第156回:天空麻雀18女性大会優勝特別インタビュー 二階堂 瑠美 インタビュアー:中野 妙子
2016年12月21日
『二階堂瑠美』
麻雀ファンの方なら誰でも知っているであろう、日本プロ麻雀連盟の女流四天王ともうたわれる天衣無縫、二階堂瑠美プロが、また優勝しました!
天空麻雀女性大会で4度目の優勝をしたということで、今回は僭越ながらわたくし中野妙子がインタビュアーを務めさせて頂きます。
インタビューというもの自体が初めてなのですが、なるべく瑠美さんの思いが伝わるものになればいいなと思いますので最後までお付き合い宜しくお願いします!
今回は、瑠美さんと一緒に決勝の試合を見る、というなんとも贅沢なことから始めさせて頂きました。対局を一緒に観て解説してもらえるなんて幸せすぎる!
11月初旬、夏目坂スタジオにて待ち合わせ。
初めてのインタビュー、さらに相手が瑠美さんということで緊張しながら向かう。
瑠美さん登場。今日も可愛い。
中野「瑠美さんおはようございます!今日は色々お話聞かせて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします!」
瑠美「おはようー!よろしくお願いします!」
今回の予選を勝ち抜いた決勝メンバーは、
二階堂瑠美、二階堂亜樹、宮内こずえ、高宮まり
(以下敬称略)
天空麻雀の歴代優勝者達が揃う、まさに決勝にふさわしいメンバーでの戦い。
中野「今回は四天王のうち3人&高宮プロという決勝でしたが、決勝に向かう意気込みや意識することなんかはありましたか?」
瑠美「意気込みってわけじゃないけど、まりこ(高宮)が勝ったら四天王失墜!とかは考えたかな(笑)特に意味はないけど(笑)」
東1局 親・亜樹。
宮内から5巡目の待ちのリーチがかかるが、ドラドラ1シャンテンの瑠美が真っ直ぐに押して次巡追いつく。
ツモ ドラ 打
迷わないツモで待ちの追いかけリーチ。
しかし、をツモった宮内の2,000・4,000のアガリとなる。
中野「開局にドラ3のこんないい手で引き負けて、どういった心境でしたか?」
瑠美「あら?負けちゃった。でも放銃になってないから、自分の状態はそんなに悪くないのかな?くらいの気持ち。満貫ツモれたこーちゃん(宮内)の調子がいいのかな?ぶつからないようにしたほうがいいかな?とか考えていた。」
東2局 親・高宮。
結果から言うと、高宮から先制リーチが入るが、瑠美が同巡追っかけリーチで一発で宮内から満貫を打ち取ることになる。
ドラ
第一打にとするものの、3巡目にひいたは手元におく。
4巡目にをひき、三色を見切って打。徐々にスリムに構え、親の高宮のリーチの同巡に
ツモ
高宮の現物のを切ってリーチとする。
1シャンテンの宮内からが出て8,000のアガリ。
2人の現物のの筋ということもあるだろうが、第一打の瑠美の切りが盲点ということもあってのという選択だったろう。
中野「これは後のインタビューでも話題になっていましたが、第一打の打ちが光りましたね!」
瑠美「これねー!上手くいったね!最初は678の三色を見て切りとしたからね。それにしても満貫アガった人が満貫放銃しちゃうんだなー。麻雀って面白いなぁと思った(笑)」
さすが瑠美さん、ここで678の三色を見ていたとは。
配牌をもらって見ている手役が私より断然多いなー。
対局を観ながら瑠美さんは楽しそうに話す。
瑠美「あーこーちゃん鳴いたね。こーちゃんが鳴いちゃだめってことを教えてくれたね(笑)」
南入した時はダントツのトップ目。
中野「だいたい大丈夫って思ってました?」
瑠美「だいたい大丈夫かなーとは思っていた。思ってたけど、油断はしていないつもり。麻雀だから何が起こるかは分からないけど、大体いけるかなーって。」
瑠美さんは放銃することもなく、他家の安いアガリで局が進む。
瑠美「私がツイてるからこうなるんだよね。こういう展開になる。」
中野「このアガリがあるってことですか?私なんか、自分で失敗したことを考えてしまいがちなのですが、アガッた時も考えることがあるってことですね?」
