第32期A2リーグ第3節レポート 柴田 弘幸
2015年07月30日
第1節、第2節と終えて第3節で対戦した藤原、石渡この両者と同卓が前半戦最初のポイントと意気込んでいたが結果は惨敗。
それならばと、最後まで好位置を狙いにと切り替えて挑んだ第4節、対戦者は山田、内川、白鳥。
スタートは私が内川への1,000点の放銃となる。
内川
ロン ドラ
続く東2局では私が12巡目にチーして17巡目500・1,000のツモアガリ。
柴田
チー ツモ ドラ
この500・1,000をアガる。
点棒状況は無風だがアガりに違和感を感じたのを覚えている。
東3局は親の内川、白鳥の2件リーチとなり、
内川
リーチ ロン ドラ
白鳥から内川へ12,000の移動となる。この局は完全に見る局となってしまった。
3巡目の自身の手牌がこれで、2枚目のを打たれて動く手は無いと思うが、
柴田
10巡目の内川から打たれたは、チーと動く手があったように思える。
柴田
出る
自分のスタイルでは動かない形、ただ東2局の500・1,000を見るに動いたほうが良い気もする。
ただこれを動いて、果たして今日4半荘をまともに戦えるかが怖くて動けなかった記憶が有る。
東3局1本場
柴田
ドラ
3巡目のこの手牌で親落としの選択もあったが実際はとして、字牌の重なりで跳満、倍満の渡りを見てしまったのだ。
結果はテンパイすらせず、内川のリーチへ3,900は4,200の放銃となる。
内川
ロン ドラ
結果は酷いが手を振り切れたのは良かった。
東3局2本場
内川の先制リーチにしっかり攻めてアガリをものにする。
柴田
ロン ドラ
先ほどの手牌は相手に見えない形で放銃、今回はアガリなので相手に見えることになる。
いつでも攻めれますよと相手にみせれたこの2局で、うまく自分のリズムにしていければと思ったが、この半荘は31,600と小さい2着で終る。
2回戦東1局
終盤まで1シャンテンで粘るものの、親の山田のリーチを受けて退くことになり流局。
山田
リーチ ドラ
東1局1本場
親の山田が捨て牌にドラを被ってのリーチ。安いわけがない・・
リーチ ツモ ドラ
非常に大きな6,000は6,100オールをものにする。
東1局2本場
私が5巡目にタンキ待ちのテンパイを入れ6巡目のツモで待ち変え。
柴田
ドラ
しかし親山田のリーチ宣言牌がで、真っ向勝負の私から4,800は5,400のアガリ。
山田
リーチ ロン ドラ
これで今日の方針は明確になった気がした。
初動を重視してアガれなくても相手と同じ速度にしない、守る時は守備の意識を早めに行うこと。
3回戦は東場は良いアガリがないまま40,000まで持ち点を増やすが危機感は変わらず。
南2局
私が親で動き白鳥へ7,700を放銃。
柴田
チー ドラ
白鳥
リーチ ロン ドラ
当然の結果であろう反省点はたくさんあるが後悔はしていない。
南3局
親の白鳥がリーチ、前巡目に私もテンパイをいれている。
白鳥
リーチ ドラ
柴田
ロン ドラ
ここが私と白鳥の今日の運の勝負だったように思う
そして4回戦は私が5万のトップを取りその日を終える
1~3回戦はかなり危険だったが、自分が感じた危機の感覚を早めに打牌に切り替えたのがたまたま結果に結び付けられた。
これからの中盤戦、良い風が吹くように調整していきたい。
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート