第16期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第4節レポート
2017年08月04日
Aリーグ4節 宮田豊夢
1卓(稲岡・佐々木・勝間・坂本)
2卓(貫上・米川・森下・藤川)
3卓(宮田・仁科・辻本・横山)
3卓では辻本が好調でした。
3回戦 東1局 親
ツモ ドラ
辻本はこの4000オールを皮切りに立て続けに上がり+25.7Pのトップ。
4回戦も好調を継続し今節+57.7Pと成績を伸ばしました。
2卓では藤川が好調です。
4回戦 南1局
ポン ポン ロン ドラ
藤川が親の米川からこの8,000をアガリ、56,100点とリードを広げました。
放銃した米川も好形のピンフの聴牌を入れており、親としては仕方のない放銃かと思えます。
南3局 親藤川
森下が聴牌を入れドラのをリリース、これを貫上がポン。
貫上は3回戦まで3連続のラスで4回戦目は何としてもプラスが欲しいところであります。
次順、森下はリーチと出ましたが、ここは貫上が制しました。
ポン ツモ ドラ
この2,000、3,900をアガリ、持ち点は30,000点を超えました。
南4局 親森下
今半荘ラス目の森下だがオーラスの牌姿は悪くなく、好形の先制リーチをかけます。
これに真っ向から立ち向かったのがここまで3着目の米川。
ドラのダブをトイツで持っているが、かなり身動きがとりづらい牌姿に見えました。
しかし、ドラのを生かし何とかアガリをものにする。
ツモ ドラ
このアガリ以外ないのではないかというような細い糸を手繰り寄せるような値千金の
2,000、4,000で浮きの2着の+10.4Pとしました。
卓内トップは全連対の藤川で+61.0Pと大きくリードを伸ばしトータルでも+109.4P。
唯一の100P越えとなり、他の選手は何としても藤川を止めたいところです。
Bリーグ4節 山神剛
今回は全10節の中で折り返しが見えてきた第4節になります。
おおよその順位が固まってきたとは言え、
上位はまだまだ僅差ですので、入れ替わりがありそうです。
1卓(中川・城・高谷・上村政)
2卓(山中・吉本・大橋・丸山)
3卓(吉田圭・松永・山室・山神)
4卓(上村宜・筒井・原田・辻井)
1卓
一人+100Pを超えている独走状態に一番近い上村政を誰が止めるのか。
結果は高谷・上村政の二人で2回ずつトップを分け合い、
上村政は+9.6Pと安定した強さを見せ、トップをキープしました。
2卓
現状2位の山中がポイントを伸ばす事が出来たのだろうか?
この卓ではトップを2回取った吉本が卓内トップの+22.9Pを獲得する。
山中、大橋、丸山の3人でキレイにマイナスを分け合う結果になりました。
山中は▲8.2Pとはいえ、2位をキープしています。
3卓
現在3位の山室は、ポイントを上げられただろうか?
2回戦東3局
1回戦でトップを取った山室を止めようと、山室の親リーチに吉田が追っかけリーチ。
山神、松永も仕掛けて戦いに行くが、山室が4,000オールのツモアガリ。
この点棒を守り切り、連続トップと順調に加点していきます。
3回戦、ずっと攻め続けていた吉田がついに大爆発しました。
1人浮きの+37.3Pと、半荘1回で卓内トップに躍り出ます。
山室は▲4.9と沈みながらも2着をキープ、まだまだ好調さが伺えます。
4回戦は好調を取り戻した吉田と、ここまで3回戦我慢をし続けていた松永の一騎打ちになりました。
軍配は吉田にあがり、たった2半荘で+60P弱を稼ぐ事に。
山室は序盤の貯金を使って+9.2Pと現状キープに成功です。
4卓、4回戦
東4局1本場 南家の筒井が
この配牌から染め手に一直線。
、をポンすると同時にを2枚重ね、
ポン ポン ロン
この卓では好調の筒井、上村宜がお互いにポイントを重ね、
+49.3P、+50.8Pと二人揃って上位に浮上しました。
上位はまだまだ僅差が続いているので、目が離せない展開になりそうです。
C1リーグ第4節:長尾浩平
6月25日天候は曇り、C1リーグ第4節。
そろそろリーグ戦も終盤にさしかかり、最後の直線にむかう第4コーナといった所でしょうか。
今回の私の対戦者は、長野、高橋、獅坂。
1回戦東1局、配牌をとると
の好配牌。しかしツモ牌とかみ合わず流局。
もう一人苦しそうであった高橋と供にオリにまわり、
長野の獅坂の2人聴牌スタートとなり、長尾にとって怪しい雲行きが見える。
東2局6巡目長野のリーチ。
ドラ
これを軽々とを一発でツモ上がり好調を伺わせる。
その後も長野、獅坂は加点を続け2回戦終了時には
長野 +36.5P
獅坂 +13.4P
高橋 ▲16.5P
長尾 ▲35.4P
となり2回連続同じ着順になった。
3回戦東1局
長野が7巡目にこの手配でリーチをかける
ドラ
3回戦も長野優勢かと思われたが、親の高橋が追いつきこの形でリーチ。
結果は流局となったが、このままでは終われない高橋の気迫が感じられる1局でした。
それが実ったのかその後、親でリーチ。
ロン ドラ
ポン ロン ドラ
と連続で高打点をアガリ、トップをものにする。
このまま高橋が勢いにのるかと思われた。が、この日の主役はやはり長野だった。
長尾と接戦であった4回戦も4巡目に条件をみたし、リーチをアガリきり勝負あり。
4回戦オーラス リーチ。
ツモ ドラ
次節は最終節となり最後まで目が離せない昇級への切符をかけた戦いが繰り広げられる事は
間違いないだろう。
C2リーグ第4節:音羽なお
C2リーグ4節目。
昇級に向けてそろそろ意識する方も多くなってきました。今節はどのような展開になるのでしょうか。
1卓(柿本・山本・富田・音羽)
2回戦に富田が60,000点を越える点を持ち、3人沈ませの+43.4P。
1回戦も富田がトップだったので大きな加点となりました。
終局の時点では富田+33.2P。柿本は最終戦トップでマイナスを28.1Pに抑えて昇級争いラインにとどまった。
2卓(宮澤・福原・南田・伊原)
あまり大きく差がなく、福原が+13.8Pで昇級を濃厚にさせます。
南田もマイナスではあったが△0.4Pなので最小限に。次節の昇級争いに参加です。
3卓(秋山・中島・行野・根越)
3回戦までの成績がこちら。
中島+47.3P、秋山+23.6P、行野△17.0P、根越△54.2P。
4回戦、南4局1本場。中島の親番
根越55,100、秋山30,100、行野25,500、中島9,300。
根越がトイトイの仕掛けから、南が出ればダブ南トイトイの形になります。
できれば現在トップの中島か秋山からロンしたい局面ですが、行野から南がでるもスルーして、本場を積む。
熾烈な争いの中、根越が5,200をアガリ3人を沈ませて、△54.2Pあったものが△13.5Pまでに追い上げました。
秋山は+9.7Pと4節までのトータルプラス。最終節、昇級争いです!
最終節の卓組は1.3.5.7位、2.4.6.8位、9.10.11.12位で組まれ、順位が近い人との直接対決でもあるので、今までとは違った雰囲気になりそうです。誰が昇級できるのか、どういう展開になるのか楽しみです。
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