第23期特別昇級リーグ 決勝レポート 野方 祐介
2018年02月13日
今回の特昇リーグ決勝、福島、大和田、上田、七瀬、小野の戦いとなった。皆優勝のB1を狙っているだろうが、DリーグからCリーグへの昇級も嬉しいので、それぞれテーマは違うだろう。
そして現状のポイント。
福島+208.5P C2
大和田+185.2P C2(リーグ戦マイナスのため昇級権利なし)
上田+130.1P C2
七瀬+110.8P D1
小野+106.2P D2
ポイント上位から抜け番の5人打ち。
1回戦 南1局
大和田37,800、七瀬37,700とトップを競っている。
親の大和田、をポンしてこの形。
ポン ドラ
ここから切り。
七瀬
ここからテンパイとらず、を重ねてリーチ。
ツモテンパイの大和田から打ちだされる。
南2局
ドラ
このリーチで4,000オールをツモアガリも、1本場大和田に、
リーチ ツモ ドラ
リーチのラス牌をツモられ親かぶり。堪えていた小野、七瀬のプラス。
七瀬+22.6P 小野+6.5P 大和田▲8.5P 上田▲19.3P
トータル
福島+208.5P
大和田+176.7P
七瀬+133.4P
小野+111.4P
上田+110.8P
七瀬がトータル3位まで浮上。
2回戦
起親の七瀬、1人テンパイ、2,600オールと調子が良い。
そこに割って入って来たのが小野。
リーチ ドラ
リーチ、ツモ1,000・2,000。
その後、小場の展開が続くが、ラス前福島が
ドラ
この七対子をツモり、原点付近まで浮上し終局。
七瀬+21.1P 小野+6.5P 福島▲5.9P 上田▲21.7P
トータル
福島+202.6P
大和田+176.7P
七瀬+154.5P
小野+117.9P
上田+89.1P
上田が昇級するには2着以上、かなり厳しくなってきた。
3回戦
東3局、親の福島が丁寧にテンパイを取るが、1本場大和田からダブリーを受け、満貫の親かぶり。福島はなにを思うのだろう。
ダブルリーチ ツモ ドラ
そして南1局、七瀬のリーチに大和田が振り込む。
リーチ ロン ドラ
7,700のアガリ。だが、南2局、福島の早いテンパイに捕まる。
ドラ
七瀬からロン、12,000。
続く南3局、。七瀬に早い高め大三元のテンパイがはいる。山には1枚ずつ残っている。
ポン ポン ドラ
親の福島
ここからテンパイとらず。終盤七瀬からポンの単騎テンパイ。どちらも高いテンパイがはいるが、は王牌の中、流局。
オーラス大和田が4巡目リーチ。
リーチ
ツモアガリ。七瀬1人沈み。
福島+17.0P 大和田+7.0P 小野+3 .2P 七瀬▲27.2P
トータル
福島+219.6P
大和田+183.7P
七瀬+127.3P
小野+121.1P
上田+89.1P
4回戦 東2局 小野がドラのをツモり抜け出す。
ツモ ドラ
東4局、親の福島の配牌が良い。
ドラ
だが上田の配牌がもっと良かった。
を引き入れ、あっさりツモ。
リーチ ツモ
2,000・4,000。
南4局、案外接戦となっていたが、1人浮きトップ目の小野に5巡目ピンフテンパイが入り、福島からアガリ。
ロン ドラ
2,000。
小野+21.4P 福島▲2.8P 上田▲5.1P 大和田▲13.5P
トータル
福島+216.8P
大和田+170.2P
小野+142.5P
七瀬+127.3P
上田+84.0P
抜け番の小野は、このまま終わるのを見守るのみ。大和田が大きなラスだとラッキーだが、七瀬がトップだと逆転される。
5回戦 小場の展開で東場を終え、南2局。
大和田が早い三色のテンパイとらず、跳満以上を狙うが、福島のポンテンに阻まれる。
大和田
打 ドラ
福島
ロン
南4局、大和田は役満ツモ条件、七瀬、上田は役満でも届かない。
七瀬がのポンから仕掛ける。狙いは3位のようだ、高めなら変わるが、何事も無く終局。
ポン ポン ドラ
七瀬+14.5P 福島+7.8P 大和田▲8.5P 上田▲13.8P
最終結果
優勝 福島+224.7P
2位 大和田+161.7P
3位 小野+142.5P
4位 七瀬+141.8P
5位 上田+70.2P
福島がB2へ昇級、他4人がC2に並んだ。来期のリーグ戦を楽しみに待ちたい。
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