第38期鳳凰戦A1リーグ第1節B卓レポート
2021年04月16日
初のA1参戦となる杉浦勘介に注目!!
瀬戸熊直樹
前田直哉
HIRO柴田
杉浦勘介
1回戦に好スタートを決めたのは前田。
東1局 北家 ドラ
【7巡目】打
を切ると広い1シャンテンだが、マンズとソウズを234とし、タンヤオを確定。
【11巡目】打
メンタンピンのリーチが打てるが、単騎のヤミテンに。
【12巡目】打
今度はに変化。リーチしてドラツモなら跳満だが「自身で3枚使いだから全く魅力ない」(対局後本人インタビューより)との事。
カンの確定満貫のヤミテンでアガる。
前田はその後もドラと手役、リーチとヤミテンをバランス良く使い1回戦トップ。
2着は東4局にメンホンをアガった柴田。
2回戦も前田が好調。ダブドラドラの3,900オールから始まる。
東3局、20,900点持ち4着目の瀬戸熊がドラドラの手をポンから(後に加カン)。
柴田からが出て6,400をアガると、南2局3本場には柴田のリーチにと無筋を押し切り400・700(+2,900)のツモ。瀬戸熊はプラスの2着となった。
3回戦は柴田が単騎のダブルリーチ。アガリを見た前田から6,400(+300)を直撃してリード。
東2局2本場ではタンヤオドラドラ高めイーペーコーのヤミテン。
前田からで12,000(+2,600)をアガって連荘すると、さらにドラドラ七対子をヤミテンでツモ。親満の加点で柴田は磐石。
柴田の大物手に飛び込み厳しい半荘となった前田だが、ドラドラシャンポンをリーチして満貫ツモで素点を回復すると、その後は決して無理をしない。
を切ればチャンタがついて満貫テンパイでも安全にを切って5,200。オーラスもヤミテンでアガってマイナスの2着。
4回戦もメンホン七対子ドラ単騎をアガった前田がリードするが、ここで待ったをかけたのは、A2から昇級し本日A1デビュー戦注目の杉浦。南1局に5,200、南3局に2,000・3,900(+1,300)をアガって迎えたオーラス。
を加カンして、トップ争いの前田から3,900(+5,600)をアガリ、杉浦が4回戦トップ。3回戦までのマイナスの多くを返して次節以降に繋げた。
前田が卓内トップ。2連勝も凄いが、3回戦で大きなラスになりそうな所を2着にまで回復させたのが大きい。
次回A1は4/21(水)17:00開始予定。
古川孝次
藤崎智
紺野真太郎
黒沢咲
変幻自在のサーフィン打法古川と、鳴かない麻雀の代表格の黒沢が同卓。そしてたまに忍ばないけど基本は忍者の藤崎。リーチは来るのか、来ないのか?
この3人を相手にどう立ち回るのか、紺野の動向にも注目したい。
(文:編集部)
カテゴリ:プロリーグ(鳳凰戦)レポート