北陸リーグ レポート/第8期 北陸リーグ 第1節レポート
2013年03月22日
お初の方は初めまして。ご存知の方はご無沙汰しておりました。
第8期北陸リーグのレポートを担当させて戴きます22期生の荒谷と申します。
拙い文章ですが半年間のお付き合い、どうか宜しくお願い致します。
私事ではありますが、このたび中部本部より北陸支部に移籍して、戦いの場を地元である北陸の地に移させて戴きました。アマチュアの方も入るリーグ戦は初めてという事で、心機一転、新人の気持ちで臨みたいと思いながらも、中部プロリーグで鳳凰位戦のA・Bリーガーやタイトルホルダーと戦い続けてきた自負もあるだけに、中部の名に恥じぬ麻雀を心掛けようという想いを胸に、今期を戦い抜きたいと考えています。
さて、プロアマ総勢21名が集まった第8期の北陸リーグだが、1節目にして早くも縦長の展開となり、今後の各人の戦略が問われる機会が多くなりそうである。
只一人100P越えの森田繁基さんは、2回戦、3回戦と四暗刻を連続でアガる豪腕を発揮し、見事なスタートダッシュに成功。早々に決勝の椅子を予約したかに見える。
オールプラスで2位に着けた小泉さん共々、彼らはアマチュアながら北陸では実力・実績の兼ね備えた打ち手で、その重厚な打ち筋は私も度々セットの場で勉強させて戴いている。
「今節はTV対局モードで行く」と開始前に意気込みを述べていた山井も好位置につけている。
リーグ内でも特に注目を集める立場だけに、今後も他者のマークの中で決勝の椅子を確実に狙ってくるだろう。
逆に、大きく躓いてしまった後藤、松原は、次節以降の巻き返しに期待がかかる。
ただ、目の前の1局のみに全霊を傾けるのではなく、全節を見据えての押し引きができる『大局観』。
長いリーグ戦を戦い抜く上で、この部分の有無に関しては今更語るまでもない両名。
今期終了時には、キッチリとスコアを纏めてくるのではないだろうか。
私自身に関しては、結果的には良い順位に居るが、1回戦で箱をかぶる1人沈みのラスという見事な立ち上がり(?)からの3連勝。粗い麻雀と言われても返す言葉も無い。ただ、これが打撃戦を旨とする私の平常運転。北陸リーグのデビュー戦、その初手で横っ面を豪快に張り倒されたおかげで、かえって己の雀風を見失わずに貫く事が出来た事を、スコア以上の収穫としたい。
北陸リーグには昇級/降級のシステムがなく、アマチュアの方も多い為、次節以降の戦略等勝手の異なる部分も多いが、全5節全てを学びの場とし、プロアマの隔てなくリーグ戦にて勉強させて戴き、その上で尚、己の雀風を貫く気概を忘れずに今期を戦い抜きたいと思う。
順位 | 名前 | プロ/アマ | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 森田繁基 | アマ | 110.2 | 110.2 | ||||
2 | 小泉陽平 | アマ | 53.5 | 53.5 | ||||
3 | 荒谷誠 | プロ | 46.4 | 46.4 | ||||
4 | 飯田輝雄 | アマ | 42.5 | 42.5 | ||||
5 | 本田朋広 | プロ | 33.7 | 33.7 | ||||
6 | 山井弘 | プロ | 30.6 | 30.6 | ||||
7 | 平澤憲一 | アマ | 26.7 | 26.7 | ||||
8 | 窪田一彦 | アマ | 22.4 | 22.4 | ||||
9 | 恵比須均 | アマ | 18.9 | 18.9 | ||||
10 | 濱平光朗 | プロ | 16.9 | 16.9 | ||||
11 | 谷口真悟 | アマ | 8.5 | 8.5 | ||||
12 | 押川憲一 | アマ | ▲ 9.8 | ▲ 9.8 | ||||
13 | 香林明子 | プロ | ▲ 12.4 | ▲ 12.4 | ||||
14 | 光岡大幸 | アマ | ▲ 24.8 | ▲ 24.8 | ||||
15 | 谷内口遥 | プロ | ▲ 30.1 | ▲ 30.1 | ||||
16 | 高村和人 | アマ | ▲ 31.3 | ▲ 31.3 | ||||
17 | 森田有一 | アマ | ▲ 41.6 | ▲ 41.6 | ||||
18 | 後藤正博 | プロ | ▲ 54.4 | ▲ 54.4 | ||||
19 | 松原健志 | プロ | ▲ 58.2 | ▲ 58.2 | ||||
20 | 小坂智徳 | アマ | ▲ 66.5 | ▲ 66.5 | ||||
21 | 北川光 | アマ | ▲ 83.2 | ▲ 83.2 |
決勝進出ライン:順位枠内に表示
カテゴリ:北陸プロリーグ レポート