中部プロリーグ レポート/第20期中部プロリーグ Aリーグ 第4節レポート
2012年11月27日
全5節のリーグ戦においてこの第4節が一番大事だと思っています。
最終節に向けて、決勝を意識して戦うもの、降級を意識して戦うものに分かれる第4節。
プレイヤーのそんな思惑が結果に反映されたのか各卓、ポイントが激しく動きました。
1卓 鈴木(基)・日下・山田・渡辺
日下が1回戦に1人浮きのトップを取り、その勢いを持続して+41.0Pとポイントを伸ばしトータル4位をキープ。
最終節は決勝を見て戦うことになるだろう。
そんな中、山田、渡辺共にプラスでまとめ、最終節に決勝を狙える位置をキープ。
この煽りを受けて、鈴木(基)はオールマイナスの▲54.5Pで14位と後退。
最終節は降級争いとなってしまった。
とはいえ、最終節に強い鈴木(基)なら巻き返してくることでしょう。
2卓 浅野・毛受・村瀬・掛水
村瀬が3連勝のオールプラスで+85.3Pとポイントを伸ばし2位に浮上。
逆に、今期昇級してきた浅野が▲65.7Pと大きくマイナス。
15位と降級を意識するポイントとなってしまった。
掛水・毛受はマイナスを最小限に留め、最終節に望みを繋いだ。
3卓 伊藤・寺戸・若松・杉浦
全体的に激しい展開となった中、伊藤が我慢の麻雀から4回戦に噴き+58.5Pで3位を維持。
寺戸も2回戦に8本場まで積んで+35.6Pで降級圏外に脱出。
若松は、前節から合わせ6連続ラスと厳しい戦いで最下位となってしまう。
とはいえ、打点力のある若松なら降級を逃れることは十分にあるだろう。
3節まで2位につけていた杉浦は、積極的に攻めた結果が悪い方にでてしまい▲46.5Pと大きく後退。
まだまだ決勝までは届く位置なので巻き返しに期待したい。
4卓 古川・三戸・森下・鈴木(雄)
首位の古川が順調にポイントをのばし、決勝の椅子をほぼ手に入れる結果に。
その一方、三戸は1人沈みのラスを2回引かされ▲49.9Pで13位と下を意識せざるを得ないポジション。
中部のエースとして、降級は出来ないでしょう。最終節の戦いは巻き返しを期待したい。
全体を見渡すと上位10名は決勝を、下位6名は降級を意識した戦いになるでしょう。
最終節を終えて、誰が決勝に残るのか?降級するのか?注目していてください。
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 古川 孝次 | 69.0 | 1.1 | 38.3 | 34.6 | 143.0 | |
2 | 村瀬 寛光 | ▲ 11.1 | 6.0 | 35.2 | 85.3 | 115.4 | |
3 | 伊藤 鉄也 | ▲ 39.3 | 71.0 | 8.8 | 58.5 | 99.0 | |
4 | 日下 健司 | 56.7 | ▲ 0.2 | ▲ 25.6 | 41.0 | 71.9 | |
5 | 渡辺 典夫 | 13.5 | 35.6 | ▲ 20.2 | 6.5 | 35.4 | |
6 | 掛水 洋徳 | ▲ 4.3 | ▲ 12.8 | 48.0 | ▲ 8.0 | 22.9 | |
7 | 山田 優駿 | 19.1 | 24.5 | ▲ 33.7 | 7.0 | 16.9 | |
8 | 毛受 俊 | 13.0 | ▲ 7.0 | 18.7 | ▲ 11.6 | 13.1 | |
9 | 森下 剛任 | 8.7 | ▲ 23.1 | 26.0 | ▲ 0.7 | 10.9 | |
10 | 杉浦 貴紀 | 29.5 | 53.5 | ▲ 27.5 | ▲ 46.5 | 9.0 | |
11 | 鈴木 雄介 | ▲ 38.7 | ▲ 76.8 | 62.7 | 16.0 | ▲ 36.8 | |
12 | 寺戸 孝志 | ▲ 22.9 | ▲ 6.5 | ▲ 57.7 | 35.6 | ▲ 51.5 | |
13 | 三戸 亮祐 | 7.2 | ▲ 71.2 | 35.3 | ▲ 49.9 | ▲ 78.6 | |
14 | 鈴木 基芳 | ▲ 35.0 | ▲ 27.0 | 14.5 | ▲ 54.5 | ▲ 102.0 | |
15 | 浅野 文雅 | ▲ 82.8 | 43.7 | ▲ 26.9 | ▲ 65.7 | ▲ 131.7 | |
16 | 若松 正和 | 16.4 | ▲ 12.8 | ▲ 96.9 | ▲ 48.6 | ▲ 141.9 |
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