プロクイーン決定戦 レポート/第15期プロクイーンベスト8A卓レポート
2017年09月28日
現プロクイーン宮内こずえに挑戦できるのはこの最後の関門を通過できた2名のみ。
1回戦(起家から清水→高田→仲田→山脇)
開局からぶつかり合いの局となった。
清水が大物手テンパイ。
実は直前、場に3枚目のを打たれていたが、見向きもせず、自力でテンパイ。
は自分の目から4枚見えていたが清水はピンフの待ち取り。
すると高田も四暗刻1シャンテン。
そしてすぐにテンパイ。
清水のツモはアガリ逃しのドラの。
高田にアガリ牌のは暗刻、高田の四暗刻とは山に1枚ずつ。
いきなり大物手が決まるかと思われたがこの局を制したのは…
山脇。リーチ一発ピンフイーペーコーは8,000のアガリ。放銃者は清水。
清水不調かと思われたが東2局は跳満のツモアガリ。
このまま大きな動きのないまま迎えたオーラス1本場。
親はトップ目の山脇39,100点。
2着目から高田28,700、清水29,200、仲田23,000。
東家 山脇
リーチ ドラ
ここに真っ向勝負は高田。
ポン ロン
山脇からの直撃で高田の逆転トップとなった。
1回戦結果
高田+20.2P 山脇+7.6P 清水▲5.8P 仲田▲22.0P
2回戦(起家から高田→清水→山脇→仲田)
1回戦大人しかったのは、宮内に続く、女流桜花とのダブルクラウンを目指す仲田。
大きな点棒の動きのないまま、南場へ。
南3局このアガリが決まり手となり仲田がトップ、2回戦を終えて混戦模様へ。
2回戦結果
仲田+21.8P 清水+9.1P 高田▲3.8P 山脇▲27.1P
トータル
高田+16.4P 清水+3.3P 仲田▲0.2P 山脇▲19.5P
3回戦(起家から山脇→仲田→清水→高田)
ドラ2のテンパイ。
山脇の選択は切りのテンパイ取らず。まだ焦りはないように見える。
そしてドラを暗刻にしてリーチ。見事ツモりあげ4,000オールのスタート。
続く1本場
狙いを定めたカンのツモアガリで4,100オール。
持ち点は55,000点を越えてトータルトップに。
誰が2番手に続くか。
高田にはなるべく2着を取られたくない、仲田、清水だが今日は高田の調子がいい。
東4局 東家 高田
リーチ ツモ ドラ 裏
大きな4,000オール。2着を確定させて、トータルトップに返り咲いた。
3回戦結果
山脇+29.4P 高田+11.6P 清水▲14.6P 仲田▲26.4P
トータル
高田+28.0P 山脇+9.9P 清水▲11.3P 仲田▲26.6P
最終戦(起家から山脇→仲田→高田→清水)
若手の両名がこのままだと決定戦へと進む。清水、仲田の両名に逆転はあるのか。
点棒が動いたのは1本場
東家山脇リーチ
リーチ ドラ
追いついた高田の手牌
選択はテンパイ取らずの打。
これが痛恨の放銃となってしまい高田がラスになり一気に混戦模様へ。
東2局
先手は西家清水。
リーチ ドラ
高田はドラ単騎の七対子で粘るも撤退。
現物待ちで待っていた親仲田も無筋を切り、追いかけリーチ
リーチ
しかし仲田のツモはドラの。
清水へ3,900の放銃となった。
しかしこのままでは終わらないのが現女流桜花。
このリーチを一発でツモりあげて戦線に残った。
最終戦開始時
高田+28.0P 山脇+9.9P 清水▲11.3P 仲田▲26.6P
オーラス持ち点
高田9,700 山脇31,300 清水43,500 仲田35,500
高田▲7.3P 山脇+6.2P 清水+17.2P 仲田▲16.1P
高田、仲田ともに跳満が必要なオーラス。
高田に逆転リーチが入るも、ツモる力は残っていなかった。
最終戦結果
清水+27.5P 仲田+9.5P 山脇▲4.7P 高田▲33.3P
トータル
清水+16.2P 山脇+5.2P 高田▲5.3P 仲田▲17.1P
決定戦進出 1位通過 清水香織 2位通過 山脇千文美
カテゴリ:プロクイーン決定戦 レポート