十段戦 レポート

第37期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第37期十段位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

締め切り:2020年12月11日(金)17:00まで

番号 名前
段位
プロフィール 前原 沢崎 藤原 ともたけ 藤崎 瀬戸熊 編集部
1

伊藤優孝
九段
現十段位
第3期 最強位
第6期 雀魔王
第9期 鳳凰位
第6、7期 發王位
他多数

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2

杉浦勘介
六段
第36期十段位決定戦 3位
第9期野口恭一郎賞 受賞
第39期王位戦 準優勝

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3

柴田吉和
五段
第32期十段位
第28期新人王
第19回モンド杯 優勝

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4

内川幸太郎
七段
第35期十段位
第34期鳳凰位決定戦 4位
第7期グランプリMAX 4位
第37期王位戦 3位

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5

本田朋広
四段
第10期グランプリMAX優勝

 

 

予想者コメント

荒正義

タイトル戦決勝は、経験値が物をいう。となれば、伊藤プロが本命。
対抗は杉浦プロと見ます。ここ3年、彼の打ち方が進化している。
切り込みが鋭く、ギリギリまで押してくる。そこに魅力を感じます。

◎ 伊藤優孝
○ 杉浦勘介

 
前原雄大

それにしても打ち盛りのプレイヤーが多く残ったものだな__。
それが私の素直な感想である。
4人の挑戦者の映像はほとんど観ている。本命は杉浦勘介、対抗が内川幸太郎。これが私の予想である。
普通はタイトル獲得経験者を軸に考えるものである。そうしなかったのは、杉浦のここ1年の変貌に驚かされたからに他ならない。
彼をここまで変容させたものは、昨年の十段戦決勝の負けであると睨んでいる。
対抗の内川であるが、本命にしなかったのは対局過多と稽古量の問題である。
この2人にしたのは、勝ちたいという曖昧模糊とした思い入れではなく、勝つという意志を感じるからである。殊に杉浦には強く感じざるを得ない。
初日、抜け番の位置から、何をすべきか考え実行できるちからを有している。普通の対局と違い、5人打ちの対局はそこは要の1つであることは相違ない。
昨年解説をさせていただいたが、一視聴者としては誰が勝っても良いのだが、最終日の伊藤優孝さんのような素晴らしい勝ち切り方をみたいものである。
これは願いであり、祈りでもあり、打ち手の使命でもあるように考える。

◎ 杉浦勘介
○ 内川幸太郎

 
沢崎誠

防衛の伊藤プロは、A1リーグの最終節も重なり2つを追うことになりますから、他の選手とローテーションを比較すると厳しく思います。
挑戦者は甲乙つけがたい活躍をしておりますが、近年十段位を獲得している内川プロが相性的にも一歩リードするように思います。
続いてはグランプリ優勝から活躍続きの、本田プロがいま一番打ち盛りのように思います。
この難しい組合せは

◎ 内川幸太郎
○ 本田朋広

と予想します。

 
藤原隆弘

初の十段位防衛戦となる伊藤。昨年はA1最下位と苦しいシーズンの中、最年長記録を大幅に塗り替える、70歳で十段位を獲得した快挙はまだ記憶に新しい。
今年もA1最下位争い中で、シチュエーションは同じ。息子ほどに歳下の挑戦者達に、格と経験値の差を見せて連覇すると予想する。
ただ、3日間の決定戦は長いので、高齢により気力と体力が続かずエンジン不良に陥った場合は、今期グランプリや最強戦プロ代表戦を制して勢いに乗る本田が2つ目のG1を掴み取ると見る。

◎ 伊藤優孝
○ 本田朋広

 
ともたけ雅晴

今期の挑戦者は若手の4人になったが、リーグ戦での調子の良さ、攻守のバランス良さから昨年の決定戦にも出場している2人を推したい。
2人に差はないが、タイトル奪取への気持ちが一番強いのが杉浦だと思うので本命にした。

◎ 杉浦勘介
○ 内川幸太郎 

 
藤崎智

勢いのある若手の挑戦者が揃った。ベテランの伊藤としては闘いづらいメンバーだと思う。ただし挑戦者4人とも麻雀のスタイルは似ているような気がする。苦しい局面はじっと耐えてチャンスが来るのを待つタイプ。局面を自力で切り開くタイプの伊藤が最後まで優勝争いに絡みそう。期待も込みで伊藤対抗。4人の中で誰が主導権を取るかは予想は難しいがA1経験が大きいとみて内川本命としたい。

◎ 内川幸太郎 
○ 伊藤優孝

 
瀬戸熊直樹

「必ず決勝まで上がって来い!」
守れなかった漢の約束を来年果たしたいので連覇を期待して本命とします。
対抗にはベスト16オーラスで、あと2巡しかないところから見事逆転勝ちを決めた本田さんを。
自分の勝ち運をしっかり落ちついて掴みとるところを見ていると、年齢とキャリアにはない勝負師としてのセンスを感じます。
熱い闘い間違いなし。楽しみです。

◎ 伊藤優孝
○ 本田朋広

 
編集部

現十段位の伊藤に挑戦する4名は、ともに中堅どころでいま一番乗っている30代、40代の打ち手となった。
杉浦、本田がとれば、初の十段獲得で杉浦はG1初優勝となる。
しかし十段と言えば連覇が多いタイトル戦で、これまでのデータを見てみると、36期で19名が優勝しているが、内連覇以上が7名で8回(前原が2連覇と3連覇している)。
ここ最近では藤崎連覇のあと内川、伊藤ときているので、ここで連覇がくるのではと予想する。
対抗は、ベスト8で前原、山田の猛追を交わし5年ぶりに決勝進出を果たした柴田とする。

◎ 伊藤優孝
○ 柴田吉和