第31期A1リーグ第2節レポート 前田 直哉
2014年06月09日
AⅠリーグ第2節。
今回の対局は、伊藤プロ、ともたけプロ、勝又プロそして私である。
第1節を終えて、プラスなのは伊藤プロだけで、他の3名は、今日大きく浮いてプラスにまわりたいところであろう。
今夜は天気が荒れると予報では言っていた。対局もそんな風に、荒れる予感がしてならない。
出来れば巻き込まれる方ではなく、巻き起こすほうでありたい…
そんな気持ちを秘め対局に入る。
東1局
ポン ポン ドラ
親である私は、ダブとを鳴いてこの形。
私の捨て牌が露骨なホンイツ模様のため、他3者はがっちりとガードを固めてきたので、ここにドラであるを引いて一旦打とする。
すると次巡、を引いてきたので、はすでに序盤に切ってありフリテンではあるが、上家のともたけプロが受け気味に見え、前巡、私の現物であるを切ってきたので、それがトイツ落としではと思い、ピンズのホンイツから切り替える。
しかし、受け変えたはいいが、上家のともたけプロからが出てこない。
後で映像を確認したら、やはりトイツであったが甘くはないといったところか…
結局、全員ノーテンのまま流局。
そして南1局、親の私にチャンス手が入る。
結果だけ言うと、メンホン白をツモリ4,000オール。
誰でもアガれる4,000オールである。
確かに一手変わりで四暗刻だが、アガリがあるなら、でのアガリだけと感じていた。
結果、でアガるのだが、勝又プロからリーチが入っていて、何故自分もリーチにいけなかったのかと反省している。
自分の感覚を信じきれていない証拠である。
結果1戦目は、
伊藤▲7.4P ともたけ▲21.3P 勝又+20.2P 前田+8.3P
消化不良である…。
2戦目は良いところなく1人沈みのラス。
3戦目は、東1局に7,700をアガリ好スタート。
そして点数を削られつつ迎えた南2局12巡目。
ドラ
1シャンテンが数巡続き、ここに全員に比較的安全そうなを持ってきて打とする。
14巡目にをツモリやっとのテンパイ。
数巡後、をツモリ4,000・8,000のアガリとなる。
12巡目のを切ってなければ三倍満となるが、すでに終盤に差し掛かり、このチャンス手を切り遅れによって逃したくなかったので悔いは無い。
それよりも問題はその後である。
一気に畳み掛けたいところだがそうはならない…
4戦目もいきなり3,900オールをアガるがその後が続かない。
結局4戦終わって
伊藤▲8.6P ともたけ10.1P 勝又▲13.3P 前田+11.8P
なんとかプラスではあったが全然ダメである。
アガった後、二の矢三の矢を放てないと、このA1では勝っていけないだろう。
まだ8節ある。戦いはこれからだ。
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート