JPML WRCリーグ レポート

第4期JPML WRCリーグ 一次トーナメントレポート

連日の猛暑。
それに負けない熱い対局をするため、選手達はここに集った──

7月21日。巣鴨連盟本部道場。

WRC予選リーグを勝ち上がった者達が、一次、二次トーナメントを戦った。
※予選リーグ1位→ベスト16シード
2位~12位→二次トーナメントシード
13位~36位→一次トーナメント
一次、二次トーナメントは半荘3回戦行い上位2名が勝ち上がりとなる。

WRCリーグはAリーグからEリーグまでの全連盟所属選手が参加可能。
よって普段対局することのない組み合わせが見られることも、このタイトル戦の魅力の一つだ。
4回目の開催となるこのWRCリーグだか、前期、前々期とDリーグの選手が優勝。今回も下剋上が決まるのか。

第4期JPML WRCリーグ─
誰がどのように勝ち上がっていったのか、その足跡を追ってみよう。

 

■一次トーナメント

【1卓】
柴田吉和(B1)vs大和(C1)vs桜川姫子(D2)vsケネス徳田(B2)

予想通りというか、1回戦の東場から殴り合いの様相。8,000、12,000と点棒が動く。柴田の1人沈みのような展開で南入。
南3局には桜川は50,000点を超えていた。オーラスには大和が2巡目にドラの六万切りリーチ。15巡目にツモ。

八万八万四索五索三筒四筒五筒六筒七筒八筒白白白  リーチ  ツモ六索

裏ドラが八筒で2,000・4,000のアガリとなった。
柴田が1人置いていかれた結果になった1回戦だったが、柴田に焦りは見られない。

1回戦
桜川+33.2P・ケネス+10.1P・大和▲4.5P・柴田▲38.8P

2回戦は柴田の反撃。
小さいながらも1人浮き状態。そこからの東4局親番でこの6巡目リーチ。

五筒六筒七筒八筒九筒東東南南南西西西  リーチ  ドラ一索

しかしここはケネスに捌かれる。
オーラスにはこの点棒状況。

(親から)柴田44,500・大和25,700・ケネス38,100・桜川11,700
柴田としては加点したいのもそうだがこの並びで終わりたい。
そこに桜川の南ポン西ポン。大和の一索ポンが入る。ドラは四万だ。
どこに対しても打ちにくい生牌の白を抱えてノーテンで終局となった。

2回戦終了時
ケネス+26.2P・桜川▲1.1P・柴田▲10.3P・大和▲14.8P

WRCリーグは順位点が5-15。つまり1着順差10Pとなる。2着以上勝ち上がりのトーナメントでこのポイント差は本当に誰が勝ってもおかしくない。この場合のターゲットは桜川になる。

しかしながら3回戦は桜川無双となり、終わってみれば桜川72,200トップ。ケネスも3着ながら原点キープで終わり、危なげなく通過となった。

1位通過:桜川姫子 2位通過:ケネス徳田

 

 

【2卓】
黒木真生(B2)vs中村毅(C1)vs土井悟(B2)vs宮崎皓之介(C3)

1回戦は小場の早い展開。オーラスまでそれほど動かず、
(親から)宮崎35,500・黒木33,600・中村23,700・土井27,200

全員トップが狙えるが、トーナメントと考えると1つでも順位を上げておきたいところ。

黒木手牌
三万三万五万六万二索二索四索五索九索四筒五筒南南  ドラ五索

二索ポンから入り、ツモ三筒でダブ南のトイツ落とし。最後は中村から2,000点をアガリ、100点差でトップをまくった。

続く2回戦、東3局にペンチャンの七万を一発でツモり、3,000・6,000を手にした土井が南場の親番で持ち点を47,400まで伸ばす。
しかしオーラスには中村がトップ目に立っていた。
オーラス(親から)宮崎25,400・中村41,800・土井29,100・黒木23,700

そして黒木のリーチ。親の宮崎も仕掛けて応戦。1対1の様相の中、最後の選択。
宮崎は無スジのドラの四索を切ればテンパイ。オリるとテンパイノーテンでラス落ち。連荘できれば2着もすぐそば。しかしドラで放銃するとラス落ちプラス素点も痛いことに…

宮崎は長考の末、安全牌を切り小さいラスを受け入れた。結果は黒木の1人テンパイ。四索待ちではないその牌姿を見つめ、宮崎は何を思っただろうか。

2回戦終了時
黒木+11.3P・中村+2.5P・土井▲4.7P・宮崎▲10.1P(供託+1.0)

全員が大チャンスの最終3回戦。
東3局に4,000オールで抜け出したのは中村。同2本場には1,600は1,800オール。持ち点は53,800となった。
しかし中村の声はよく通る。別卓観戦中でもよく耳に入ってくるので引き寄せられてしまう。
さあ苦しくなってきたのは土井と宮崎。南2局にはこうなっていた。
(親から)宮崎22,200・中村54,800・黒木41,500・土井1,500

