何を切る?fromロン2 2014年10月
2014年10月07日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
プロ
切り・・・20人
切り・・・12人
切り・・・11人
切り・・・5人
切り・・・4人
切り・・・3人
切り・・・1人
ロン2ユーザー
切り・・・50.2%
切り・・・14.7%
切り・・・10%
切り・・・8.5%
切り・・・8.5%
切り・・・5%
切り・・・2.2%
切り・・・0.3%
切り・・・0.3%
切り・・・0.3%
プロ解答(50音順)
★切り
安達紘文
「ドラが2枚あるので手役にはそこまでこだわらないが、を残してダイレクトにを引いた場合は良いものの、引きのテンパイを取るのが嫌なので。それよりも、引きや、678に備えつつ、苦しいソーズ受けは期待せずに外す前提です。」
荒正義
「ソーズは安い。ツモなら外し。」
和泉由希子
「三色になったらうれしいな♪ドラは使い切るように作ります。」
河井保国
「タンピン三色ドラドラを目指す。」
黒沢咲
「は良さそうなので、はツモ切ってリャンメン固定します。次の有効牌によって、三色に行くか見切るか決めます。」
ケネス徳田
「ドラには手をかけない。シャンテン数よりも、ソーズの上の重なりを狙ったアガリやすい形、もしくはドラのくっつきに期待する。」
近藤久春
「最高形を逃がさないためのツモ切り。ソーズが場に安いので持っておく。」
櫻井秀樹
「勝負手だが、はもちろん、も切りたくない。ターツオーバーに構え、様子を見て進める。」
鈴木秀幸
「三色を本線にドラは切らない。切りからのダイレクト引きならまだしも、引きのテンパイではドラを切るに値するか微妙。対面の手出しからを使っている可能性も高いと見る。ここは打⑦で保留とし、引き、引きを視野に入れつつ、先に引きならば打としたい。」
瀬戸熊直樹
「678を追いつつ進める。引きは痛いが、を引いたら、その時の状況でのいずれかを切る。」
刀川昌浩
「が悪くなさそうなのと、ソーズは入り方を見なければ触れないので。」
中村毅
「一応678の三色を目指し、ツモによってタンピンドラドラに持って行く。」
仁平宣明
「2シャンテン戻しにはなるが、次に裏目がないように柔軟に構える。現時点では仕掛けは考えない。」
藤原隆弘
「2シャンテンに戻すことになるが、が弱いし、できるだけドラは2枚使い切りたい。受けは悪くなさそうなので、いったん切りとしておく。はチーして切り。を引いたら切り。引きなら切り。引きならやはり切りかな!」
古川孝次
「678の三色が見えるが、まず払うべき牌は。その後、マンズをと落とせない状況ならば外しとなる。」
増田隆一
「引きの三色を落とさないように、1枚切れているを打つ。1シャンテンに固執するよりも結果的には早いと考える。」
三戸亮祐
「ドラドラなので三色にはこだわらないが、ツモ次第で狙えるように切りとする。」
宮内こずえ
「678の三色を見つつ、を引けばタンピンドラドラ以上になるので。」
望月雅継
「三色は追うが、どちらかというとドラのを切り出さないつもりで。ツモ次第でのターツに手をかけたい。勝負手ではあるが、勝負局にはしたくないので、他家の対応次第。」
和久津晶
「暗刻になりづらいを切って将来的に良い待ちに。ドラはまだ切りたくない。が良いのでも切りたくない。」
★切り
鮎川卓
「巡目を考えると、ダイレクトの引きの価値が高いと思います。その後マンズにくっついて変化する際も、は比較的切りやすいと思います。」
石渡正志
「ロン2ルールであるならば、三色に固執することもないので、ツモ打のメンタンピンで十分と考える。マンズは異常に高いので、ツモ以外はアガりづらいと思います。」
小車祥
「三色は見切る。1シャンテンを維持し、ドラ周りをツモればと落としていく。」
木戸僚之
「ピンズが場に高く、強い色には見えないので、ピンズの伸びは見ず、打として1シャンテンに取る。」
黒木真生
