静岡プロリーグ レポート

第9期 静岡プロリーグ 第2節レポート

日差しも日増しに強くなり、夏の訪れを感じさせる5月の半ば、静岡プロリーグ第2節が行われた。

注目はやはり前節+99.0Pで首位の太田プロ。
結果を先に述べると今節は▲4.0P。
ポイントを少し削られる形で終了した。

午後のプロアマ混合リーグの前に少し時間がありそこで話を伺うと、
「今日の調子(状態)で▲4.P0なら上出来!」と力強い言葉が返ってきた。
今シーズンの充実ぶりと自信が伝わってくる。
今期のプロリーグはこの男に注目である。

そして、この日堂々2位に着けたのが鈴木秀プロ。
望月支部長・太田プロが門前手役派なら、この鈴木プロは鳴き多様の手数で勝負するタイプ。
2人と比べ、攻撃力はさほど感じないのだが、同卓して一番やりにくい選手である。
よく鳴く割に、守備力が高く大崩れしにくい。
今期も優勝争いに食い込んできそうだ。

徳永プロも順調にポイントを伸ばし4位に着け手ごたえありといったところか。

去年の今頃、新人の私に望月支部長からアドバイスを頂いたのを思い出す。
「リーグ戦は5節(プロリーグは10節)をどのように戦うか考えなさい。」
あれから1年経ちこの言葉を、
「1節1節の結果に一喜一憂することはやめなさい。ゴールはまだ先なのだから。」
と私なりに解釈している。

今期のプロリーグがどのような形で終わるはわからない。
しかし1節1節、いや1局1局が自分の血となり骨となり、1年後少しは成長した自分がそこにあることを切に願う。

これからさらに暑くなるが、皆体調を整えベストパフォーマンスを心掛けてほしいと思う。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 太田 昌樹 99.0 ▲ 4.0 95.0 1
2 鈴木 秀幸 0.0 72.5 72.5 2
3 鷲見 隼人 51.8 0.0 51.8 3
4 徳永 翔 11.4 25.9 37.3 4
5 岡本 和也 0.0 34.7 34.7 5
6 望月 雅継 33.3 0.0 33.3 6
7 石原 将樹 0.0 24.2 24.2 7
8 鈴木 雅人 ▲ 0.6 0.0 ▲ 0.6 8
9 坪井 哲也 0.0 ▲ 1.2 ▲ 1.2 9
10 朝比奈 諒 ▲ 3.5 0.0 ▲ 3.5 10
12 鈴木 郁孝 0.0 ▲ 12.6 ▲ 12.6 12
11 渡辺 洋巳 ▲ 31.0 ▲ 7.4 ▲ 38.4 11
13 鮎川 卓 ▲ 2.4 ▲ 38.5 ▲ 40.9 13
14 杉村 泰治 ▲ 20.2 ▲ 26.1 ▲ 46.3 14
15 平岡 理恵 ▲ 43.2 ▲ 13.7 ▲ 56.9 15
16 長内 真実 ▲ 73.6 0.0 ▲ 73.6 16
17 越川 清一 ▲ 23.0 ▲ 54.8 ▲ 77.8 17