親番の無くなった土井はかなり厳しい。宮崎はもうオリられない。
まずは中村から1,500のアガリ。その次局、宮崎の親リーチ。

三万三万六万七万八万二索三索六索七索八索七筒八筒九筒  リーチ  ドラ九索

手替わりもいくつかあるが、黒木が仕掛けてドラの九索を打ってきているため、押さえつけの意味合いが強いか。そのリーチに対しても当たり前のように押してくる黒木。
結果は宮崎の1,300は1,400オールとなった。
そのまま3本場までねばった宮崎。
宮崎40,500・黒木35,900と持ち点ではかわし、ポイントも肉薄するも、中村に捌かれ親落ちとなる。

オーラスには黒木が1回アガって安全圏へ。そのまま終局となった。

1位通過:中村毅 2位通過:黒木真生

 

 

【3卓】
船木伸一(C2)vs末続ヒロトシ(C2)vs宮内崇成(D1)vs吉田直(A1)

A1首位を走る吉田の登場。当然一番マークされるであろう。
1回戦、それほど大きな動きのないまま南2局。親の船木が初巡に発の暗カン。

二万三万七万一索二索六索八索九索一筒一筒  暗カン牌の背発発牌の背  ドラ四索九万

一方、下家の吉田は好配牌。7巡目にはリーチといった。

三万四万四万五万五万六万四索五索六索二筒二筒七筒八筒  リーチ  ドラ四索九万

そこに安めの六万を引き入れた船木が追っかけリーチ!

一万二万三万六万七万八万一索二索一筒一筒  暗カン牌の背発発牌の背  リーチ

結果は吉田に軍配。裏ドラも乗って8,000のアガリとなった。
後に船木はこの局を何度も思い返していた。

次局、親を迎えた吉田が2,600オールのアガリでトップになるも、オーラスは宮内の1人テンパイで再度宮内トップとなる。

2回戦には吉田このテンパイ

二筒二筒二筒三筒三筒三筒七筒八筒九筒九筒南南南

次のツモが七筒で打八筒。ツモれば四暗刻である。
そこに持ってきたのは最初の待ち牌である六筒
これをツモ切ると末続へイーペーコーの2,600の放銃となってしまう。

南3局には船木のチンイツにも飛び込んでしまった吉田。持ち点は1万点を割った。
一方50,000点持ちの船木。オーラス吉田の親リーチにも果敢に攻める!
1回戦の負債を返すべく攻める攻める!結果は吉田へ2,900の放銃。しかし次局はアガリ切った。
痛いのは末続。最後の船木への放銃で3着に落ちてしまった。2,000点の放銃が、順位点込みで考えると12,000の放銃となってしまったのだ。
これにより2着争いは激化。宮内は逃がしてもらいやすい立場となった。

2回戦終了時
宮内+31.5P・船木▲3.2P・末続▲7.4P・吉田▲20.9

3回戦。東4局の時点で宮内が抜け、南1局には末続が18,000のアガリ。放銃した吉田はもうかなり苦しい。船木もアガリを決め意外や意外、高打点が飛び交う3回戦となった。
南3局はリーチした末続の1人テンパイ。そしてオーラス。
(親から)船木39,800・末続39,100・宮内35,700・吉田4,400

着順勝負の船木と末続。
ノーテンの許されない親の船木、5巡目にリーチ!

一万二万三万四万五万六万七索九索三筒四筒五筒六筒六筒  リーチ  ドラ五万

そしてアガれば通過の末続、2つ仕掛けてこの形

三索四索五索三筒四筒五筒六筒  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン六万 上向き六万 上向き六万 上向き  ドラ五万

親リーチだろうと1,000点だろうと当然のプッシュ!
2人の気迫のこもっためくり合いはしばらく続いたが、女神は船木に微笑んだ。末続が八索を掴んでしまったのだ。
このアガリに裏が1枚乗り7,700は8,000。アガリ勝負だった末続だが、次局は跳満の直撃かツモ条件となってしまう。

最後は全員ノーテンで終了。
終始安定していた宮内と猛追の船木の勝ち上がりとなった。

1位通過:宮内崇成 2位通過:船木伸一

 

 

【4卓】

冨田久志(D1)vs山脇千文美(C3)vs中寿文(D2)vs高沢雅(D1)

冨田27期、山脇29期、中30期、高沢26期だが、雰囲気的には若手っぽい対決。

1回戦。東場では点棒のなかった山脇が、南1局の親番で回復。やる気の無さそうな発声でアガリ続けるのが彼女の魅力だ。
それとこの卓は進行がとても早い。他の何卓かが南入したくらいでもうオーラスまで来ていた。