瑠美「そう、振り返った時にアガッたけど、これはアガッて良かったのかって。このアガリは誰にプラスに作用したのかなって、誰がいい状態なのかなって常に考えているよ。」
中野「瑠美さんは対局中いろんなこと考えてるんですね。例えば他に何を考えているのですか?」
瑠美「それぞれ、役割があるじゃない?今やるべき事があるから、それを壊すとゲームが壊れるからそのことを考えている。自分がトップ目だからちゃんとしないとなーって。まくられないようにしないとなって思っていた。自然にやらないとなって。」
中野「アガリ逃ししない、とかですか?」
瑠美「あーちゃんはアガリ逃しが一番嫌だって考えているみたいだけど、私は違うかな?状態と展開にもよるけどね、勿論アガリ逃しは罪。だけどアガリまでの道が細ければ、そんなに気にしない。全く気にしない訳ではないけどね。無駄な連荘はしない、リーチはしないって思ってたよ。無駄な連荘というか、局が増えれば選択肢が増えて、自分のミスや相手のチャンスも増えると思っているから。」
なるほど。いつ話を聞いても本当に勉強になる。
とても印象に残ったのが
南4局 親・宮内
親の宮内が13巡目でも苦しい1シャンテン。
ドラ
瑠美は13巡目にをポンして
ポン
待ちのテンパイ。ただ、は場に5枚切れている。
宮内が15巡目に少考して手の内から打。これを見た瑠美は、をつもってきた時に考える。
珍しく長考して、一旦手がをつまむ。だがまた考え、結局打とし、これを宮内がポンしてテンパイをとり、流局。
瑠美「ここで切りたいなーって思ってをいったん触ったのだから自然に切ればいいのにねー。ここが私の甘いところだなー。切ればいいのにねー。自分のミスで相手の(こーちゃんの)チャンスを増やしちゃったから、次局は大事!ちょー大事って思っていたよ。」
ここから宮内が3本場まで粘る。
最後は瑠美のとのシャンポンリーチに宮内がフリテンで追いかけリーチをするものの、で瑠美への放銃となる。
瑠美が見事自分でアガリを決めて優勝となった。
中野「瑠美さん改めて優勝おめでとうございます!」
瑠美「ありがとー」
中野「どうなんですかね?これだけ優勝経験が多いともうそんなに嬉しくない、とかありますか?(笑)」
瑠美「そんなことないよー!でもね、あのを切らないで切ってたらもっと喜べたし優勝して誇らしかったな。」
中野「瑠美さんは優勝しても嬉しいとかじゃなくて、反省してるんですね!」
瑠美「そうだよー。いつも反省ばかりだよ。」
中野「では、反省じゃなくてこれはすごく良かった!という対局はありますか?」
瑠美「プロクイーンを獲った時だね。あれは自分でも良い内容だと思った。」
中野「なるほど!そういえば、瑠美さんに聞いた言葉で私の中でとても印象に残ってるやつがあります。」
瑠美「なあに?」
中野「私が、『全然勝てないんですよねー』と瑠美さんに言ったら、瑠美さんが『たえこは勝ちたいの?』私『はい。勝てるようになりたいです。瑠美さんは違うのですか?』と聞いたら、『うん、勝ちたいとかじゃないの。わたし、麻雀のことをもっと知りたいの。』って。その言葉がとっても印象に残っていてずっと覚えています。」
瑠美「そっかー、ふふ、そんなこと言ったねー。そう、知りたいの。」
中野「それ聞いて、あー。なんかやっぱり違うなぁと思ったのです。」
なんだろう、瑠美さんの言葉にはなんだか私の中で引っかかる、印象に残ることが多い。
この言葉は実際とても私の中に残っていて、瑠美さんにますます憧れることになった。
瑠美「この天空はね、3回優勝している人は他にも何人かいるの。でも、4回優勝している人はいないから、始まる前のインタビューで、「私優勝します!4回目になります!」って優勝宣言してたから、有言実行できて良かった!」
中野「有言実行なんてかっこいい!流石です(笑)そういえばこの決勝を見てて思ったのですが、瑠美さんてすごく気持ちのいい声で「リーチ!」って言いますよね!迷いがない感じの。映像対局であまり声を聞いたことなかったのですが、とても印象に残りました。」
瑠美「ありがとう!小島先生や荒さんの真似したり、たっきーくん(滝沢プロ)の真似したり寿人くんの真似したりしてるよ。」
中野「ええ?!そうなんですか?毎回ちょっと違うのです?」
瑠美「違うの!本手の時はたっきーくんとか、ぱっと見愚形の時は寿人くんとか。」
中野「(笑)」
瑠美「先制で先手取りたい!って時は荒さんかな。本手で絶対アガリたいけど、気負いを見せない時は小島先生。荒さんと小島先生が似てるんだよねー。難しい。満貫確定が小島先生。高め満貫が荒さん。」
中野「この情報書いて大丈夫なんですか?(笑)」
瑠美「多分わかる人いないから大丈夫じゃないかな?(笑)」
中野「瑠美さんおもしろい(笑)」
瑠美「だから女流桜花の時は静か!」
中野「なぜですか?」
瑠美「ヤミテンが多いし、満貫以上とかあんまりないから(笑)」
瑠美さんはほんと明るくて楽しい方(笑)
いつも色んなことを楽しんでいるイメージ。
中野「色々質問させて頂いていいですか?」
瑠美「いいよー(笑)」
中野「対局前にご飯は食べますか?いきなりすいません。私、ごはん食べないタイプでして。」
瑠美「食べる!ご飯食べないで打てるのは2回だから。5回とか打つなら5回分食べる!食べないと力がでないよーってなるから(笑)お米が好き!やっぱ米!」
中野「対局前のジンクスとかありますか?」
瑠美「ジンクスっていうか、ごはんは食べる。ちゃんと寝てごはん食べて対局に向かおう!って思っているのだけど、寝ない食べないで勝ったのはあった(笑)最強戦の時もプロクイーンの時もだいたい2時間ぐらいしか寝てない(笑)でも、勝ったからねー。どっちも集中力が高かったの。食べてなくて寝てなくて、自分の命を削って集中力をあげていたのかもね(笑)普通のリーグ戦の時は食べないとだめだなーって思っているのだけどね。」
中野「好きな芸能人は誰ですか?」
瑠美「最近イエローモンキーが復活したんだけど、世界一かっこいい男は吉井和哉だと思いました。今はひーせの良さがわかる。」
中野「吉井和哉さんて、寿人さんちょっと似てません?」
瑠美「似てない。全然似てない。」
中野「なんか似てる写真見たことある気が、、、」
瑠美「似てない。全然似てない。芸能人とか関係なく世界一かっこいいのは吉井和哉だと再認識しました。」
中野「さてそろそろ、これを読んでいる皆さんも気になっていると思うのですが、ご結婚おめでとうございます!」
瑠美「ありがとうー!」
中野「ホームページも拝見させて頂いたのですが、相手の方は一般男性なんですよね?」
瑠美「はい」
中野「麻雀は打たれます?」
瑠美「ぜんぜん!」
中野「瑠美さんの麻雀を観て2人でお話しとかは?」
瑠美「ぜんぜん!(笑)」
中野「逆に、見て欲しいっていうか、麻雀の話をしたいとかわかって欲しいとかはないですか?」
瑠美「ないよー自分の麻雀、わかって欲しいと思ったことないの。麻雀って、こう、人それぞれの考えがあるじゃない?それを相手に伝えるっていうか、わかってもらうというのはとても難しくて、わかって欲しい、とかじゃないのだよね。自分は自分で、考える、感じる。」
ふむ。瑠美さんの答えはとても深くてとても考えさせられることが多い。
いつも自分と視点が違うのを感じさせられる。
瑠美さんて、独特の考えというか感性があるなっていつも思う。
中野「2人でいる時は何をしてるんですか?」
瑠美「なんかそれぞれ、違うことしてる(笑)」
中野「ツイッターで見ましたが、お料理されてるみたいですね!」
瑠美「そう!いつも売るほど作っちゃうの(笑)」
中野「ちなみに、得意料理はなんですか?例えば初めて彼氏に料理を作るなら何を作りますか?」
瑠美「クリームシチュー!(即答)簡単だし美味しいし、とっても好きなの。」
瑠美さんのクリームシチューを食べられる旦那様が羨ましい(笑)
中野「そして、妊娠おめでとうございます!」
瑠美「ありがとうー!」
中野「今どんなお気持ちなのでしょうか?」
