何を切る?fromロン2 2016年12月
2016年12月02日
このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」 作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局2本場南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)
※西家はをポンして打、をポンして打、その後2軒リーチ
プロ
切り・・・19人
切り・・・6人
切り・・・4人
切り・・・4人
切り・・・1人
切り・・・1人
切り・・・1人
ロン2ユーザー
切り・・・33.3%
切り・・・17.5%
切り・・・17.5%
切り・・・14.6%
切り・・・10.5%
切り・・・3.5%
切り・・・1.2%
切り・・・1.2%
切り・・・0.6%
プロ解答(50音順)
★切り
朝霧千裕
「オリの選択ですが、安全な牌もないので、親の現物で北家にも比較的安全なを抜き打つ。」
内川幸太郎
「オリます。親には打ちたくないので、親現物ので。」
清原継光
「ベタオリします。ともに通りそうですが、親の現物を最優先します。北家に放銃する可能性はあるけど仕方ない。危険牌を引いたら、さらにと手をかけ、必死にベタオリします。」
紺野真太郎
「を叩き切ってリーチも良いが、さすがに分が悪そう。が通っている+のワンチャンスで打。」
櫻井秀樹
「→とオリる。念のため親への一発は避ける。」
ダンプ大橋
「親の現物。」
二階堂亜樹
「ラス目で打ちたくないので。状況的にピンズが通りそうなので、上家・下家に通るから切ります。」
二階堂瑠美
「ツモなら追っかけリーチに行けるけど、ドラもなし、鳴きも入っている状況でこの形では、マンズ・ソーズ・字牌を中途半端に切りたくない。親には絶対打ちたくないので、ピンズかな。」
仁平宣明
「1シャンテンに受け直すかオリるかの選択になるのだが、形が苦しいのでここは当然オリを選択する。追っかけの親リーチに通っていて北家に通りそうなとする。」
東谷達矢
「共通安全牌がないため、親の現物を切りながら七対子を目指す。」
福光聖雄
「1巡パスして良いでしょうか・・・とはいかないので、親に安全なの順で。」
藤岡良一
「連荘中の親がリーチで子方も動きを入れている今、点棒が少なくエネルギーも無いのに向かっていくのは無謀。を抜く。次に。」
藤崎智
「親の現物でワンチャンスを切ります。」
藤原隆弘
「ここはもう無理。全力でオリて、他家の打ち合いで終わってくれるよう願う。勢いのある親が一番怖いので、親の現物で他にも大丈夫そうな順で。という順かな?そのうち現物も出来て大丈夫でしょう。」
古橋崇志
「絶対に親に放銃しないようにオリる。まずは現物の次に安全牌が無ければとする。」
三戸亮祐
「三色1シャンテンも、が2件リーチに切りきれないのでオリを選択。親の現物で下家にも通りそう、かつ対面にはのワンチャンスので凌ぐ。」
安村浩司
「リーチは高打点の可能性が高いのでオリ。安全牌は無いが、→と打っていく。」
山井弘
「自分が戦える手形ではないので、この局面は必死にオリたい。ピンズ3枚から選択するしかないが、単純に点棒を持っている親の現物でとする。が4枚切れで北家にはが通りそうだが、親は先打ちからの周りの悪形が埋まっての待ちは十分考えられる。
例えばこのような形からの切り。」
吉田直
「親の現物の切り。」
★切り
伊藤優孝
「点棒状況から、ひたすら受けるしかない。これといって確実な安全牌は無いが・・・。」
客野直
「アガリは厳しそうなので、全員に通りそうなを切ってオリる。ピンズを中心に切っていき、後は天に祈る。」
猿川真寿
「3者テンパイ濃厚で安全牌が無いので、一番通りそうな牌をとりあえず打つ。」
沢崎誠
「攻める手牌ではないし、守り切れる手牌でもない。ここは安全度の高そうなの選択!! はロン牌なら満貫以上か?他の牌合わせ打ちで凌ぐ。」
西川淳
「親のリーチが強烈。ここはオリます。を引っ張った意味に、現状有力な手がかりがなく、リーチの両者に共通安全牌が無い以上、親に安全な方を優先。もあるが、の方が2者に当たらないと見ます。」
藤島健二郎
「一番全員に通りそう。ベタオリ!」
★切り
西岡慎泰
「2件リーチの共通安全牌もほとんど無く、自分都合で進める。三色やピンフイーペーコーを狙う1シャンテン戻し。」
藤井すみれ
「完全安全牌が無いので、もう1枚を切っているうちに増えるのを待ちます。オリ!」
古川孝次
「まだ東2局であるから勝負はもっと先になるが、現在の牌姿からいえばを手に残して456の三色を狙うのが至当と思われる。」
望月雅継
「親の追っかけリーチが怖いが、リーチが無ければ・・・と考えるとテンパイ取らずとしそう。それなら形に素直に打ちたい。テンパイという欲にとらわれないで戦いたい手。本音はやめたいが、抜く牌が無いのも理由のひとつ。」
★切り
清水香織
「手詰まり感が半端ないけど・・・全員の共通安全牌は無いので、待ちは無視して、ワンチャンスの切り。当たったら仕方ない。引いたらリーチ。」
HIRO柴田
「ピンズを1枚外して1巡凌ぐ手もあるが、勝負(リーチせず)で様子を見たい。」
美波智子
「特に行きたいわけではないが、安全牌と呼べるものが無いので。仮テンパイを取り、456の三色になったら追っかけます。」
宮内こずえ
「どのワンチャンスも当たる可能性があるので一旦テンパイ取ります。引きはを勝負しますが、この後オリる可能性も大です。」
★切り
和久津晶
「が危険すぎる。ワンチャンス・1枚切れ、一番復活しやすいかと。」
★切り
近藤久春
「オリを選択。安全度での順。」
★切り
林俊宏
「親の現物のを選びたいが、この手組をして、ツモの2軒リーチなら、歯を喰いしばってを選択。」
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