1回戦オーラス。
(親から)冨田36,200・山脇28,700・高沢23,400・中31,700

平たい点差の中、9巡目ラス目高沢のリーチに誰も向かって行けず、高沢の1人テンパイで流局。

1回戦
冨田+20.2P・中+5.7P・山脇▲7.3P・高沢▲19.6P(供託+1.0)

2回戦もテンポが早い。東4局を迎えた時には冨田が40,000点超え。冨田連勝できるか?
それに待ったをかけたのが親の山脇。4,000オールでトップをまくった。
南入時点で中の1人沈みのような状況。その差は離れていき、南3局。
(親から)冨田41,600・山脇42,600・高沢28,900・中6,900

1回戦ラスだった高沢は上位2人のどちらかはまくっておきたいところだが、中の高そうなリーチに誰も行けず、流局となる。

オーラス1本場供託1本
高沢、リーチするも親の山脇と2人テンパイ。
オーラス2本場供託2本
山脇が中から2,900は3,500。
供託も合わせて冨田との差を9,500点差とする。
オーラス3本場
冨田が南の1鳴き。ドラは西
他家は警戒。冨田の1人テンパイで終局となる。打点は1,000点。終わらせるための仕掛けであった。

2回戦終了時
冨田+37.3P・山脇+25.3P・高沢▲27.2P・中▲36.4P(供託+1.0)

上2人、下2人と離れてしまった展開。
上位2人がうまく結託できればそのまま2人で勝ち上がれそうだが…

そういう卓上のやりとりがあったかは私には分からなかったが、結果的には最後まで冨田・山脇が加点を重ね、3回戦すら1-2フィニッシュを決めてしまった。
この勢いは二次トーナメントにも現れるか…?

1位通過:山脇千文美 2位通過:冨田久志

 

 

【5卓】

安村浩司(B1)vs清原継光(D1)vs東谷達矢(C1)vs太田優介(C3)

イメージとしては「中堅の争い」。

普段からよくセットなどを行っている4人が固まってしまった。お互いの手の内は比較的把握している者同士の対決だ。

南2局、東谷の親リーチ。
その時、安村の手牌

九万九万一索二索二索三索四索四筒四筒五筒五筒東東  ツモ東  ドラ四筒

リーチの現物の一索切り。次巡ツモ六筒二索切りリーチといった。
一方その頃太田の手牌

三万四万四万五万六万西西発発発  ポン白白白

1人だけ20,000点をきってるラス目、なんとかアガリきりたい。
相手は親リーチとそれを追い掛けたリーチ。そこに持ってくる無スジのドラ四筒
しかし太田は光速でツモ切った。
ロンの声は掛からず、数巡後安村が三筒ツモ。なんと裏ドラが東で3,000・6,000のアガリとなった。

そのまま1回戦終了。
安村+31.7P・清原+6.3P・東谷▲8.5P・太田▲29.5P

2回戦。東4局では15,000点のラス目だった安村。そこから徐々に回復。苦しいのは太田。とにかく手にならない。競っている状況での1人ノーテンなどで削られ連続ラスとなる…

2回戦終了時
清原+33.3P・安村+19.7P・東谷+5.4P・太田▲58.4P

太田は2位安村と78.1P差。かなり厳しいが、北家を引けたことが救いとなるか?東谷は安村と4.3P離した1着順差でOK。
他のどの卓よりも早く、最終3回戦が始まった。

太田は始めから果敢に攻めまくるも実らず。東2局には親・東谷に12,000の放銃となる。東谷はこのアガリで一旦安村をかわす。しかし次局に安村が親で大物をアガリ、抜け出す結果に。
東4局、親・太田
(親から)太田3,600・清原28,200・東谷31,300・安村56,900
と厳しい状況だったが、メンタンピン一発ツモイーペーコーという6,000オールをツモアガリ、反撃の狼煙を上げる。

その後もリーチ→流局となるが、何回も連荘を許すほど甘いメンツではなかった。

時は流れオーラス。
持ち点は(親から)太田20,300・清原14,400・東谷24,400・安村60,900となっていた。
安村・東谷と2人に逆転を許してしまった清原だが、2位東谷とは2.1P差。つまり2,600の出アガリ、1,300の直撃、500・1,000のツモアガリが条件となる。もちろんそれ以上ならオールOKだ。
清原は1シャンテン。アガればOKの東谷は三万待ちでテンパイしていた。
そこに東谷への選択が。

二万四万五万六万七万八万八万三筒四筒五筒五筒六筒七筒  ツモ八万  ドラ発

何を迷おうか!と思うところだが、実は九万がフリテンなのだ。清原も少し気配が出てきている。
他家から出てきた三万を捕らえられなければ敗着になるかも。そんなことを考えたのかもしれない。
(実際長考したわけではないが)