瑠美「ずっとね、子供が欲しかったからすごく嬉しい。早く会いたいなーって思うよ。」
中野「瑠美さんの本も読ませて頂いたのですが、今までいろんなこと、家族がばらばらになったり大変なことも経験している瑠美さんなので、とても温かい楽しい家庭を築きそうだなと思います。」
瑠美「うん。子供いっぱい産みたい。家族がいっぱいいたら楽しそうでしょ?4人は欲しいな(笑)」
中野「麻雀プロになりたいって言ったらどうしますか?」
瑠美「とりあえず手に職は持たせて、仕事はしつつプロだったらいいかな(笑)子供が麻雀プロになりたいって言ったら心よく賛成できるような、麻雀プロとして生活していけるような麻雀業界を作っていきたいと思います。」
中野「瑠美さんは今年、亜樹さんとも本を出版され、結婚を発表され、妊娠も発表、休養の前には天空麻雀優勝!話題が尽きないですね!」
瑠美「なんか色々あったね(笑)」
中野「私も本を読ませて頂きましたが、改めて、この本にはどんなメッセージがあるか教えてください。」
瑠美「今生きていくのがちょっと辛いなーとか大変だなーって思っている人がいたら、こんな世界もあるんだよ、こんな人達もいるんだよっていうのを見てもらえたらなーって。辛い日々をなんとか過ごしていると、つい目の前の世界が全てで、視野が狭くなりがちだと思うんだけど、そうじゃないんだよ、と。自分が見てる世界の少し外側に目を向けてみると、色々な発見があると思うの。私達もこういう事あったけど今こうして頑張って生きてるよって。少しでも誰かを励ますものになるといいなと思います。もちろん、現在幸せな人達は何も考えずに読んで頂きたいです(笑)エッセイ的なものとして(笑)」
中野「そして運も実力もあって2人とも成功されてますもんね!」
瑠美「いや、運だよ!たまたま姉妹で、たまたま2人が麻雀好きっていうのがあったから。あとは連盟に入ったっていうのも良かったんだなと思うよ。連盟が看板的な存在にもしてくれたし、感謝してます。だからもっと後輩たちの育成にも力をそそがなきゃなと思ってる。」
中野「瑠美さんは戦術本とかは出さないのですか?」
瑠美「お話がこないからね(笑)」
中野「お話が来たら書きますか?」
瑠美「頑張る(笑)でも私感覚雀士だからなー(笑)ここはこうしなきゃ、これ切らなきゃって思うから、思っていることを言葉にする、書くのって難しいよねー。」
そういって置いてあった著書『明日は今日より強くなる』を手にしてパラパラとページをめくり、あるページに止まるとしばらく読んで1人の世界に入る。
瑠美「もーー!ここ!あーちゃんの書いたの見ると、いっつも泣いちゃう。」
亜樹さんが書いたページで目をうるませる瑠美さん。
この本は瑠美さんと亜樹さんが前半と後半で半分ずつ、自身の今までのことを綴ったものだ。
この瞬間だけでも、亜樹さんへの特別な思いが伝わる。
中野「2人で同卓されることも多々あると思いますが、亜樹さんを意識するということはありますか?例えば、姉として負けないぞー!的な。」
瑠美「姉としてよりも、競技プロとして負けたくないってのはあるよね。普通に尊敬する打ち手だから。良い麻雀打ってやるぜ!って感じかな。」
中野「なるほど。私からすれば、美貌、雀力、人気、全てを兼ね備えていると思う憧れの瑠美さんですが、今欲しい物はありますか?」
瑠美「ありがとう(笑)欲しいものかー。うーんと、当たってる宝くじ。子供の将来のために使うの(笑)」
中野「当たってる宝くじ!確かに欲しいです(笑)今後麻雀界でやりたいことはありますか?」
瑠美「二階堂塾!」
中野「勉強会ですね!」
瑠美「うん。小島先生の足元にも及ばない私なんかがおこがましいなとは思うのだけど、小島先生が阿佐田先生に教わって受け継いだことを私たちに教えてくれたように、その教わった事を今度は私たちが少しでも後輩達に伝えていけるように努力したいなと思う。」
中野「いいですね!とても参加してみたいです。女流の勉強会というか、プロとしての在り方なんかを教えてもらえたら嬉しいです。」