「を引いたらドラ切りリーチ。ツモでもドラ切りでテンパイを取る。マンズにlくっついたら落とし。は生牌なのであまり期待はできない。」
柴田弘幸
「1シャンテンを維持して引きは切りリーチ。引きテンパイは取るならリーチとしたい。」
白鳥翔
「形的にはを落としたいが、巡目が深いこともあり、1シャンテンに取る打とします。」
西川淳
「ソーズが良さそう。テンパイしたらの待ちでもリーチの構え。一応ドラの使い道は残しておく。」
一井慎也
「三色は見切る。ダイレクト引きだけではなく、引きでもドラ打ちリーチ。ツモで払い。ツモは切り。」
村上拓也
「中盤に差し掛かり、手牌変化を追いづらく、がどこかに固まっていそう。ソーズは何を引いても即リーチ。マンズが伸びた時にソーズでメンツ選択。」
安村浩司
「1シャンテンに取る。対面が何枚を使っているか様子を見る。引き、引きはどちらも即リーチ。」
山井弘
「巡目的にもゆっくりと好形を求める時間はない。ストレートにを引けばドラを切ってリーチ。ドラ周りにくっつけば、ソーズを払っていきます。やを仕掛けてまで、アガリやテンパイにはこだわりません。」
★切り
吾妻さおり
「ドラドラなのでと外して三色は見切る。を雀頭に見つつ、くっついたら雀頭に切り替える。」
内川幸太郎
「ドラは使い切りたいです。接戦の南家、南1局ですから、鳴いて3,900でもアガって親を迎えたいです。」
勝又健志
「ドラを打ちたいところではあるが、残っているターツが弱く、形を決められない。と払って手厚くいきたい。」
越野智紀
「ドラを切らない前提で、マンズは2メンツ+雀頭もしくは3メンツとすると、ターツが余るので、一番弱い部分を払う。」
沢崎誠
「ドラを使い切るので手を広げたい!678三色が見えるが、対面の手出しを見て、が使われている可能性を考慮し、三色は捨てタンヤオ一本で行く!!」
滝沢和典
「ドラは切らない。メンツオーバーにならないように、ソーズのターツを外す。」
西岡慎泰
「雀頭も決まっておらず、ターツオーバーなので、と払い裏目を少なくする。」
羽山真生
「ドラを切らなくてもよい構えにして、好形を残します。」
藤島健二郎
「ドラ2枚の使い切りを優先。三色を見切り、もっとも柔軟な2シャンテン戻しをチョイス。」
古橋崇志
「ドラを使い切り、好形のテンパイを目指す。」
前原雄大
「不確定な三色を追うよりも、打が自然な一打と考える。」
★切り
魚谷侑未
「メンタンピンドラで十分なので手広く。ソーズの上の場況が割と良く(対面の手出しだけ気になります)重なりからタンピンの完全1シャンテンへの移行も見込めます。待ちが残った場合は巡目、状況によってリーチもあります。」
佐々木寿人
「自然に1シャンテンに構える。何を引いても即リーチだが、の重なりを期待。」
猿川真寿
「シャンテン数は落としたくない。ドラは不要になりそうなので、今のうちに外しておく。」
山田浩之
「中盤だが仕掛けやリーチもなく、今ならドラは打てそう。リードしているので三色には固執せず、自然にタンピンを目指す。」
四柳弘樹
「巡目的にも素直に1シャンテンに取る。678になったら最高。」
★切り
ともたけ雅晴
「三色は確定していないので、ドラをうまく活かしてアガりたい。メンゼンで進めていきたいが、有効牌を引いてこないようなら、ポン・チーも視野に入れて。」
二階堂亜樹
「ドラを切らないで手を組み直すのと、との危険度で上・下にはどちらも通りそうなので、対面の前巡手出しのを見てから切ります。」
福光聖雄
「マンズをもう1枚引いた時に5ブロックにしたい。ドラドラなので三色は見ない。」
前田直哉
「ソーズの上も良さそうではあるが、ソーズは1メンツと見る。」
★切り
須浦正裕
「ドラのを使い切りたい。は雀頭か、マンズを伸ばしてもう1メンツにしたい。」
奈良圭純
「余剰牌を残さない手組にしたい。メンゼンでテンパイが理想ですが、仕掛けてもマンガンの可能性が残るので。」
★切り
仲田加南
「ドラが余らない最高形を目指します。」
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