第20期中部プロリーグ Cリーグ 第3節レポート
2012年10月29日
第3節は折り返し地点になるので、今後はポイントを意識した戦いになることが予想される。
私の同卓者は、安藤、大町、小野、今枝であった。
1回戦 安藤・小野・今枝・大町
東3局0本場8巡目 親の今枝にチャンス手が入る。
ツモ 打 リーチ ドラ
私ならリーチはかけないかなと思って観ていた。
リーチをかけることによって出アガりの期待がほぼ無くなり、ツモアガりならリーチをかけるかけないで300点しか変わらないからである。
また、今枝は東1局で1人ノーテンになるなど、配牌とツモが芳しくなく、より確実にアガりたい局面であったと思う。
結果流局。私は「今枝は今日、厳しい戦いを強いられるだろう。自分が卓に入ったら厳しく攻めないといけない。」と思った。
その後、小野、安藤、大町とツモアガった後の、南1局9巡目に大町が国士無双をテンパイ。
13巡目に、場に2枚切れのを今枝がつかむ。大町が捨て牌に気を使っていたので、放銃はやむを得ないと思う。
ただ、東3局に今枝のアガりが有れば、別の南1局が有ったのではないかと私は思う。
4回戦トータルで、卓内トップは大町の+49.1P。私は2番手の+17.7Pではあったが、よくプラスで終われたなという内容であった。
ポイントを意識して慎重になり過ぎミスを重ねた。残り2節は第1節の気持ちで臨みたい。
他の卓でポイントを大きく伸ばし、昇級候補に名乗りを上げたのは加藤と河合。
加藤に関しては、5人回しの卓で1人だけプラスという圧巻の勝ちっぷりである。
2人とも相手の懐に踏み込み、鋭い攻撃を見せる打ち手であるだけに次節以降も注目である。
前節まででプラスだった者の多くが、今節はマイナスだっただけに昇級争いは混戦模様である。
順位 | 名前 | 1 節 | 2 節 | 3 節 | 4 節 | 5 節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 原田 知彦 | 86.9 | 73.4 | 17.7 | 178 | ||
2 | 加藤 泰史 | ▲ 27.9 | 52.4 | 82.5 | 107 | ||
3 | 大高坂 松城 | 27 | 83.4 | ▲ 26.9 | 83.5 | ||
4 | 吉井 友直 | 62.6 | 4.8 | ▲ 2.2 | 65.2 | ||
5 | 安藤 大貴 | 59.7 | 5.8 | ▲ 9.9 | 55.6 | ||
6 | 河合 慎悟 | 19.2 | ▲ 51.9 | 75.6 | 42.9 | ||
7 | 大町 篤志 | ▲ 17.5 | 0.4 | 49.1 | 32 | ||
8 | 太田 峻也 | ▲ 18.2 | 57.2 | ▲ 17.3 | 21.7 | ||
9 | 越川 清一 | 25.2 | 30.4 | ▲ 43.3 | 12.3 | ||
10 | 櫛田 利太 | 38.3 | ▲ 33.9 | 5.9 | 10.3 | ||
11 | 斎藤 寛生 | ▲ 62.6 | 41.3 | 30.2 | 8.9 | ||
12 | 小野 雅峻 | 22.3 | 1.9 | ▲ 18.1 | 6.1 | ||
13 | 山神 達也 | 3.3 | 42.1 | ▲ 40.1 | 5.3 | ||
14 | 岩井 健太 | ▲ 25.6 | ▲ 20.9 | 15.4 | ▲ 31.1 | ||
15 | 岡本 丈司 | ▲ 34.7 | ▲ 30.5 | 21.1 | ▲ 44.1 | ||
16 | 三谷 卓也 | ▲ 26.5 | ▲ 50.3 | 30.4 | ▲ 46.4 | ||
17 | 加賀美 幸孝 | 46.6 | ▲ 82.9 | ▲ 13.3 | ▲ 49.6 | ||
18 | 家田 みゆき | ▲ 50.8 | 8.8 | ▲ 15.8 | ▲ 57.8 | ||
19 | 鈴木 淳 | ▲ 68.5 | ▲ 11.3 | 5.3 | ▲ 74.5 | ||
20 | 今枝 美月 | ▲ 40.3 | ▲ 29.1 | ▲ 38.8 | ▲ 108.2 | ||
21 | 角谷 和幸 | ▲ 19.5 | ▲ 40.7 | ▲ 65.7 | ▲ 125.9 | ||
22 | 金平 裕樹 | ▲ 100.0 | ▲ 52.4 | ▲ 41.8 | ▲ 194.2 |
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