天空麻雀11 男性大会決勝レポート
2013年03月26日
トッププロ達が熱い戦いを繰り広げる天空麻雀も、今回で11回大会となりました。
現在、「エンタメ~テレ」で男性大会決勝戦が放送中となっています。
まだご覧になっていない方もいらっしゃると思いますので、少ーしだけですがその模様を紹介させて頂きます。
まずは決勝メンバーの紹介から。
A卓トップ通過は、過去10大会連続で予選敗退のない荒正義プロ。
今大会も安定感抜群の戦いで見事に決勝進出。
B卓トップ通過は、第8回大会以来2度目の優勝を狙う前原雄大プロ。
持ち前の大胆さと繊細さを兼ね備えた麻雀で、大激戦となったB卓を制し決勝進出。
準決勝からは、過去最多となる4度目の優勝を狙う佐々木寿人プロ。
予選では、あわや敗退という状況もあったが、圧倒的攻撃力を見せ逆転で準決勝へ進む。
勢いに乗った寿人プロ、準決勝では早々と当確ランプを灯し決勝進出。
もう1人は、2回目の出場にして嬉しい初の決勝への切符を手に入れた、私、勝又健志となりました。
第1戦東1局を制したのは前原プロ。
ツモ ドラ
捨て牌に1つのかぶりもなく、最速のアガリをものにします。
先制点をあげた、前原プロの次局、
ドラ
ホンイツに向かう手も考えられますが、ここは相手にプレッシャーを与えるべくリーチにいきます。これが最高の結果に。跳満が狙える1シャンテンとなった寿人プロから一発で、
ロン ドラ 裏ドラ
この12,000のアガリとなりました。
しかし、このまま前原プロの独走を許すわけにはいきません。この後は、反撃が始まります。
まずは、東3局1本場、親の前原プロが、
チー 暗カン ドラ カンドラ
この12,000のテンパイをいれますが、私が前原プロから、
ロン
この8,000をアガリます。
これは、前原プロの暗カンに対応して、早々と七対子に決め打った手がぴったりとハマり、自分でも大満足の一局でした。
続く東局は親の荒プロが、
リーチ ツモ ドラ 裏ドラ
この2,000オールと前原プロを追いかけます。
さらに、東4局1本場、前原プロが、
ドラ
ここからをポンすると、寿人プロからリーチが入ります。
打 リーチ
しかしこのリーチ、河を見るとなんと!!!
が1枚切れの上、は2枚切れ。残り1枚のを求めにいったリーチでした。
これで困ったのは前原プロ。
なんと一発でラス牌のを掴んでしまいます。ここでオリに回らされます。
一方、寿人プロと前原プロのアガリがなくなりチャンスを得たのは私でした。
ツモに恵まれテンパイが入ると、寿人プロの現物待ちで前原プロからアガリとなりました。
ロン ドラ
いやーそれにしても寿人プロのリーチには驚きました。結果はアガリには結び付きませんでしたが、このタイミングでのリーチが相手にどれほどのプレッシャーを与えるかを見極めたものであり、本当に素晴らしいと思いました。
森山プロと並び、天空麻雀3度の優勝を誇る寿人プロならではの、決勝を勝ち切るためのリーチでした。
続いて南1局。前局のアガリでトップ目に立った私にチャンスが訪れます。
9巡目に以下のテンパイが入ります。
ドラ
ここで私の選択は打のヤミテン。
三色同順の手変りを待ちつつ、確実にアガリをものにしようと考えたのでした。
結果は次巡、
ツモ
400・700のアガリとなりました。
アガリとはなったもののこの選択、書いていて自分でもちょっと情けなくなりました。
三色同順に手変わったとしても、安目でのアガリもあるので、一発裏ドラ有りのこのルールならば、ここはリーチの一手でした。
トップを決めうる高打点を狙うならば、のトイツ落としをすべきであり、何とも中途半端な選択をしてしまいました。先ほどの、寿人プロの意志のこもったシャンポンリーチを見習って、今後もしっかりと勉強していかなければなりませんね。
さあ続いて局面は、南2局1本場。ここが1回戦最高に盛り上がった局となりました。
11巡目、序盤好調だったものの2着になってしまった前原プロからリーチが入ります。
その手牌はナント!
ドラ
四暗刻のテンパイでした。この局の結末は…
んー気になるところですが、今回のレポートはここまでとさせて頂きます。
みなさん続きは、是非「エンタメ~テレ」でお楽しみください!
この後も、トータルトップ目が何度も入れ換わる大熱戦でした。
さあ優勝は誰の手に。ではではみなさん、テレビの前でお会いしましょう!
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