第9期 静岡プロリーグ 第6節レポート
2013年10月11日
秋色も次第に深まる9月の折、静岡プロリーグ第6節が行われた。
今節は後半戦のスタートとなる。
別日対局を多く残しているとはいえ、前半戦いまいち調子が上がらなかった選手も、そろそろエンジンをかけなければ追いつかないポイント差になってきた。
前半戦好調だった選手が逃げるか、はたまた下位の選手が追い上げるのか、非常に楽しみな1節である。
今節の注目はやはり、先月新人王を獲得した岡本プロ。
しかしこの日は調子が上がらず、▲47.5Pという成績。
話を聞いたところ
「今日は、本手を捌かれ、前に出れば放銃と悪循環でした。」
との事。
ぜひ今後の奮起を期待したい。
そしてこの日の主役は、Aリーガーの望月プロ。
挨拶の時に
「僕の季節が来ました。」
と言っていたとおりに、今節+71.8Pをたたき、一気に順位を6位まで上げた。
本来、実力・経験・実績どれをとっても他の追随を許さないだけの差があるだけに、本人も今のこの位置は不本意だろう。
別日対局を多く残しているだけに、本来の力が発揮されれば、残り4節あれば逆転優勝も十分にある。
前期、鳳凰位戦で昇級を果たした石原プロもポイントを伸ばし、+89.9Pで5位に浮上。
前節まで首位だった鈴木秀プロも、安定した戦いぶりでポイントを上積みし、+171.8Pで2位。
第6節は、上位の者がポイントを伸ばし、下位の者がポイントを減らすという明暗がはっきりと分かれる形になった。
残り4節。
今後さらなる熱闘が、静岡で繰り広げられるだろう。
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鷲見 隼人 | 51.8 | 0.0 | ▲ 10.3 | 60.0 | 0.0 | 73.4 | 174.9 | ||||
2 | 鈴木 秀幸 | 0.0 | 72.5 | 8.3 | 28.1 | 38.5 | 24.4 | 171.8 | ||||
3 | 太田 昌樹 | 99.0 | ▲ 4.0 | 36.2 | 0.0 | ▲ 12.0 | ▲ 0.6 | 118.6 | ||||
4 | 渡辺 洋巳 | ▲ 31.0 | ▲ 7.4 | 0.0 | 54.9 | 90.9 | 0.0 | 107.4 | ||||
5 | 石原 将樹 | 0.0 | 24.2 | ▲ 9.5 | ▲ 9.4 | 40.3 | 44.3 | 89.9 | ||||
6 | 望月 雅継 | 33.3 | 0.0 | ▲ 64.3 | 0.0 | ▲ 30.4 | 71.8 | 10.4 | ||||
7 | 朝比奈 諒 | ▲ 3.5 | 0.0 | 38.4 | ▲ 52.1 | 34.2 | ▲ 20.6 | ▲ 3.6 | ||||
8 | 杉村 泰治 | ▲ 20.2 | ▲ 26.1 | 34.3 | ▲ 11.8 | 17.8 | 0.0 | ▲ 6.0 | ||||
9 | 鈴木 郁孝 | 0.0 | ▲ 12.6 | 53.2 | ▲ 17.4 | ▲ 37.3 | 0.0 | ▲ 14.1 | ||||
10 | 鮎川 卓 | ▲ 2.4 | ▲ 38.5 | 4.1 | ▲ 33.2 | ▲ 1.6 | 46.6 | ▲ 25.0 | ||||
11 | 越川 清一 | ▲ 23.0 | ▲ 54.8 | 57.6 | ▲ 4.0 | ▲ 28.6 | 0.0 | ▲ 52.8 | ||||
12 | 長内 真実 | ▲ 73.6 | 0.0 | ▲ 4.8 | 0.0 | 5.2 | 0.0 | ▲ 73.2 | ||||
13 | 坪井 哲也 | 0.0 | ▲ 1.2 | ▲ 25.3 | 1.2 | ▲ 24.2 | ▲ 29.5 | ▲ 79.0 | ||||
14 | 徳永 翔 | 11.4 | 25.9 | ▲ 52.5 | 0.0 | ▲ 26.6 | ▲ 50.3 | ▲ 92.1 | ||||
15 | 鈴木 雅人 | ▲ 0.6 | 0.0 | ▲ 38.2 | 45.5 | ▲ 10.1 | ▲ 106.6 | ▲ 110.0 | ||||
16 | 岡本 和也 | 0.0 | 34.7 | ▲ 22.8 | ▲ 61.8 | ▲ 12.8 | ▲ 47.5 | ▲ 110.2 | ||||
17 | 平岡 理恵 | ▲ 43.2 | ▲ 13.7 | ▲ 5.4 | 0.0 | ▲ 44.3 | ▲ 25.4 | ▲ 132.0 |
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