東谷の選択はフリテンの5メンチャンだった。
次巡、すんなりと七万を引いて終局となるのだが、勝利を手にしたその手は微かに震えていた。

1位通過:安村浩司 2位通過:東谷達矢

 

 

【6卓】

大鹿糠文也(D2)vs山田浩之(A2)vs吉野敦志(D2)vs藤原隆弘(A2)

(当たり前だが)図らずもA2の2人が同卓となってしまった。
D2の2人も軽々しく動くことが出来ないのか、じりじりとした展開。

大きな差がつかぬまま東4局。時間はすでに40分が経過。
オーラス。接戦。
(親から)吉野17,800・山田35,600・藤原35,100・大鹿糠31,500

1人沈み状態の親・吉野がメンホンから東のトイツ落としをした山田にチンイツを放銃。この状況からチンイツに向かえる余裕が、山田には標準装備されている。

1回戦
山田+28.6P・藤原+10.1P・大鹿糠▲3.5P・吉野▲35.2P

2回戦も大きな動きはなく、オーラス。
(親から)山田36,200・藤原29,100・大鹿糠32,600・吉野22,100

親の山田が中を加カン。
藤原はリーチ。大鹿糠は藤原のリーチ宣言牌四索をチーした。

大鹿糠手牌

六万七万八万二筒二筒三筒四筒五筒七筒八筒  チー四索 左向き五索 上向き六索 上向き  ドラ三筒

リーチしている藤原の捨て牌には九筒三筒二筒とある。
結構アガれそうだな、と見ていると藤原が六筒を掴んだ。大鹿糠はそれを少考し、チーして打二筒とした。
実は吉野が同巡で九筒を切っていたのだ。この動きで親の山田のツモアガリが発生。700オールのアガリとなった。
これは次局になにか起こるのでは…と考えたが、吉野が大鹿糠に2,000は2,300を放銃しあっさり終了。

2回戦終了時
山田+52.9P・大鹿糠+5.7P・藤原+2.5P・吉野▲61.1P

山田はほぼ当確。吉野は2位との差が66.8P差。3着順差をつけてさらに36,800点差をつけなければならない。ただ、その場合だともう1人をまくれてないケースがあるので、とにかく細かい計算はあとにして全力で素点を稼ぎに行くのが良いだろう。
大鹿糠と藤原は着順勝負。相手より上にいれば勝ち上がりだ。

3回戦は吉野が意地を見せる。
南1局時点で吉野48,700点持ち。しかし持ち点の並びが吉野→大鹿糠→藤原→山田のためまだ30,000点弱足りない。

吉野の親も終わり南3局。
(親から)山田18,300・大鹿糠23,600・吉野51,800・藤原26,300

このままなら山田・藤原の通過。
藤原が序盤に自風の北を1鳴きした。
藤原手牌

四万九万一索二索七索七索三筒八筒西中  ポン北北北  ドラ七索

なかなかのバラバラ具合。
これから手出しの順番なども工夫しながら、プレッシャーを与えていくのだろう。

しかし親・山田が6巡目にはこのテンパイ。

一万二万三万五万六万七万七万七万五索六索七索八索九索  ドラ七索

そのままヤミテン続行の山田。
12巡目に七索をツモり、2,600オールのアガリとなった。流局していれば伏せていたのだろうか。

このアガリで山田が2着に。一番喜んだのは吉野だろう。さらに次局には吉野がリーチを掛けた大鹿糠から8,000は8,300の出アガリに成功。
激アツのオーラスを迎えた。
(親から)大鹿糠11,700・吉野58,500・藤原23,700・山田26,100

吉野は藤原をかわすためには満貫ツモ条件。もしくはリーチ棒が出てからの満貫は大鹿糠からでもOK(山田からはNG)。藤原から直撃なら4,500点からOK。吉野の大逆転があるか…。
山田・藤原はアガればこの2人がそのまま通過となる。

親の大鹿糠も黙ってはいない。
東をポン。五索をポン。そして持ってきた五索を加カンした。ドラは四万。さらに新ドラも四万となった。

そこに藤原がタンピンドラドラテンパイからノーチャンスの七索を切ると、これが大鹿糠に放銃となる。

四万四万六索八索三筒四筒五筒  ポン東東東  カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ドラ四万四万

大鹿糠は八索を切っての四索七索待ちにはせず、五索を加カンしての嵌七索待ちにしたのだ。
この放銃で2人の点差は綺麗に逆転。こんどは藤原が12,000点追い掛ける立場となった。
6,400直撃、満貫ツモOKな藤原は七対子ドラドラの1シャンテンになるが、テンパイすることはなかった。

1位通過:山田浩之 2位通過:大鹿糠文也

ちなみに彼は(おおかぬか)と読む。二次トーナメントにも登場するので是非覚えて頂きたい。