瑠美「知らないことは損だからね。知ってても間違えることはあるけど、知った上で本人がちゃんと選択ができるように、私が知っていることは伝えていきたいと思う。それもおしつけなのかもしれないけどねー。」
いつも後輩の事を思いやり、心配してくれているのを感じる。
そういった所は本当にお姉さん体質、というかお姉さんとして生きてきた瑠美さんを感じる。
中野「小島先生や瑠美さんは、魅せる麻雀だと思います。瑠美さんはいつもめっちゃサービス精神旺盛ですよね!」
瑠美「魅せたいっていうか、自分はこれが楽しい、って思って打っているだけなの。純粋に勝つことや牌効率が至上の人からしたら、はー?って思うこともあると思う。でもやっぱり牌効率だけで勝てるものじゃないし、牌効率は大事で、基本は大事で、基本通りに打つのだけど、でも要所要所でもうひとつ人と違うところが見せられたらいいと思って打ってます。というかそれぐらいしかできないのです。プロである以上常出来るだけ正着を選ばなければなと思っていて、どれだけ正しいものを選べるかは大事だと思うから日々の稽古も大事で。感性でもいいし理論でもいいし、拠り所にするのはなんでもいいと思うのです。自分が自分の力をいつも100%出せるのかってところだと思うのです。ほんとはもっと麻雀したいなー稽古したいなー。」
麻雀の話になると口調も真面目に真剣になる瑠美さん。
中野「しばらく稽古は難しそうですね?」
瑠美「そうだねー。しばらく実戦は厳しいから、麻雀格闘倶楽部とロン2で頑張ります(笑)」
中野「麻雀格闘倶楽部と言えば、近々スロットも出ますね!」
瑠美「そうなの!12月に稼働開始になります。私も早く打ってみたいけど、出産後になるかな。」
中野「これから、妻として母として麻雀プロとして活動されていかれるのですが、こういう風にしていきたいという理想とかはありますか?」
瑠美「特に意識することはないのですが、強いて言うなら、もっと強くならなきゃーという漠然とした思いがある。人としても競技プロとしても、深みのある存在でいたいと思う。」
私の質問を真っ直ぐキラキラした目で見ながら聞いてくれ、ちゃんと考えて答えてくれる。
いつも、どの答え方が瑠美さんの想いに近くて、どうしたら伝わるかを真剣に考えてくれているのがとても伝わってくる。
瑠美さんは適当なことは言わない。真面目で真っ直ぐで嘘がないのが伝わる。
だから私は瑠美さんを好きなんだなーと改めて思う。
中野「瑠美さんしばらくお休みに入ると思いますが、いつ復帰とか予定は決まっていますか?」
瑠美「まだ正直わからないなー。順調にいって体調も良かったらいいけど、こればかりはその時になってみないとわからないからね。状況をみつつ、周りに迷惑をかけないように復帰できたらいいなと思っています。」
中野「今日は色々お話聞けて本当に楽しかったです。ありがとうございました!体調に気を付けて元気なお子さんを産んでくださいね!瑠美さんの復帰を心待ちにしています。」
瑠美「私も楽しかったよ!ありがとう。頑張って元気な子供産むね!」
麻雀の話からプライベートな話まで色々質問させて頂き、インタビューというより普通にお話させて頂いた感じになってしまいましたが、瑠美さんは嫌な顔ひとつせず、本当に楽しい時間でした。
これから瑠美さんには出産という大仕事があり、またその後、人として一回りも二回りも大きくなっていくんだろうなと思います。
そんな瑠美さんの麻雀を観るのがまた楽しみ。
瑠美さんに少しでも近付けるように、どんどん引き離されていかないように追いかけていかなければ。
二階堂瑠美という人には、ずっとみんなの憧れでいて欲しいと思う。
私がそんなことを考えなくてもきっとこのお方は、そのキラキラとした目で物事を見つめ、判断し、これからも自然に太陽のように輝いていく人なんだなと、改めて感じました。
しばらく休養に入るので来春までのお預けになりますが、これからも後輩として、また瑠美さんの一ファンとして応援して行きたいと思います!
カテゴリ:プロ雀士インタビュー