き者である。
容疑者③(謝罪野郎)
容疑者の中でも、最も巧みにコメントを誘導するのがこの男だ。
「ウワァー!!!マ、マンズゥー!!!!…」
……「ではない」
などと、全く関連していない牌でも盛り上げようとしてくる。これは酷い。どんな場面でも使えるではないか!
それに対し、
「謝罪しろ」「謝罪はよ」
などと、ツッコミを頂戴している。
そして、自身がA2昇級を決めた後はもう笑いが止まらない。
自身の喜びワード「謝罪」の他に「おめ!」が加わり、もう手がつけられない。
先日は先輩のこの画像を見て、しばらくの間笑っていた。
奴らは本当に侮れない。
安易にコメントはしないことをお勧めする。
【プロクイーンベスト8A卓】
9/16(金)16時より、プロクイーンのベスト8A卓が配信される。
茅森早香(最高位戦)vs和久津晶vs大里奈美vs二階堂瑠美
実況:日吉辰哉
解説:HIRO柴田
ルール:日本プロ麻雀連盟Bルール
システム:半荘5回戦を行い上位2名が決定戦へ進出
ベスト8は、なんと昨年度の決勝メンバー4名での対戦となった。
現プロクイーン童瞳の挑戦権を得るのは誰だ!?
第14期プロクイーン~ベスト8A卓
【十段戦決勝】
そしていよいよ、9/17(土)には、第33期十段戦の決勝初日が配信となる。
柴田吉和(現十段位)vs藤崎智(八段)vs櫻井秀樹(五段)vsダンプ大橋(六段)vs上田直樹(初段)
実況:小車祥
解説:沢崎誠(第13期十段位)・瀬戸熊直樹(第28・29・30期十段位)
牌譜解説:山田浩之
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール
プロリーグを始め、現十段位の柴田以外の成績が何だかパッとしない。
聞くところによると、昔から十段戦決勝というのは日頃調子を落としているような選手が決勝進出することが多いそうだ。
解説には過去の十段位獲得者が続々と登場する予定。
今期の十段位は一体誰が獲得するのであろうか!?
第33期十段位決定戦~初日~
【続・天空麻雀18収録】
本番開始前、この男はトイレを探していた。
「そこ開かないなら、スタジオの反対側にもトイレありますよ?」
「いや~、わかるんですけど、あっちはウォッシュレットがついてないんですよね」
なるほど、それなら待つしかない。
無事用を足し、対局前のインタビューは、なかなかカッコ良く決まった。
しかし、彼の顔はなんだか浮かばない様子であった。
「インタビュー中、チャックが空いてた…」
オンエアーをチェックだ!
【それにしても…】
最強戦全日本プロ代表決定戦
「九州ラーメンの申し子」と妙なキャッチをつけられていた東谷達矢プロ
あと一歩!本当に惜しかった(泣)
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