何を切る？fromロン２ 2015年7月
2015年07月07日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン２」の協力のもと、プロ雀士とロン２ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供：「ロン２」 作成：杉浦勘介
ロン２道場ルール （一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし）
東１局東家 （色の濃くなっている牌はツモ切りです）
プロ
切り・・・２７人
切り・・・１１人
切り・・・１０人
切り・・・４人
切り・・・１人
ロン２ユーザー
切り・・・46.9％
切り・・・19.4％
切り・・・10.9％
切り・・・10.9％
切り・・・5.2％
切り・・・4.7％
切り・・・0.9％
切り・・・0.5％
切り・・・0.5％
プロ解答(50音順)
★切り
石渡正志
「タンヤオ、ピンフ、三色(５６７、６７８、７８９)、一通などが見える。思い切って狙ってみたい。」
井出康平
「が２枚切れなので、雀頭固定して横のメンツを探す。一通、三色を目一杯追う。」
伊藤優孝
「一通、三色などを見れば、切りしかないでしょう。」
内川幸太郎
「一通と三色を見ての切り。」
近藤久春
「全ての手役の取りこぼしがないように。」
櫻井秀樹
「３巡目なので目一杯に。ピンフ狙い。」
柴田弘幸
「悪い牌姿なので、親権にこだわらず手役を狙う。」
白鳥翔
「２枚切れのを頭に固定し、横に手広く受ける。５６７の三色やソーズの一通を見て、手を進めていく。」
鈴木雄介
「開局とあり、全ての手役を取りこぼさないように進めたい。」
滝沢和典
「２枚切れのを雀頭固定して、三色や一通など手広く考える。」
武石絵里
「一通、三色、ドラ受け、全て残しておきたいので。」
刀川昌浩
「一通、三色を見ながらを１枚外す。」
ダンプ大橋
「役を作りたいので、一番いらないを。」
ともたけ雅晴
「開局の親でアガリたいところだが、リーチ以外にも役を絡めたいので、三色や一通など全ての可能性を残して進めたい。」
中川由佳梨
「とりあえず一通や三色を見る。」
仲田加南
「三色か一通か選べないので保留。ドラが
なのでタンヤオは見ない。」
中村毅
「開局の親なので目一杯に広げる。ソーズの一通や６７８、７８９の三色を見ながら打つ。」
二階堂亜樹
「三色や一通などの可能性を全部見て。」
浜上文吾
「３巡目なので、一通、三色を狙って打。重たくメンゼンで手を進めます。」
藤島健二郎
「三色か一通を見ながら柔らかく。は受け駒。」
藤原隆弘
「ソーズの一通か５６７の三色、ピンズを伸ばしてのピンフドラ１などを狙う。雀頭はだから。」
前田直哉
「他に切る牌が見当たらない。」
三戸亮祐
「一通と三色が見える形。を使った７８９の三色も意識して、やや狭い受けになるがを切りたい。」
山井弘
「ソーズの一通、５６７から７８９の三色まで見て横に広げて打ちます。親番なのでそこまで手役にはこだわりません。」
山田浩之
「東１局なので目一杯に。一通と三色を見る。」
吉田直
「三色と一通を見てを切る。」
★切り
荒正義
「親につき、手なりで正攻法。狙い手役はメンタンピンと５６７、６７８の三色か。」
魚谷侑未
「まだ形が良いとは言い難いので、親でリャンメンリーチを目指していきます。一応６７８もまだ見ては残しますが、有効牌を引いたらすぐ受け替えます。」
小車祥
「一通は見ない。三色もできたらいいなくらいの気持ちで手を進める。親なので、手牌に素直にスピード重視で進めていく。」
勝又健志
「好形リーチを目指しペン
を払う。一通の可能性よりも、手牌の柔軟性の方が価値が高い。」
上村慎太郎
「開幕の親番。受け入れを広く。三色になればラッキーだが、なかなか難しい手牌故に打。一通は残る形が悪いので見ない。」
客野直
「受けが被っている のターツを外す。は一応６７８の三色を見て残す。」
佐々木寿人
「一通は見切り、ピンズの伸びを見る。周りで１メンツ、ソーズ１メンツ、ピンズ２メンツが理想。」
西川淳
「親なので序盤は目一杯構えたい。のロスより周りのくっつきを重視する。」
真鍋明広
「一通を見切って三色を見ます。」
望月雅継
「普通に手を進めていくが、一通よりもピンフがベース。ロスなく進めていくことに重点を置きたい。三色も視野に入れたいが、おそらくも切り出すため、三色ならば５６７を基本に。」
森下剛任
「三色を見たいですが、アガリ逃しも痛いので、三色なら６７８に決めます。」
★切り
清原継光
「上の三色、一通、ドラと見えて、２枚枯れのを持っておくと硬すぎる気がするので。開局なので、大きく構えたいです。を切らないのは、タンピンへの移行も見て。」
沢崎誠
「ソーズの一通、雀頭の５６７、６７８の三色など、切りが一番手の変化や伸びに対応できそうです。の対子落としで手牌の変化を楽しみたいと思います。」
瀬戸熊直樹
「三色を見つつ、リャンメンテンパイを目指す。は２枚切れなので、こういう時は早めに外す。」
羽山真生
「まだ３巡目でもあり、が２枚切れているため、あらゆる可能性が広がる打とします。雀頭を固定するのはまだ早すぎますし、一通、三色、どれも可能性を捨てない方が良いかと思います。」
福光聖雄
「親なので、安全牌となるは持たず、自分の手牌を優先で進める。」
藤崎智
「とりあえずいろいろな可能性を全て残しつつ様子見。」
古橋崇志
「ソーズの一通、５６７、６７８の三色を見て。が２枚切れで６ブロックに受けたくないので、は切らない。」
安村浩司
「タンピン三色狙い。この時点では安全牌は持たない。」
四柳弘樹
「三色と一通の両方を見て進める。」
和久津晶
「２枚切れのを雀頭に見立てての進行は窮屈だから。」
★切り
鮎川卓
「ソーズの一通を狙いつつ、ピンズが伸びたら と落とす構想です。」
斎藤桂史
「三色はなくなりますが、ピンズで２メンツ、ソーズで２メンツが現実的な気がします。」
清水香織
「一通を主軸に。 を切ってピンフを目指す手もあるけど、一通は好きな手役なので可能性は追求します。」
古川孝次
「ピンズの伸びを考えてマンズの受けを考えない。ただソーズの一通も見えるので、あえて切り。」
★切り
黒沢咲
「手が整ってきたら、全員に通りそうなをトイツ落とししながらピンフ三色に向かうが、ツモが効かないようなら安全牌を抱えながら手を広げずに打つ。正直あまりアガれる気がしない。」
カテゴリ：何を切る？
