北陸リーグ レポート/第16期北陸リーグ 第3節レポート
2017年06月30日
第3節対戦者(敬称略)
1卓押川 北川 尾間 山元
2卓後藤プロ 宮川 表 平澤
3卓浦田プロ 安城プロ 成田プロ 宮内
4卓藤本プロ 志多木プロ 久保 吉田
5卓木戸プロ 小泉 森田 窪田
6卓荒谷プロ 前田プロ 光岡 上杉
第2節終了時での、全体のポイントを見てみると、1位が浦田プロの105.9P。2位が宮内さんの85.0P。そこから3位から6位までが、70~50P付近と上位陣が安定している。
この第3節で、上位陣は更なるポイントを狙うだろうし、今節上位陣を崩してポイント差を詰めたい方々もこのまま黙っていないだろう。
特にこの中間地点となる第3節は、各々が、自分のポイント状況を見ながら上を目指す為、最終節よりある意味では荒れやすいと私自身では感じている。
1卓
北川さんが2トップで卓内トップの+30.5Pをとる。押川さんも初戦ラスを引くも、その後立て直し今節+29.5Pでトータル+20.7Pとし折り返しをプラスで終えた。
2卓
2卓では、表さんが大爆発。+90.9Pでトータル+96.6Pとし一気に4位まで順位を上げた。なんと2回戦時点で+91.7Pと言う数字を叩きだしており、3回戦では+116.9P。最終戦では、3人の逆襲に合いラスを引くのだが、恐ろしい破壊力を見せつけた。
3卓
この卓では、成田プロがポイントを伸ばす。初戦から+69.9Pのトップをとり、今節+60.8P。トータル130.3Pの2位に順位を上げる。浦田プロは初戦に▲38.2Pと大きいラスを取るも、残り3回112とし+3.0Pで終える。そろそろ崩れて欲しいが流石の一言。安城プロも安定した成績で+8.1Pとした。
4卓
藤本プロが卓内トップで+38.9Pでトータルもプラスにした。志多木プロも+37.5Pとし、+88.5Pの5位まで順位を上げる。この2人は参加プロの中でも爆発力があり、残り2節も更なるポイントを狙いに行くだろう。
6卓
荒谷プロが+36.7Pの卓内トップ。上杉さんも+14.8Pとして+43.7Pの6位につける。全体的にポイントが動く中、比較的この卓ではポイントが動かなった。
5卓
1回戦の東1局から、親のドラ暗刻のツモリ三暗刻リーチを打つも、森田さんに入り目を打たれフリテンの700・1,300をツモられる。今節は厳しいかなと思ったが、なんとか+20.4Pとトップを取る。
2回戦
東1局 北家 8巡目
ツモ
絶好のドラツモをしてテンパイ。普段ならこのままリーチが定石だろう。だが親の小泉さんの捨牌が不気味。更には西家の窪田さんが索子のホンイツ模様でダマを選択。捌き手にかえる。
ここで窪田さんに索子が余りツモ。
これで撤退。流局し小泉さんがのドラ暗刻のとのテンパイ。窪田さんが単騎のメンホン七対子。あのままリーチしていれば、逆襲になっていただろう。
次局、6巡目
ドラ
上家からのはスルーしてツモ。は1枚切れ親の現物。打のテンパイ取り。
対面の森田さんが打にポンの声をかける。打。
その後すぐに小泉さんがを切り森田さんのピンフのアガリ。
鳴かなければ窪田さんにが行きどうなっていたのか。もしも出されるのであったならば、僕の満貫のアガリ逃しとなる。
東2局 西家
ツモ ドラ
ここで隙を見せずリーチもアリだと思うが、テンパイとらず。ツモで勝負手に変化。
ツモ
ここで選択。一番広いのは文句なしの。13種43牌。
次が打の13種42牌。
打11種35牌。
打の8種28牌。
まずの選択だけは無い。それなら打すれば良いだけだ。
この時の選択は打とした。理由はピンズの場況が悪過ぎるからだ。ピンズのを引いての三面張以外はまったく嬉しくない。なら打にしようとも思ったが万が一のドラツモに備えることにした。フリールールなら打ないし打となるところだろう。
すぐに3枚目となるが出てチーしての2,000でこの局は終了。それにしても手が良く動く。
東4局 親
ツモ ドラ
4巡目テンパイ。更にポンして変化。
ポン ツモ 打
ドラ跨ぎになるのだが、3者の捨牌にソーズが安くマンズが高いので変化させた。
ポン ロン 11,600
すぐに変化をしてのアガリ。自分の中で今節は行けるのではないかと思った。
更に
リーチ ロン
11,600は11,900の加点に成功。
南3局 南家
ドラ
三色ドラ1の5,200テンパイ。親の窪田さんからリーチが入り、1枚押すもツモ。
親の窪田さんの現物待ちだったのだが撤退。終盤をチーしてテンパイ取り。
流局して、窪田さんの手を見ると待ちの12,000。
危機を回避して2回戦はこのまま+33.4Pでトップ。
3回戦目
親で勝負手をリーチするも流局。1本場は1人テンパイ。
3本場で小泉さんに7,700を放銃。東3局では森田さんに満貫ツモ。
東4局に2,000・3,900ツモアガリ。
南3局
ツモ ドラ
全員が平たい中この倍満をツモ。
このアガリで+25.7Pのトップ。
続く4回戦
東1局 北家の窪田さんからリーチが入る。
ドラ
ここで選択。リーチの現物は。客観的に見たら、ここまで好き放題している親に対して、中盤にリーチを入れてくるのだからおそらく安手ではないだろう。
ここで緩めることなく打とした。ほどなくしてが出てチー。
チー ツモ 3,900オール。
その後七対子ドラ2の6,400。タンヤオドラ3の7,700をアガリ+41.1Pのトップで終了。
今節で+120.6P。トータル+186.7Pで首位に立つ事が出来た。
ポイントに余裕が序盤で出来た為、相手の親番でも捌き手と本手を使い分けが出来て良い結果に繋がったと思います。
全体的にみると。今回はボーダーが高いと予想されます。現時点では4位の表さんがボーダーラインとなります。
1位 木戸プロ +186.7P
2位 成田プロ +130.3P
3位 浦田プロ +108.9P
4位 表さん +96.6P
5位 志多木プロ+88.5P
残り2節この順位がどう変動するのか。今節と同じ様に、誰がポイントを伸ばして上位陣に入るのか。次節が楽しみです。
第4節対戦者(敬称略)
1卓=藤本プロ 光岡 宮内 窪田
2卓=木戸プロ 前田プロ 北川 吉田
3卓=荒谷プロ 宮川 森田 山元
4卓=成田プロ 押川 上杉 平澤
5卓=志多木プロ 小泉 久保 尾間
6卓=浦田プロ 安城プロ 後藤プロ 表
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