関西プロリーグ レポート/第15期関西プロリーグ A・B・Cリーグ最終節レポート
2017年02月21日
Aリーグ最終節:坂本誠裕
A1卓(仁科・花岡・坂本・辻本)
最終節は、順位で組み合わせが決まります。3位の坂本と5位の仁科との戦いが見所になりましょうか。花岡は安定の位置にいます。
1回戦オーラス、坂本、仁科共に30,400。
どちらも相手を30,000以下にして終わらせたい所です。
坂本が500・1,000をアガリ、仁科を原点割れにしての理想の展開でした。
これで勢いに乗った坂本が、+40.6Pとしてトータル+163.4Pとして終了。
他の卓の結果待ちになりました。
A2卓(森下・勝間・貫上・藤川)
4位の森下が2位の貫上からどれだけポイントを稼げるでしょうか、
そういう状況でしたが、結果、貫上が+90Pと大きくプラスを重ねました。
そして、1位貫上+275.2P、2位花岡+259.9P、3位坂本+163.4Pとなりました。
この3名が太閣位の横山に挑みます。
1年間自分の拙いレポートにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
Bリーグ最終節:吉田圭吾
Bリ-グはついに最終節を迎えました。それぞれの目標がある中で戦いは繰り広げられました。
1卓(山中・吉田圭・稲岡・松永)
2卓(宮田・中川・吉本・高谷)
3卓(上村・城・筒井・吉田哲・山室・原田・掛樋)
1卓は立ち上がりから稲岡の攻める姿勢が際立っていました。
先手リーチを打たれようが、前に出てアガリを取りにいきます。
そのかいがあって1回戦目トップを取ります。
2回戦目、3回戦目は松永が親の連荘を重ねトップ。
山中、吉田圭もなんとかしたいが?み合わずマイナスになる。
3回戦終了時の順位が1位中川、2位宮田、3位山中、4位吉田圭、5位稲岡となります。Aリーグへの昇級が2名なので山中、吉田圭、稲岡、松永は1卓内で大きくトップを取らなければ昇級できません。
4回戦、それぞれ相手の親を流して自分の親で連荘を狙います。そんな中、
南2局の稲岡が親番で大連荘します。親満2回を含み7本場まで積み、点数を大きく稼ぎこの半荘+67.9Pを叩きました。
その結果、見事?逆転昇級となりました。攻めなければいけない状況と分かっていてもなかなか攻められないのが麻雀。そんな中で最初から最後まで攻め抜いた稲岡の麻雀は本当に素晴らしかったと思います。
昇級を決めた宮田プロ、稲岡プロ、おめでとうございます。
来季から新たなメンバーでBリーグが開催されますがどんな戦いになるのか楽しみです
Cリーグ最終節:坂上優
最終戦です。
それぞれ目的は異なりますが、いかなる状況でも自分らしくリラックスして打つことが重要だと思います。
2回戦 それぞれの持ち点は
後藤+31.9P、坂上▲24.4P、高橋▲2.6P、秋山▲4.9P
東場1局、親 後藤
10巡目高橋からリーチ、12巡目秋山からも追っかけリーチ、
坂上の手配は
ツモ ドラ
現物はのみであり、を捨て、結果流局になりました。
秋山はとのシャンポン、高橋は待ちでした。
非常に弱気でした。振り込んでもは捨てるべきではなかったか?
降級圏内で、半荘4回トータルプラスは絶対条件でしたが、結果は言うまでもなく敗退となりました。日々学習でしょうか。
さて、晴れて昇級したのは断トツで制した山神。
そして、最終節凄い追い込みで80ポイントを奪取し、4人を抜いて2位に駆け上がった辻井の2人となりました。
C2リーグ最終節:南田明宏
C2リーグもいよいよ最終節となりました。3人の昇級争いは吉田、中野、高橋、冨田の4人にほぼ絞られました。
前期までのトータルポイント
吉田 +78.1P
中野 +68.6P
高橋 +64.4P
冨田 +57.0P
今節は2人欠場しましたので、7人打ちになりました。
6回戦終了後のトータルポイント
(中野+88.4P 高橋+75.5P 吉田+67.8P 南田+60.7P 冨田40.8P)
最終戦
南4局 0本場
(冨田 13,200 中野 48,200 吉田 27,300 高橋 30,800)
7巡目
ドラ
中野が打でリーチ、7巡後に
ツモ ドラ
中野が500、1,000をツモアガリ、この結果によってトータルポイントは
中野+122.6P
高橋+73.3P
吉田+61.1P
南田+60.7P
冨田+15.5P
中野、高橋、吉田の3名が来期C1リーグに昇級することになりました、おめでとうございます。
大混戦だった今期を振り返ってみますと、1節もマイナスポイントにならなかった中野が安定感のある麻雀を打ち続け、他を寄せ付けない結果となりました。
今期昇級出来なかった人も、今期を糧に努力し来期も頑張ってほしいと思います。
最後になりますが半年間レポートを読んで頂いた皆様誠にありがとうございました。
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